静岡山岳会
Shizuoka Alpine Club

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月例

山行

定例会

山岳会概要

定例会ニュース No22(2016/03/17)

定例会出席者

田村、小田、赤石、村松、小野田、掛川、江戸、立浪、安陪、高本、根本

3月月例山行(スキー登山・雪稜) 尾瀬笠ヶ岳  小田、田嶋、鈴木、小野田、根本

こちらの報告は月例に移しました。

3/13 立岩(クライミングスクール講習) 立浪、高本、他

来年度は新しい講習生に教える側になるので、復習をした。(高本)

3/15 伊豆、河津町の山 登り尾(1057m)  赤石 他2

天城トンネルを抜けて二階滝(二階だる)駐車場から旧天城越えの道を歩き、寒天橋からチェーンで閉じられている八丁池に続く舗装されたきれいな寒天道路を歩く。1時間ほど歩くと道路から右へ入る登り尾への登山道の看板がある。歩きやすいゆったりした道を新山峠から右に折れて尾根伝いに山頂に向かう。昨日降った雪が1センチほど積もっている。暖かいので湿った雪だ。あせび、ブナ、ヒメシャラ、りょうぶなどがまばらに生えている雰囲気の良い林の中を歩く。平坦なので踏み跡が不明になり、赤布を探したり道を探したりする。山頂は円くて 広い。木々に覆われていて展望はないが、東北に雪の被った万二郎、万三郎方面 だろうかが見えた。柔らかい日差しで暖かくも寒くもない。半時程休んで山頂を 後にした。
同じ道を降り駐車場へ。登る時は気が付かなかったが、三叉の木が満開の淡い黄色の花を咲かせて群落を作っている所もあった。4時間半程の行程だった。

【山行計画】

3/19~20 氷雪技術訓練 新保高ロープウェイスキー場跡 小田、小野田、高本
3/20   七ツ峰 掛川、他1
3/21   田原アルプス 掛川、他2
3/20~21 乗鞍岳、白馬乗鞍岳 田村、他3
3/26~27 守門岳、浅草岳 小田、田村、小野田 ※参加者募集中
3/26~27 八ヶ岳 根本、他1
3/26~30 熊野古道 小辺路 赤石、他1
3/28   高尾山 田村、他5

定例会ニュース No21(2016/03/03)

定例会出席者

田嶋、佐野、田村、苫米地、村松、鈴木、掛川、江戸、立浪、安陪、高本、根本

2/21~22 大薙山、赤禿山(スキー登山) 小田、赤石、安陪、小野田、(22のみ、田村、他1名)

2/21 大草連9:25~13:50大薙山14:10~大草連
2/22 夏中6:50~12:00赤禿山12:40~16:00夏中
大薙山は古くから知られた山スキーの名山である。但し、今回は雪質悪く、楽しめなかった。赤禿山は、私のおすすめである。雪は少し重かったが、山頂から駐車場まで新雪が楽しめた。(小田)

深雪での斜滑降、キックターンをする場所の選び方等、まだまだ修得しなければならないことが沢山ある。赤石さん、小田さんから言われた『ころんだだけうまくなる』はあまりにも無情だ(如何に沢山もころんだかご想像ください。45年ぶりに、山の新人の気持ちになりました。新人哀歌を思い出しました)。
山スキーの有効性を実感したので、ご迷惑をおかけしますが、また行きたいと思う。ゲレンデの練習で役立ったのは、林道に出てからだった。(安陪)

2/21~23 山スキー

★21日 峰方~周遊コース 風岡、内藤、田村、他1名
静岡を5:00に出て白馬駅にて風岡さん、内藤さんと9:30頃合流。
閉鎖された白馬峰方スキー場から今冬、初めてシールをつけて歩く。駐車場でワカンをつけた地元の方にあっただけ、誰にもあわなかった。インフルエンザが治って3週間も経つのに体力がイマイチだった。ハイランドホテルで入浴してから山荘へ(田村)

22日 赤禿山 小田、赤石、安陪、小野田、田村、他1名
小谷道の駅にて小田さん達と5:30に合流。夏中集落に駐車。6:50、シールをつけて歩く頃には雪もやみ、明るくなり、ほっとする。昨日、歩いたので、慣れてよかった。しばらくすると田村さんトップで歩く?誰も歩いていない雪の道路をトップで歩くのは快適だった。山頂へ向かう斜面はきつく感じ、こんな、はずじゃない!もう少し歩けるはず!山頂には予定より少しタイムオーバー。下りの滑りは?今まで教わってきたのが出来たのか?小谷道の駅で入浴して会のメンバーと別れ昨夜の山荘へ戻る。何故、転んだのか?まだまだゲレンデスキーの基礎をしっかりやらないとダメ!何事もそうだと思う、基礎をしっかりやらなければ、そう思った(田村)

23日 八方尾根国際ゲレンデ 田村、他1名
3日間とも雪質が違った。昨冬~今冬はゲレンデでは転ばなくなっただけでも進歩したかな?

2/27 天狗原(山スキー) 風岡、漆畑、他1、高本(ゲレンデスキー)

前夜発日帰りで、栂池高原スキー場?天狗原?白馬乗鞍スキー場と縦走した。本来なら山ノ神ルートを滑る予定だったが、思いのほか登りに時間がかかり、ガスが出てきたので、栂池高原スキー場方面に戻ることにした。しかし、親沢に向かう谷に入り込んでしまったためそのまま滑り、1450m付近で若葉の頭(1598)に登り返し、白馬乗鞍スキー場の林道に降りた。結局、8時半から4時までみっちり山スキーを堪能することになったが、雪山での読図と、滑りながらの地形把握は非常に難しく、良い経験となった。(漆畑)

2/27~28 七面山~梅ヶ島 掛川、他4

二週間前のリベンジ戦にしては、絶好のお天気とコンディションで気持ち良い縦走が楽しめた。七面山~八紘峰は思ったよりアップダウンがあった。15時50分のバスに乗るのに最後は巻き巻きだった。

2/28 三森山(みつもりやま) 1100m 赤石、他1

岐阜県恵那市岩村町にある山。この町は岩村城で有名。700mの山上にあった大きな山城でかつて戦国時代の一時期に女性の城主であったことでも有名。この岩村城の城址の北にある山が三森神社のある三森山だ。岩村ダムの駐車場から東へ神社への参道を登り、神社を過ぎて三森山の山頂に出る。木々が多く展望はない。山頂から南西に下り林道と交差する峠から北に下ってダムの駐車場に下山した。日曜日でもあり数パーティのハイカーと行き交った。一回り4時間程のハイキングだった。帰りに城下町の岩村町を散策して来た。

2/28 富士見岳 根本、他4

大滝の結氷を見に、俵峰からハイキング。
易しいコースで運動不足の体にはちょうどよかった。残念ながら滝は凍っていなかったが、一部氷柱が残っていた。登山道には上の方だけ少し雪が残っていた程度。ガスっていたが、富士見岳頂上から富士山が見えた

【山行計画】

3/13   立岩(クライミングスクール講習) 立浪、高本、他
3/19~20 氷雪技術訓練 西穂 小田、赤石、小野田、高本
<月例>
3/12~13 笠ヶ岳 小田、田嶋、赤石、小野田、鈴木、根本、(安陪)

定例会ニュース No20(2016/02/18)

定例会出席者

定例会の参加者を記載(明朝)

2/7 八ヶ岳阿弥陀北稜 風岡、内藤

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2/11 毛無山(1946m) 赤石、他1

山梨県側から登って来ました。
下部温泉の奥、湯の奥林道に入り冬期閉鎖中のゲートから林道を1時間程歩いて広河原登山口から登った。雪はくるぶし程で途中の金鉱山跡まで先行者の足跡があった。尾根を目指して登り地蔵峠に出る。尾根上は朝霧高原側からのトレースがついていた。更に麓からの分岐まで登るときれいな踏み跡になった。山頂では数パーティに会った。快晴の良い天気で富士山がすばらしかった。この山は27年前に麓から登ったことがあった。その時も2月で富士山がきれいだったのを覚えている。
同じコースを下って9時間強の行程だった。このコースでは誰にも会わなかった。

2/11~12 木曽駒ヶ岳 小田、安陪、小野田、高本

2/11 千畳敷10:15~11:30乗越浄土11:45~12:30駒ヶ岳13:00~13:30乗越浄土13:45~伊那前岳~15:45北御所登山道2630m地点
2/12 幕地7:05~8:45うどんや峠~10:10林道~11:25北御所登山口

高本さんの冬山訓練である。北御所登山道を下からラッセルして上がるつもりで4日間を用意したが、春一番が接近中である。
3日目は間違いなく暴風雨なので、仕方なく、逆コースにして2日で下山してきた。既に気温は上昇してきていて、冬山の厳しさはどこにもない。残念だが、冬の生活技術習得にはなったであろう。(小田)

天気が良く、景色が素晴らしかった。(小野田)

8月中旬の黒部源流以来のテント泊。網膜剥離は完治していないので、距離感が分からない。完全に直るか、いつ直るかは神のみぞ知るである。現実を受け止め、一歩づつ前に進もうとの思いで参加させていただいた。距離感以上に体力不足を感じた。40年ぶりに見る冬の宝剣はすばらしかった。(安陪)

週末には低気圧が日本海を通過することが予想されたため、山行計画は大幅に変更。3泊4日の予定を変更し、1泊2日で当初のルートを逆に行くルートとなる。
菅の台バスターミナルからバスに乗り、まずはしらび平駅へ。しらび平からはロープウェエに乗り替え、一気に1000m上がり、千畳敷に到着する。千畳敷は一面白銀の世界、空は澄み切った青空。
南アルプスが遠くにくっきり見え、富士山がひょっこりアルプスの上に顔を出していた。南アルプスの大パノラマを存分に眺めることができた。 千畳敷から稜線を目指し登り始める。急斜面だったが、先行の登山者も多く、トレースを追えば特にラッセルの必要もなく登れた。
乗越浄土を超え、山小屋にザックを置き、そこから駒ケ岳山頂までを往復する。駒ケ岳の山頂も最高の快晴。西は御岳山に白山の連峰、北には穂高、東は八ヶ岳に南アルプス、日本の名立たる山がすべて見えるのではないかと思うくらいの見晴らしのよさだった。折り返し、伊那前岳から稜線を下りながら歩く。初日は2600M付近の稜線で幕営。
翌日はさらに稜線を下る。幕営地から少し下ると樹林帯の中に入り、うどんや峠から稜線に別れを告げ、尾根伝いに北御所谷に向け下る。谷に降りていくと山腹に伸びる林道で出て、そのまま林道を下り、バス停まで歩いた。今回の冬山山行では多くのことを学ぶことが出来ました。
気付いたことを以下簡単にまとめました。
・天候 日本海を通過する低気圧には要注意すること。そのためには天気図を読む力が必要。
・幕張 冬山の幕張は初めてだった。特に稜線付近では風が強く、斜面にも近い。飛ばされぬよう、滑らさないよう道具を慎重に扱わなければならない。細かい気配りが必要でした。
・テント内での過ごし方 複数人でのテント泊も初めて。テント内での水作り、食事の準備、明日の飲み水の確保など結構やることは多く忙しかった。しかし、これも冬山の楽しみの一つだと知りました。
・アイゼンワーク アイゼンをスパッツにひっかけ転びそうになった。また、リュックを担ぐときにアイゼンをひっかけ、ザックに穴が開いた。アイゼンをもっと意識して行動しなければならないと感じた。
・雪の上の歩行 雪の下にはたくさんの空洞があり、そこを踏み抜くとズボッと時には腰まで埋もれる。足を抜くには脚力も必要だった。片方の足に全体重を乗せるような歩き方はよくないと思った。
・荷物 冬山に何を持っていくか、出発前はだいぶん悩んだ。特に衣類、心配なのでついつい多く詰め込み、最終的にザックは20㎏程度になった。冬はどうしても必携の道具が多いが、まだまだ取捨選択できる余地があると感じた。
今回の山行では初日は絶好の天候にも恵まれ、冬山の楽しさ、その魅力を充分に感じることができました。ただ、ラッセルして登る、猛烈な風や吹雪の中での行動など冬山特有の厳しさに対してはまだまだ経験できていません。天候のため残念ながら大幅な計画変更を余儀なくされましたが、今回経験できなかったことは今後の課題として次の山行につなげていきたいと思います。(高本)

2/13~14 七面山 根本、他1

3月の月例に向けたリハビリ登山。
もともと天気が崩れるという情報だったので、七面山から梅ヶ島縦走の計画は早々に変更。春一番が吹く予報だったが、階段状の参道だし宿泊も敬慎院なので、ひとまず行ってみることにした。初日は天気が良く、半袖で十分なほど気温が上昇。それでも表参道の30丁目を過ぎるあたりからはアイゼンが必要だった。
夜のお勤めを終える頃には予報の通り暴風雨となり、14日朝のお勤めまで土砂降りが続いた。8時過ぎ、敬慎院を出る頃には小雨になっていたが、七面山には登らずに行きと同じ表参道で下山。宿泊者は他に信者の夫婦1組だけで、今回も敬慎院名物(?)の長い布団で寝ることはできなかった。

2/18 山伏 掛川、他1

久々の山伏、日影沢コースを歩いた。
崩壊等により前と幾分かルートが変わってるようだった。雪は山頂で5センチほど。蓬峠から上部の登山道は所どころ凍ってるので、軽アイゼンを使用した。山頂は晴天だったので、南アの雄姿を堪能できた。

2/18 富士山 県警・消防救助訓練(取材) 立浪

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【山行計画】

2/21   峰方~ハイランド 風岡、田村、他1
2/21~22 赤禿山、大渚山スキー登山 小田、安陪、小野田、赤石
2/27~28 七面山 掛川、他
2/28   富士見岳 根本、他3
3/19~20 氷雪技術訓練 西穂 小田、高本、赤石、(小野田)
<月例>
3/12~13 笠ヶ岳

定例会ニュース No19(2016/02/04)

定例会出席者

桑畑、佐野、田村、小田、赤石、村松、小野田、掛川、立浪、安陪、高本、根本

1/9  伊豆 猿山(1000m)  赤石、他2

猿山行きは昨年1月から今回で4回になる。
最初の2回は南側かトライしたが道が不明になり失敗した。3回目は昨年の2月にやはり南側の諸坪峠から登った。
この時ルートファインディングが面白かった。今回は北側からのコースを選んだ。二本杉峠から登り尾根筋を歩き滑沢峠を過ぎて三蓋山に登る途中から南に延びる広い尾根に道をとる。この尾根は取り付くのにはっきりした道がない。途中小僧山を通るがこの山頂に標識がなく同定するのが不安なくらいだ。広葉樹の中に踏み跡を探して赤布を頼りに地図で確かめながら歩くという面白い山行だった。
往復して帰ってきた。約8時間半の行程だった。

1/23~24  準月例 白馬八方尾根ゲレンデスキー

こちらの報告は月例に移しました。
お楽しみください。

1/27~28  又七山スキー登山  小田

1/27 秋山スーパー林道分岐11:50~12:55 2.4km地点(BC)
1/28 BC6:30~9:10又七山9:45~10:58 BC 11:30~12:30秋山スーパー林道分岐

27日 1380m地点までラッセルして戻る。
28日 全く話題に上らない山である。1年前、鳥甲山にスキー登山した折、名前に惹きつけられていつか登ってみたいと思った山だ。今年は積雪不足で藪が少々うるさい。山頂手前のピーク前後が特にひどく、最初は西側を次に東側をトラバースしようとしたが通れない。仕方なく、もっと下の窪地まで下ってみたら、ここが素晴らしい所だった。夏は恐らく湿原だろう。人知れず、花が咲き競っている光景を想像する。見たことのある人は何人もいないだろう。

1/31  篠井山  佐野、根田、他1(OB中野)

8:00奥山グリーンロッジ - 8:23登山口 - 9:40明源の滝上部 - 10:23渡り場の頭 - 11:15篠井山山頂12:04 - 13:47奥山グリーンロッジ

佐野さんに誘われて冬の篠井山にいってきました。十数年前大洞川を沢登りして稜線、山頂付近でタラの目をとったことしか記憶になく、改めて地図で確認しながら行ってきました。
当日は晴れのち曇りでした。沢筋は凍っていないかと思い昨年田嶋さんより借用しているアイスバイルを持っていきまたが、沢筋は南面、気温が高いので、凍っているとは思えないので車をおいて歩き始めました。渡り場の頭付近より雪道となり(登り2時間ほどは登山道には雪がない)、先行パーテイがいてトレースがついており木々には霧氷がつき、冬山の気分を十分楽しませてくれました。
乾徳山山頂は曇りで眺望が望めませんでしたがいつもの通り、お茶沸かし、私の作ったペニカンでクリームシチュウで試食後にのんびりと下山しました。(下山後この試食は話題にはならなかった)(根田)

車が滑って上がれなかった。霧氷がきれいだった。(佐野)

1/31  山伏  高本

あいにくの空模様。
静岡市内は曇っているようだったが、梅ヶ島まで来ると小雨になり、西日影沢の駐車場では小雪に変わった。登山口から少し進むと所々うっすらと雪が積もり、一昨日からの雨の影響で足元はゆるい。凍結までには至ってなかったがすべりやすく足元に気を付けながら歩いた。登るにつれ積雪は増えていくが、量は多くはない。気温も少し高めで水分を多く含んだ雪質だった。
蓬峠でアイゼンを装着する。そこから山頂までの尾根道でも深いところで20㎝程度の積雪で昨年と比べてもかなり少ないと感じた。昨年と比べてもかなり少ないと感じた。
熊笹の先が雪の上に出ていて、山頂でも積雪は多くなかった。今回の山行は次回の冬山山行のトレーニングとして行った。ピッケル、アイゼンも約1年ぶり。最近は岩ばかりやっていたためか、山を登る体力が少し落ちているように思った。
心身ともにしっかり準備し、冬山に備えたい。

2/2  愛知県新城市の山 宇連山(929m) 赤石 他1

海老集落から棚山林道を入りゲート前の駐車場から登った。
棚山高原の東海自然歩道を沢筋沿いに登った。山頂から北側には三河の山並みが広がっていて遠く北アルプスの白い山々も望めた。帰りは棚山を経由する尾根道を歩いて一回りした。小田さんから聞いていた山頂にある御料局の三角点を確かめてきた。植林地を歩く道が多かったが手入れの良い杉桧と広葉樹の混交林になっていて気持ちの良い歩きが出来た。
6時間半程の行程だった。

2/4  スキー 須山御胎内~御殿庭下  風岡

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【山行計画】

2/7     一難場山西面 小田
2/11~14  木曽駒ヶ岳 小田、高本、小野田、(安陪)
2/13~14  七面山 掛川、他5
2/13~14  七面山 根本、他1
2/19~21頃 スキー登山2本 小田 ※参加者募集中

定例会ニュース No18(2016/01/21)

定例会出席者

田嶋、佐野、田村、小田、清水、赤石、掛川、立浪、安陪、高本、根本(11名)

1/9 ニセコヒラフ~ニセコアンヌプリ  風岡、内藤

報告のみ

1/11 札幌国際スキー場~朝里山  風岡、内藤

報告のみ

1/9 伊豆 城山  高本、他1

前回と同じく城山山頂から少し南に下ったクッキングワールドでクライミングを行う。
ウォーミングアップの後、まずはグレードが5.10レベルのルートに取り付く。同じレベルのグレードでもルートにより難度の違い(個人的な得手不得手)があり、登れるルートもあれば、全く歯が立たないルートもある。
スラブ系のルートはクリアできても、ハング系のルートでは力不足(パワー不足)を感じることが多かった。午後からは5.11レベルのルートに何度も挑戦するが全て敗退。
5.10のルートとの難度の違いを実感する。今回は今年最初のクライミングでもあった。
クライミングを初めてまだ1年も経過していないが、これまでの上達を実感するとともに、今年クリアしたい課題を得ることができたクライミングでもあった。

1/11 竜爪山  小野田、他

好天続きだったのでこの日もと期待していたのだが、残念ながら登り始めてからは殆ど曇っていて寒かった。だが無風だったので頂上でゆっくりできた。
他の登山者達も皆、長い時間過ごしていた。登りは旧道、下りは緩やかな新道を歩いた。雪もなく凍っている所もなく冬の山の様ではなかった。

1/11~12 スキー登山可否調査

1/11 コルチナ国際スキー場上部、夏中、木地屋、小谷温泉
1/12 白馬乗鞍スキー場から黒川上部
あまりの寡雪にスキー登山の計画が立てられないので、可否の調査ということで、上記各登山口を回り、少しだけ入り込んで積雪状況の確認を行った。
スキー場上部を出発地とするコースなら何とか可能というところであった。

1/16 安全のためのザイルワーク講習 富士川ボルダーエリア 小田、高本、赤石、小野田

新人対象の義務講習2回目である。蓬莱橋下のボルダーエリアで行った。(小田)

安全確保、事故対応など大変勉強になった。(赤石)

山岳会のザイルワーク講習に参加。小田会長よりシェリングの結び方、巻き付け結び、懸垂下降、懸垂時途中停止からの自己脱出方法、簡易ハーネス等について学んだ。
■自作シェリング 20㎜幅のテープでシェリングをつくるテープ結び(リングベント)を学ぶ。
これまでロープでシェリングをつくるフッィシャーマン、ダブルフィッシャーマン結びはクライミングスクールで習っていたがテープ結びは初めてだった。
■巻き付け結び プルージック、ブリッジプルージック、フレンチ、マッシャー、静岡方式、カラビナバッチマン等の結び方を学ぶ。
それぞれ長所、短所があり、状況により使い分けられるようになりたい。これまでほとんど使用したことのなかったザイルワークだったが、巻き付け方法が雑だとフリクションが低下するため緊急時にも落ち着いて使用できるようになりたい。
■懸垂下降 ATCを使用せず、カラビナを使用する懸垂下降を学ぶ。半マスト、ダブル半マストでの懸垂下降は初めてで緊張感を伴った。
半マストを実際に使用したのも初めてだった。さらに肩がらみ懸垂を行う。器具がない場合でも懸垂下降が行えるが、バランスをとるのが難しく、ロープが体に食い込み、非常につらかった。
だが、器具のない非常時でも安全に下降できる方法なのでしっかりと習得しておきたいと思った。
■懸垂時途中停止 ロープをカラビナに通し、グリップビレイやさらにロープを巻き付けての固定方法を学ぶ。
懸垂下降時のロープさばきやトラブル時の対応にも使用できるため、実際に使用することも多々ありそうなので今後も繰り返し練習しておきたい。
■簡易ハーネス 6㎜ロープ、20㎜テープを使用し、簡易ハーネスをつくる。6㎜ロープやシェリングがあれば様々な対応ができることが学べた。
より安全なクライミング、確実な緊急時の対応が行えるように今後も定期的にザイルワークの練習を行っていきたい。(高本)

1/17 立岩 高本、根本、他2

今回はクライミングよりザイルワーク講習の復習を行った。
まずはカラビナバッチマンを上下にセットにトップロープで登り返しの練習を行った。フリクションを確かめながら少しづつ登っていく。
緊張しながら登ったが、思ったよりフリクションが効いていて上まで登ることができた。その他にも各種の巻き付け結び、懸垂下降時の停止方法、半マスト、ダブル半マスト、肩がらみでの懸垂下降、簡易ハーネスの作り方の復習を行う。
器具が揃い、トラブルなくクライミングが出来ていれば本来使用することはあまりないザイルワークだと思うが、このような練習を行うことでクライミングの危険性についても考えることができた。
これまではいかに登るかばかりの練習を行って来たが、このようなザイルワークを習得し、いつでも速やかに緊急時に対処できるようになることで今後はより安全、確実なクライミングを目指していきたいと思った。(高本)

★いつもは人任せにしている終了点のセットなどを今回は自分でやったので復習になった。(根本)

1/17 竜ヶ岳 掛川、他7名

三重県の藤原岳の南にある1000mほどの山。
例年は登山口に通じる林道から積雪があるそうだが、今年は山頂でもほとんどなかった。目的だった霧氷ももちろん無し。上部のクマザサ帯は深南部を思わせる雰囲気だった。

1/20 富士山下部(スキー登山) 小田、小野田

水ヶ塚9:30~12:30御殿庭下~13:00 トラバース了13:30(滑降)~双子山手前・幕岩経由~15:50周遊道路~16:13 水ヶ塚

前々日に大雪が降ったので、何とかなるかと思って入山。しかし、大した積雪でもなく、かつ既に最悪の雪質になっていた。
おまけにテレマークのビンディングが破損。歩いて下る羽目になった。(小田)

御殿場口から入る予定だったが道路が封鎖されていたため、須山口から入った。
道路際から積雪があり、そこからスキーを着けて登った。樹林帯だが登山道は割と広く、苦労せずに御殿庭下までは登れた。
木々の間に真っ青な空が見え気持ち良かった。風の音が聞こえたが樹林の中は無風で快適だった。御殿庭下から少し細い道を進み樹林帯を抜けた。
そこは強風が吹いていて、かなり苦労して下りの準備をした。やはり富士山は風が怖い。一昨日の降雪でふかふかの新雪かと思いきや、モナカ状で少々固く、引っかかり易く大変だった。(小野田)

【山行計画】

1/31     宇連山 赤石、他1
1/31     篠井山 根田、佐野
1/30~2/1頃 スキー登山 ルート開拓(1泊) 小田 ※参加者募集中
2/7~8    赤禿山+1 スキー登山 小田、赤石 ※参加者募集中
2/11~14   北御所道~木曽駒(冬山訓練) 小田、高本、小野田

<準月例>
1/23~24  八方尾根スキー 赤石、田村、田嶋、佐野、小田、風岡、高本、清水夫妻、小野田、漆畑、安陪、鈴木

定例会ニュース No17(2016/01/07)

定例会出席者

桑畑、田嶋、佐野、田村、小田、清水、赤石、苫米地、漆畑、村松、小野田、鈴木、掛川、立浪、安陪、高本、根本

12/19 大間~七つ峰~益田山~楢尾(新人研修 読図)  小田、赤石、高本

★高本さん対象の新人訓練第1回である。
昨年度同様、赤石さん達が整備した奥藁科の山で実施した。今回は上記のコースである。
ここも、25000分の1地図上に登山道の記載がなされていない。ゆっくり歩きながら、各人が地図上に道記号を書き込んで行くという方法で行った。
この方法だと、参加者全員が地形観察と地形図との照合作業に集中できる。最後に、赤石さん宅へおじゃまし、GPSの記録をプリントしたものと比較して正否を確認した。
冬枯れの林は、木の葉をすべて落としきって、どこまでも明るく静かである。稜線近く、道は尾根から沢筋へとわざわざ迂回して行く。下り立った小さな流れは藁科川の水源であった。
放棄されたワサビ田が何枚か、昔を物語っている。そこから先、流れは野原の小川のように穏やかになって、更に細く細く続いている。
水消えには、「藁科川源流」の標識がささやかに立っていた。冬枯れの今もいいが、紅葉や新緑の頃はさぞ美しいだろう。
登りついた七ツ峰の稜線からは、赤石と荒川の冬姿が美しく望まれた。
もっと多くの登山者の訪れがあっても良さそうに思う山々である。(小田)

★読図は何回やっても面白い。勉強になった。(赤石)

★山岳会読図講習に参加。行先は藁科川源流域の七つ峰。
登山口への道中、赤石さんの案内で旧楢尾小学校の廃校を見学。
藁科川最上流域には楢尾、崩野、大間の3集落があり、かつての小学校には200名近い児童が山を越え、通学していたとのこと。
楢尾集落奥の下山口近くに車を置き、もう一台の車で登山口のある大間集落に向う。
大間集落からは徒歩で舗装道路を歩き、登山口を目指す。途中、福老滝を見学後、登山道に入る。
尾根に出るまではやや急な斜面が続き、ジグザクと左右にトラバースする道が続く。尾根に出た後は稜線に向かって進むが、途中大きくトラバースして、藁科川源流部を通過し、再度尾根に出る。
七つ峰山頂からは天狗石山方面に稜線伝いに進み、途中1351Mの標高点を探す訓練を行った。
その後、益田山を越えた地点から下山し、楢尾集落へ下った。2万5000分の1地図では等高線は10M毎に記されており、1㎝の幅が250Mに相当し、山の斜面の勾配は等高線間の幅で把握する。
地図上では変化のない斜面でも10M未満の起伏は地図上には表れないため、実際には小さな起伏や上り下りがある場合がある。
また、なだらかな地形では大きな視点で俯瞰するように緩やかな等高線の変化を把握しなければならない。
現在地の地形を読むには10M単位の高低差や前のポイントから平行距離でどのくらい移動したのか把握する感覚が必要なことが分かった。
整備され、標識が設置されている登山道では地図を読まなくても山を歩ける場合が多いが、自分の現在位置が分からないままでは道迷いや事故への対応ができない。
今後は地図を読む習慣を身に着け、その力をアップさせていきたい。(高本)

12/22~23  奥美濃の山 日永山(1216m)舟伏山(1040m)  赤石、他1

★22日 日永山登山。
岐阜県の奥美濃地方と呼ばれる地域の山で、長良川の支流の武芸川の更に支流神崎川の奥にある山。
狭くなる県道を最奥まで走るとそこにかつての小学校の分校跡と呼ばれる広場がある。近くには廃村となったが大きな民家があった。
ここに駐車してしばらく林道を歩くと鎖で閉鎖してあるゲートがある。
更に歩くと砂防の堰堤があり車道が終わりここから登山道になる。かなり急な植林地を登る。植林地を登り切ると笹の中のトラバース道になり稜線出る。あまり歩かれてはいないようで小枝や笹がうるさい。
岩が露出している所などを登り終わると大きな電波の反射板がありそこが三角点のある山頂だった。
誰にも会わなかった。同じ道を下山した。山頂でゆっくりして5時間弱の行程だった。
23日 舟伏山登山。
日永山の南に位置する山で日永山への道路の途中から分岐する道を走り林道の終点に出る。山頂へは東口コースと西口コースがある。
東口コースは伐採作業中で昨年までは登山路が閉鎖されていたようだ。今も集材作業が続いていたが、早朝、作業前だったので伐採地を急いで登ることができた。2~3年の間通行が出来なかった道なので登山道は荒れ気味だった。
冬枯れの道は枯葉で埋まり踏み跡を探しながら登った。急な山だがジグザグの道だった。
途中桜峠、箕輪平などの看板があり2時間半程で山頂に着いた。広い円い山頂には西口コースから登ってきたという若者がいた。曇りの空は今にも降ってきそうで何も見えない。
西口コースを下って駐車場に戻った。4時間強の行程だった。

12/23  安倍峠  根本、他1

ノースでのクライミング練習で膝がやや復活してきた感じがしたので、リハビリ目的で安倍奥ハイキング。
安倍峠の駐車場まで車で行き、八紘嶺まで歩こうと思っていたら通行止めだったので、梅ヶ島温泉に駐車してひとまず安倍峠へ。登りは全く問題なし。
途中でパラパラと降ってきたので、安倍峠の駐車場で引き返し、登山道まで林道を走る。運動不足ですぐに息切れ。その後の登山道はゆっくり下り問題なかった。
今回はザックがかなり軽かったが、重くなった時に同じように歩けるかが不安。

12/27~1/3  熊野古道 伊勢路  掛川、他1

27日伊勢神宮でお参りを済ませ、内宮前のおかげ横丁で最後のまともな食事を済ませ、14時頃より166キロの旅に出発。
初日と最終日は半日行動で、あとは毎日25キロ前後を早朝から夕方まで歩いた。舗装路の歩きが半分以上の毎日は想像以上に疲れた。
全行程を通して天候に恵まれ、一度も降られなかったのはラッキーだった。

12/28~1/2  南ア 伝付峠-蝙蝠尾根-蝙蝠岳-伝付峠-天上小屋山  根田

★1日目(12/28)田代7:00ー14:15伝付峠ー15:56二軒小屋 天候:晴れ
伝付峠の登りではうっすらと落ち葉に雪が乗っており、途中、登山道をはずしたりして二軒小屋へ
2日目(12/29)5:30二軒小屋-6:10取付-2500m付近幕15:30(水場標記の下)天候:晴れ微風
取付で登山届けをだし、「あれ」私が一番のりだと分かり、ひいたすら重荷に耐えるだけの登り、標記を見逃さないように登りました。
3日目(12/30)2500m付近6:15ー7:20徳右衛門岳-15:35蝙蝠岳で幕 天候:晴れ微風
今日からワカンを着けた本格的なら一人ラッセルを楽しみました。蝙蝠岳2687m下の窪みで幕、その夜、遭対委員に状況メールをして、外をみると、富士山は傘がかかっているが、夜空は北斗七星が輝いておりいい雰囲気で床につきました
4日目(12/31)8:15幕撤収後下山-8:30幕場戻り-10:00再度下山開始-14:10徳右衛門岳幕 天候:風雪後晴れ
夜半より風が強くなり、朝目覚めて外をみるとなんと風雪状態で、テント中も冷凍庫状態、朝食の雑煮のもちも半煮え状態、天候は悪いので撤退と決め、テントを撤収、蝙蝠岳で地図と磁石で方向を定めるが、北からの風雪とて読みきれず、戻りテント再設営中トラブル、解消後、雲の隙間から青空が見え、視界が開けたが今から塩見岳に行くには天候が安定して往復で約4時間、頂上付近は雲がかかっており、無理と判断、この日徳右衛門岳まで下山しました
5日目(1/1)6:50幕発-11:04二軒小屋-15:00林道幕14:40発-15:30林道-偵察16:00帰幕 天候:晴れ微風
明日の下山予定には半日の余裕があるので、伝付峠からの林道を利用して笊が岳方面に行けるだけ行こうと計画を変更、伝付峠へ登り返し、約30分林道を歩いたところで幕後、約1時間ほとトレースを着けて帰幕
6日目(1/2)5:45発(笊ヶ岳に向かって)-8:37天上小屋山-12:57伝付峠登口-15:15田代発電所 天候:晴れ微風
途中林道は崩壊しているが、何とか通れる状態、林道終点からトレースがついて少し登ったところで1人用テントが張っており、1人の若き女性がでてきてくれて挨拶。
以後トレースがあるので、這松尾ぐらいまではいけるのかなを思っていましたが、時間切れで天上小屋山までとなりました。
今回一人用シェルターを購入、ツエルトでフライ兼用として考案、食料も味気ないと思いペニカン(バーター固め)を作り、スノーキャンプを楽しみながらの山行でした。やっぱ稜線での風雪は私にはきびしかったです。

1/2  明神山(兵庫県姫路市)  高本、他4

★午前9時半~午後2時半
明神山は姫路市北部に位置し、標高は667m。
低山ではあるが、鎖場もあり、登山も十分楽しめる山であり、山頂からは瀬戸内海、四国も望むこともできる。
新年早々、小学校時代の同級生とともに毎年恒例の新春登山を行った。昔は山仕事のための道しかなかったが、近年は遠方からの登山者も増え、山道の整備が行われた結果、A、B、Cの3コースの登山道がある。
今回はAコースから登り、Cコースを下山した。気温は暖かく、天気も良好。旧友と昔話に花を咲かせながら、登山を楽しむことができました。

1/3~6  東天井岳北東尾根  小田

★1/3(晴れ) 宮城7:57~10:55信濃坂第五発電所送水管(尾根取り付き)11:20~15:40北東尾根1750m地点(幕営)
異常な雪の少なさである。これでは南アルプスと変わらない。猛烈な笹藪をかき分けて登る。標識類皆無。
1/4(晴れ) 発7:05~7:25 1822m三角点~10:00 2030mピーク~14:30 2240mコル(幕営)
笹藪に替わってシャクナゲがうるさい。標高点2096m付近は三つの急峻なピークが連なり、時間がかかった。ここまで来ても、風の吹き抜ける尾根上は地肌の出ているところが多い。
1/5(晴れのち小雪) 発6:00~9:00主稜線~9:37東天井岳9:45~10:00東天井岳下り口~11:19 BC 12:00~15:30 1750m地点(幕営)
2300m付近から、ようやく本格的な積雪となる。ワカンでラッセルし、稜線へ。ガスの行き来する中、山頂に立った。大天井と常念が、ガスの合間に見え隠れしていた。BC帰着後、撤収して1日目の幕場に下る。
1/6(曇り) 発7:00~9:20取り付き点9:40~11:55宮城
再び密藪と格闘して下る。この尾根は確かな記録も見つからなかったが、標識類も皆無であった。

【山行計画】

1/9     城山  高本、他1
1/9     伊豆 猿山  赤石、他1
1/10    鎌倉アルプス  掛川、他1
1/11前夜発 八ヶ岳裏同心ルンゼあるいはジョーコ゜沢でのアイスクライミング 熊谷※参加者募集中
1/16    新人研修(ザイルワーク)立岩 小田、赤石、高本※参加者募集中
1/17    立岩  高本、根本、他2
1/中~下旬(2日間) 赤禿山、他 日帰りスキー登山2本 小田、赤石
          ※参加者募集中
2/11~14  冬山訓練 小田、高本
<準月例>
1/23~24  八方尾根スキー 
赤石、田村、田嶋、佐野、小田、風岡、高本、清水夫妻、小野田、漆畑、安陪、鈴木
  22(金)12:00発 田嶋、田村、安陪
  23(土)3:00発  小田、赤石、佐野、清水夫妻、小野田、漆畑、鈴木、高本

定例会ニュース No.16(2015/12/17)

定例会出席者

桑畑、田嶋、佐野、田村、小田、赤石、村松、小野田、吉田、掛川、風岡、立浪、高本、根本(14名)、見学者1名

12/4  矢倉岳  掛川、他1

足柄峠に駐車し、足柄万葉公園を通過して山頂へ。往復3時間ほどのコース。
平日だが、3~4パーティがいた。さすが関東に近く富士山の展望抜群の山だ。

12/5~6  三原山  掛川、他1

初日はテキサスコースを歩き、お鉢目巡り。、二日目に表砂漠コースから火口口まで行き往路を下山。
二日ともに風が強かったが、富士山、南アの展望が良かった。

12/4~5  伝付峠ー二軒小屋  根田

12/4 07:20新倉ヘリポート-08:40田代第2発電所-10:00八丁峠-10:55保利沢小屋(休止10分)-12:16アザミ沢・ヨモギ沢出合(休止10分)-14:30伝付峠14:40-15:30二軒小屋
12/5 05:40二軒小屋-7:20伝付峠7:40-9:00保利沢小屋9:15-9:54八丁峠--10:28田代第2発電所-10:50新倉ヘリポート

★年越山行の偵察も兼ねて、新倉から伝付峠経由二軒小屋まで行ってきましたが積雪もなく、登山道も整備(標旗、固定ロープ)されており、積雪があれば2箇所の小沢の飛び石渡りに気をつければ、あとはひたすら重荷に耐えばなんとかいけるのではないかと思います。
帰路伝付峠からみる、徳右衛門岳から塩見岳、荒川三山、赤石岳はすっかり雪景色となっていました。
下山が早かったので塩見岳の飯田側の登山口(鳥倉林道)に車で移動しようとしたのですがR152の地蔵峠の手前で暗くなり路面が凍結しているので引き返し飯田IC経由で帰ってきました。遠い。

12/5  城山 クッキングワールド  田中、風岡、高本

当日早朝は風が強く、かなり冷え込んでおり、天候に不安を感じる。だが、城山は快晴だった。城山の林道を車で上がり、峠の駐車場に到着。そこからクッキングワールドまで徒歩約20分程度、歩くと少々汗ばんできた。
クッキングワールドは城山山頂に近く、樹林帯の中のいくつか岩で構成されている。大きな岩はなく、1ピッチで登れる大きさで、コースは5.7から5.11bまでのグレードがあり、ガイド本では初中級者向けコースとある。
まず田中さんがリードで登り、トップロープで風岡さん、高本が登る。最初は5.7、5.8のコースで体を慣らしてから、5.10レベルの岩に挑戦する。「蛸焼~ナ」という名前の5.10dのコースでは最初の取り付きで苦戦する。何度も挑戦した後になんとかクリアし、終盤のホールドの小さい急なフェイスを時折テンションに助けられながらも登り切ることができた。
今回一番の達成感を味わうことができた。最後に5.11aのコースに挑戦する。田中さんは何度目の挑戦で見事クリアするが自分は全く歯が立たなかった。田中さんからは足の使い方を指摘される。どうしても目の位置から上の岩ばかりに意識が集中し、足元がおろそかになっている。
そのため足の置き場や動きが悪く、ムーブがまだまだ未熟と感じる。また、5.10aのコースをリードしたときはハーネスからのヌンチャクの取り外しやカラビナへのクリップがスムーズのいかず、かなり焦ってしまった。岩登りの最中に力が徐々になくなってくると、どうしても岩から落ちる恐怖、早く今の場所から脱出したい焦りが生じる。
一呼吸おき、足元への意識を維持し、しっかりした足場を確保し、焦らず落ち着いた動作を行うことが今後の課題と感じた。
帰り道、城山山頂から見えたの富士山は鮮やかな夕日に照らされ、今日一日の疲労が心地良かった。(高本)

12/9  高尾山  小野田、他

天気が良かったので、まだ少し残っているだろう紅葉を見に初めて高尾山に行ってみた。
登山口付近は真っ赤に紅葉している木がまだあったが上の方はもう終わっていた。登りは稲荷山コースを行ったのでそんなに人が多くなくて静かだった。
頂上から富士山がうっすら見えた。気温が5度位で寒かった。

12/13~14  焼岳  小田、赤石

12/13 安房峠旧道入り口ゲート7:20~8:30登山口8:50~11:10 2350m地点BC
12/14 BC 6:25~8:25焼岳8:45~9:35BC10:26~11:45登山口12:00~12:50ゲート下バス停

月例を中止にせざるを得なかったため、代わりに1日遅れで予定のコースを辿る。やはりすっきりしない天気である。おとといの大雨で融雪が大分進んでしまっていた。それでもBC地点で60cmほどの積雪である。
山頂では、時折笠ヶ岳が望まれた。BCまで下ってくると青空が広がってくる。穂高の稜線が美しく現れ始めていた。(小田)

12月13日
 前夜10時頃に沢渡駐車場についてテント泊。タクシーで安房峠への道路が分岐する冬期閉鎖中のゲートまで行く。
安房峠への道を中ノ湯の先の登山口へ1時間強を歩く。登山道からは雪があったが先行者の踏み跡があった。タンネの森を過ぎやがてダケカンバの疎林になる高度約2050mほどの台地にテントを張った。
3時間程登ってきて昼頃についたが午後も天気は良くならず山は霧に包まれていたのでテントの中でゆっくりした。風もなく寒くもなかった。夜は少し雪が降った。
12月14日 6時半過ぎにテントを出てツボ足で登る。途中ワカンをデポしてアイゼンを着ける。
やや急な斜面をアイゼンを効かせて約2時間で南峰に登った。
山頂から一瞬、笠ヶ岳、乗鞍が見えただけで霧に覆われた。1時間弱でテントに戻り撤収して11時前に下山、釜トンのバス停で1時15分のバスに乗って駐車場へ帰った。
○感想:焼岳は前日から会の月例山行の予定だったが、天気が大荒れになりそうな予想なので急遽中止になった。
一日遅らせて小田さんと行ってきた。今回の山行も小田さんに連れて行ってもらったという感じだった。小田さんの支度が早い、準備が早い、歩きが一定しているなどいつも感心する。気温が高く風もなく冬山の厳しさはなかったが、二日がかりの山行でゆっくり出来た。(赤石)

【山行計画】

12/19    新人研修(読図) 七ッ峰 小田、高本、赤石
12/21~24  奈良の山 赤石、他1
12/27~1/3 熊野古道 伊勢路 掛川、他1
12/28~1/4 蝙蝠尾根~塩見岳往復 根田
1/2     明神山 高本
1/3~6   東天井岳 北東尾根 小田
1/16    新人研修(ザイルワーク) 場所未定 小田、高本
1/中~下旬(2日間) 赤禿山、他 日帰りスキー登山2本 小田、赤石
          ※参加者募集中

<準月例>
1/23~24  八方尾根スキー 赤石、田村、田嶋、佐野、小田、風岡、高本、清水、小野田、(村松)、他1
※参加希望の方は1/7新年会の日までに風岡さんまでご連絡お願いします

定例会ニュース No.16(2015/12/03)

定例会出席者

田嶋、田村、小田、赤石、村松、佐野、清水、掛川、苫米地、小野田、風岡、立浪、安陪、高本、根本(15名)

11/22  安部峠~八紘嶺  漆畑

久々のトレーニング山行。梅ヶ島温泉に駐車し安部峠と八紘嶺に行ってきた。
安部峠からは一度車道に出て登山道に戻るが、その目印として立派なトイレのある駐車場であったが、仮設トイレと重機を置いた整地されたスペースに変わっていたために危うく通り過ぎるところだった。
一日中曇りで紅葉も終わっていたが久しぶりの山で気持ち良かった。

11/28  山伏  漆畑

快晴の山に行きたくて急遽トレーニングに大谷嶺登山口から山伏に行った。
前日から東北、北海道では大荒れの天気であったが、安部奥では稜線上の日陰に薄っすらと雪の後らしきものが残っている程度だった。
南アルプスは所々雪が付いているのが見え、富士山は真っ白っだった。晴天と身が締まるような冷たい風を堪能した。

11/28  立岩  高本、根本、他1

この夏からクライミングの練習のため立岩に通い始めて今回で5回目になる。
まずはこれまでクリアできていないルート3の岩に挑戦する。
ハングからの横への移動で次の一手を出すところまででき、前回より成長を確かめられたが、結果は今回も敗退であった。
次にクラックルートでジャミングに挑戦。立岩で出会った市古さんより手ほどきを受ける。
クラックに手を入れ、ねじり、うまくハマったときはかなり安定するが、完璧にフィットできる場所を探し出すのが非常に難しかった。しかし、新しいクライミング方法を覚えることにより対応できる岩も増えるため、引き続き習得のため練習を行っていきたい。
最後に土下座ルートをリードで登った時、落ちた。
やはり、終盤になり気力、体力とも落ちていたと思われる。その時の身体や精神の状態も踏まえて、登れる、登れないの判断を行うことが重要だと認識した。 (高本)

数か月ぶりの立岩。
最近は北部体育館での練習も行ってないので、クライミング自体が1か月ぶりだった。以前は登れたルートが登れず、ひざの痛みだけではない練習不足を痛感。(根本)

11/29  湖西連峰(葦毛湿原ーテレビ塔ー立岩)  根田

前年と同様足慣らしに西面の葦毛湿原からいってきました。
立岩裏の駐車場(今日はなぜか車が一杯)に自転車をデポ、車で葦毛湿原に移動して11:20に歩きはじめました。さすがに葦毛湿原は市民ハイカーが多く、みなさんはシートを広げ昼食をとっていました。
この時期は湿原には花はなく、湿原再生事業の看板がやたらとたっていました。
休憩なしでテレビ塔(607m)12:20着、曇り空で富士山みえず、南は遠州灘はよくみえました。
立岩には13:50ごろつき、自転車にデポしておいたザイルとヘルメットを回収、昼食をとり登攀具つけてそのまま立岩RCT、今回も南西面の2ピッチルートを2往復で終了(15:40)、自転車で夕闇せまる湿原までもどりました。(16:50)

12/1~2  御嶽 小坂道  小田、田村、小野田

12/1 濁河温泉8:30~12:30 2480mの水場BC
12/2 BC 7:00~9:15摩利支天~10:30 BC 11:30~13:00P

シーズンはじめの雪山事始めである。積雪40cmほど。
トレースがあって、いとも簡単に登ってしまった。飛騨頂上から摩利支天にかけて、見る限りでは噴火の影響は感じられない。火山灰などの堆積も見られなかった。
シーズンはじめは忘れ物をしがちである。アイゼンワークやピッケルワークの確認だけでなく、そうした点も含めて、冬山開始のいいトレーニングになった。(小田)

山行計画案では御岳、鉢盛山、笊ヶ岳で、鉢盛山を希望しましたが雪量や諸々の件で4日前に御岳に決定!濁河温泉~飛騨頂上~摩利支天を往復した。
両日とも天気に恵まれ摩利支天では北アルプス、中央アルプス、南アルプスと眺望が良かった。翌週の月例焼岳のトレーニングにもなり、濁河温泉も良かった。(田村)

【山行計画】

12/4 三原山 掛川、他1
12/5 矢倉岳 掛川、他1
12/5 城山  田中、高本

<月例>
12/12~13 焼岳 根田、赤石、高本、安陪、小田、田村、鈴木、小野田、漆畑

<準月例>
1/23~24 白馬八方尾根 (交通費別で宿泊・食事で¥5000くらいの予定)

<年末年始>
根田案:蝙蝠尾根~塩見岳(5~6日?) 越年
小田案:餓鬼岳or東天井岳北東尾根 4日間 1/3~6

定例会ニュース No.15(2015/11/19)

定例会出席者

田嶋、田村、小田、赤石、村松、田中、立浪、安陪、高本、根本(10名)

11/7 御在所岳 掛川、他8

中道を登り裏道を下山。岩場の多いなかなか登りがいのある面白い登山道だった。
山頂までロープウェイでも行けるため、着物姿の女性がおり驚いた。紅葉は最後の輝きを放っていた。グルメ山行第2弾、バンガローでのご馳走は凄まじかった。

11/7  大山 パトロール

一色ゲート~大山~愛郷の道~大原  小田、赤石、田中、小野田
鉄塔管理用林道を登り、愛郷の道を下る。相変わらず長い道だ。途中、倒木の処理を2箇所。あと2本あったが、太すぎて鋸では歯が立たない。
チェーンソウを持参して、次回処理することにする。但し、歩行には支障ないところである。標識要設置箇所も一つ、こちらも次回の課題とする。(小田)
登り始めて1時間くらいで休憩し、自分の後ろにリュックを置いたら忘れてしまった。戻って来てからまた登り返して取りに行った。この頃ポカをやってしまう。(赤石)
春にも同じルートを行った。倒木が少しあった。(田中)

谷沢ルート  田嶋、村松、清水、安陪
★春と同じルートで特に変化はなかった。標識の補修をした。誰かが壊したような壊れ方をしていた。(田嶋)
★久しぶりに山に登って精神的にすっきりした。あんまり人が入っていない感じ(村松)
★皆さんのおかげで何とか登れた。下りでは時々スリップした。(安陪)

11/16~17 雨飾山と金山  小田

11/16 小谷登山口11:20~13:30雨飾山13:50~16:00登山口
11/17 南尾根登山口7:11~10:00天狗原山~10:30金山10:50~13:35登山口

五龍岳で今年の初雪山のつもりだったが、お粗末なことに、テレキャビンが運休であった。かつ、稜線まで雪なし。北アルプスでこんなことは滅多にない。
仕方なく、頸城の山を歩いてきた。雨飾山は久しぶり。フトンビシの岩場が魅力的である。今時登る人もいないだろう。
取り組んでみようかという気が起きた。金山は、なくなった塚田さんと2月にスキーで登った。その思い出が懐かしく甦った。

【山行計画】

11/21~22  北岳バットレス  田中、他1
11月末(2~3日) 三重県の山(仙千代ヶ岳、檜塚奥の峰) 赤石、他1
12/1~2   笊ヶ岳or御嶽or鉢盛山  小田、田村 ※募集中

<月例>
12/12~13  焼岳  赤石、高本、安陪、小田、田村、(田中、立浪)

<年末年始>
根田案:蝙蝠尾根~塩見岳(5~6日?) 越年
小田案:北アルプス4日間 1/3~

定例会ニュース No.14(2015/11/05)

定例会出席者

桑畑、田嶋、佐野、田村、小田、清水、赤石、苫米地、村松、田中、立浪、安陪、高本、根本(14名)

10/12~14  中津川 吾妻連峰  田中

10/12 4:40グランデコスキー場 7:00中津川橋 16:15権現沢手前
10/13 7:20発 15:30朱滝手前
10/14 6:20発 12:35登山道 19:05グランデコスキー場

前夜福島県で車内に鍵置き、閉めてしまい携帯も財布も車内に…付近のホテルでロードサービスに電話して頂き他人の親切が身に染みた。
中津川は火山性渓谷でガイド掲載の中でも特に素晴らしかった。
近くに磐梯山があり、百余年前水蒸気爆発山体崩壊、死者500人近く、その時形成された3つの美しい湖から山行開始。
紅葉目当ての観光客が目立った。吾妻山は2年前から火山性群発地震活発化、警戒レベル2、火口周辺500m立入禁止。火山災害が騒がれるこの御時世にロープウェイと稜線には登山客が溢れる。
渓谷はゴルジュ、本流・支流の滝多数、大釜の渓谷美に溢れる。1回僅か泳ぎ渡る箇所が現れ、飛び込む。
2日後の稜線では残雪が有るのに…コールドクレイジー。2日目は雨天、嫌気がさしたが意外と楽しい。上流では高さ百m、幅数百mの大岩壁を2回大高巻き。
40m直瀑の突出した岩棚上で対岸の垂壁百mの細流を眺めるとクラクラして楽しかった。詰めはベテラン風情で支流を間違え、背丈を越える悪夢の藪漕ぎで稜線に抜け出る。

10/17~18  月例 十二ヶ岳 担当:根田

17日朝発  :根田、赤石、小田、田中、掛川、根本、田村
17日14:00発:田嶋
17日17:00発:佐野、鈴木、安陪、18日 熊谷

17日 どうせ行くなら土曜日も練習をしたいという会員もおり先発と後発に分けて先発は2台の車で現地集合、今回のテーマは前年度と同様初級ザイルワーク、定例会で基礎講座「確保(ビレイ)」についての確認を3グループに分けて実施、いつものことながらリーダーになってもらった、小田、赤石さんに講習内容(STEP3まで)を広場とトップロープで行ってもらいました。
18日他団体の講習会(この岩場を整備された日本ロープレスキュー協会の堤氏を含む約30名)と合ってしまい。
2グループ分けて鷹巣岩のマルチピッチと、中央スラブ岩壁でおこないました。
大人数の中、当日初めて講習を受けるメンバーに小田さんが引き受けもらい、ありがたく思いました。
マルチピッチグループは、取り付きで肩がらみ、半マストによる懸垂のデモを実施後、途中参加の熊谷君を含めて3ピッチを3パーテイに分けて登りました。
17日(夜)お月見、15:00西湖・湖畔キャンプ場で焚き火班、お月見用の食料買出し班に分け、後発のメンバーと合流し盛大なるお月見を実施、山のよもやま話で盛り上がり楽しいときをすごしました。
18日は途中参加の熊谷君、田中、赤石さんにトップを依頼、2日目の講習は、私は舞い上がってしまい、クライミング練習になってしまいました。懸垂をしたのですが、バックアップの指導をするの忘れ、安全なクライミング指導として今後の課題となりました。(根田)

★年1回の私のクライミング。クライミングシューズ以外は持っているので17日は掛川さんにクライミングシューズを借りて、簡単なコースを何とか天辺まで登った。
18日場所を変えて肩がらみの練習の後、難しいコースを1ピッチまで赤石さんに ビレーしていただき登ったがクライミングは苦手で怖くて2ピッチまでは無理。
根田さんにザイルを下ろしてもらい懸垂下降で降りてきた(田村)

料理がおいしく、楽しいお月見ができた。クライミングも楽しかった(赤石)

キャンプが楽しかった。初めての岩場だった(田嶋)

久しぶりの岩登りで、登山靴だったので四苦八苦した。ボルトに指を突っ込んだのは反省。
クライミングシューズを借りたら気持ちよく登れた(佐野)

十二ヶ岳は以前に行ったことがあったが、右側のマルチは初めてだったので楽しめた。登っている途中に蜂に刺されて痛かった(根本)

10/20  甘利山  田嶋、他4

陶芸クラブの親睦山行です。
天候に恵まれアプローチの林道は紅葉が始まっていた。富士山を見ながら奥甘利山まで足を延ばす。
周りの山が落葉松の黄金色一色に染まり、きれいだった。

10/21  北八ヶ岳横岳  田嶋、他1

娘との親子山行。ロープウェイ山頂駅(2233m)で頭が痛いと言い出す。
ゆっくりのペースで歩き、11:30頂上着。今日も好天で展望良し。
ビーナスラインは紅葉真っ盛りだった。勝沼町のぶどうの丘「天空の湯」に入って帰る。

10/22~25  大井川東俣遡行~蝙蝠尾根  小田、赤石、田村、小野田、吉田

10/22 二軒小屋8:50~16:00森谷沢手前の橋
10/23 発5:45~7:45池の沢出合~14:20乗越沢出合~15:50 1330m 地点
10/24 発5:45~8:40農鳥へのトラバース道9:00~9:40三国平(三峰岳往復)11:45~12:07熊の平12:30~15:50北荒川岳
10/25 発5:20~7:00北俣岳分岐~9:20蝙蝠岳9:45~11:30徳右衛門岳~14:56林道~15:15二軒小屋

10月22日
 二軒小屋から歩き始めて大井川東俣に入る。
川沿いの崩壊した林道を歩く。森屋沢出会いを過ぎた所に左岸から右岸に渡るコンクリの立派な橋が残っていた。
この橋を渡った所の平らな場所にテントを張った。7時間20分の行程。

23日 何回かの徒渉を繰り返して、池の沢出会い、白根沢出会い、滝ノ沢出会いと歩き魚止めの滝は向かって左側、(右岸)の踏み跡を辿った。乗越沢の出会いを過ぎ標高約2350メートル辺りの左岸のやや小広い場所をテント場に決めて大小の石を掘り返して整地しテント一張りのスペースを作った。10時間程歩いた。

24日 三国沢、農鳥沢の出会いから三国沢をつめて縦走路のトラバース道に出る。
水がしみ出していて水場になっている所だ。まだ稜線までは標高にして300メートル程あるがこの地点が大井川の源流の水がしみ出している最高点ではないだろうか。
ここからこの縦走路を西へ三峰岳の分岐点まで歩き、ここから源流の一角である三峰岳を往復した。熊ノ平小屋、安倍新倉岳、新蛇抜山としらびその林の中の道を歩き、北荒川岳基部の荒れ地にテントを張った。
水場は5分くらい降った所からとれた。10時間20分の行程。

25日 昨日から西風が吹き始めた。
テント場では尾根に遮られてひどくはなかったが、北荒川岳から蝙蝠尾根の分岐までの岩稜混じりの吹きさらしの尾根歩きは強風にあおられた。
蝙蝠尾根は長く2万5千分の1の地図を縦に一枚分歩いた。二軒小屋に戻って待っていた吉田君と再会。9時間40分歩いた。
リニア問題に揺れる二軒小屋付近の大井川について認識を深めようという山行、2回目である。
土砂の集積地点になるという燕沢付近を視察後、素晴らしい紅葉の中を出発する。
出発早々、吉田君は足首ねんざのため引き返すことになる。
4人で長い谷を源流まで詰め上げ、母なる大河、大井川の最初のしずくを汲んだ。
東俣にはそこかしこに人間の活動の跡が残っている。崩壊した林道、索道、飯場小屋、トラックの残骸など、これらは醜いものだが、伐採作業が終わってから、もう30年くらい経っているのだろう。
すべてを溶かし込んで、東俣は再び静かな谷に戻っていた。最近は、釣り人も余り奥までは入っていないように思えた。
軽量化のため、沢靴を持たず、徒渉はサンダルですませた。登山靴ではさすがに歩きにくいが、技術的にはそれでも何とかなるところである。但し、時間はよけいにかかった。
3日目の夜から寒気が入り、雪が舞う。北荒川岳から北俣分岐までは、吹き飛ばされる寸前の烈風が吹き荒れた。冬の訪れを感じた。(小田)

このコースは長い間気になっていたコースだった。池の沢の池を見てみたいと思っていた。
小田さんがこの計画を作ってくれて、池は通らなかったが大井川源流が良く分かった。今回はメンバーがそろってかなりハードなコースをクリアできた。
また私にとって、テントでの縦走の方法などいろいろと忘れていたことを教えられた。体力的にはかなりシゴかれたが、気持ちの良い疲れだった。(赤石)

この機会を逃すと2度と行けないだろう!頑張って歩こうと気合は入っていた。
大井川源流、思っていたほどの水量ではなく明るく穏やかだった。それでも渡渉する小田さんの足を見ると膝下、私では膝上になるのでズボンをまくり上げ氷水ほど冷たい川に入った事10回位。
三国沢から稜線に出てザックを置き三峰岳(2999m)ピストン(往復1時間半)。山頂からの眺望は素晴らしく北、中央、南アルプスだと小田さん赤石さんに教わる。この山頂に降る一滴が富士川、大井川、天竜川に分けて流れ太平洋に流れこんでいると本に書いてあった。
帰りは蝙蝠岳~徳右衛門岳~二軒小屋へ誰にも会わない4人だけの山行でした。二軒小屋付近の紅葉は一番良い時期でした。(田村)

10/25  合同救助訓練(県警、消防、市岳連)に参加  立浪

10/30~31  四国 石鎚山 雪瀑谷  田中
10/30 8:45諏訪神社 9:15老の川林道終点 16:30奥の二俣
10/31 6:15発 9:50稜線 11:35天狗岳 16:05高瀑下 20:55諏訪神社

緑岩・きめ細かな岩壁と緑淵が織り成す美渓に惚れ惚れしたが、中流域は中だるみ感あり、石鎚山の遡行は3本目となるが一番いけてない感が…それでも抜群の個性と美しさ。
源流のナメ床も中々のもの。詰めの石楠花、名称不知な茂木の藪漕ぎも中々最悪。
石鎚山山頂は相変わらずの信仰心からか?大勢の登山客にごった返す。
下山の高瀑渓は廃道。情報不足で不安を抱えたが、上手く笹野原を繋げ渓相は意外と階段状で助かった。高瀑大滝132mは四国一とも言われ、細流ながらも凄まじい存在感。
暗闇中の下山、廃村と墓地に合掌しながら、絶滅寸前と呼ばれる四国熊と顔を合わせる。

10/31 笹山~白河内岳 掛川、他1

夏に重荷を背負って笹山まで行ったが、ここは空身でサクッと行くのが正解と確信し、紅葉見物がてらトレランスタイルで決行。
空身でも急登はきついけど、1400m~1800m付近の紅葉は見事で癒された。行けるところまで行くつもりだったが、笹山から先の稜線は強風が吹き荒れ、とても歩く気になれず、白河内岳で引き返した。

10/31  十二ヶ岳  根本、高本、他1

月例で登ったルートをもう一度復習。(根本)
クライミングスクールで行ったことはあったが、マルチは今回が初めてだった。(高本)

10/31~11/1  鳥甲山  佐野、根田、小野田、(会OB、中野)

10/31 12;00静岡==上信越自動車道・中野IC=ムジナ平1029m(18:10)ー屋敷18:20ー18:30ムジナ平で幕
11/1  貉平(ムジナ)5:22 - 7:00万仏岩1437m - 8:34白クラノ頭1840m - 9:00 カミソリ岩1908m - 10:25鳥甲山2038m10:50 - 赤クラノ頭11:45 - 赤クラノ肩12:20 - 屋敷登山口13:35 - 14:17ムジナ平 - 14:43 屋敷登山口 -帰静

佐野さんの遠方シリーズ、庚申山に続き奥志賀高原にある鳥甲山にいってきました。
10/31明るいうちにムジナ平に着きたかったのですが志賀高原より秋山郷に入る道を迷い、暗くなってしまい、屋敷登山口に自転車をテポしたころには雨模様となり、ムジナ平でのキャンプは雨になりました。
佐野さんが会のテントと準備してくれたおでんで快適な夜をしごしました。
11/1夜中は雨がやみ月夜だったが出発するころ曇り、他車が2、3台きており、あわてて出発、30分はどて明るくなり、落ち葉を踏みしめながらの急登、カミソリ岩を過ぎたころから天候は青空が見えるまで回復、昨夜の雨はここら辺では雪みたいで、登山道は雪まじりの泥道、ナナカマドは雪帽子をかぶった白と赤で楽しませてくれました。
鳥甲山山頂では晴れわたり、遠方の北アルプスはもう雪稜、南西方面は岩菅山、眼下には紅葉した秋山郷をみて笹道を屋敷方面へ下山、途中屋敷山との分岐で私だけ先行して下山、屋敷登山口から自転車でムジナ平へ車で、屋敷登山口にもとるころ佐野さんたちが下りてくるころ合流しました。
登った、下った、自転車をこいだ、押したの山行でした。(根田)

紅葉の盛りは終わっていたが見ごたえはあった。2日目は5時間くらいかけて急登の尾根を登った。帰りは屋敷に下りたが、霧氷で道がぬかるんでいた。(佐野)

11/2~3  生木割山  掛川、他1

前夜に二軒小屋に宿泊。
一度は泊まってみたい宿の一つ。山奥の極上の食事に大満足。2日は朝から雨でテンション下がりまくり。ルートも地味だし、景色も無し。生木割山には昼頃到着。展望もないし、することもないし、食べて飲んで3時半には就寝。
が、さすがに眠れず7時に起床、暖かいドリンクを飲み、8時に二度目の就寝。
3日は快晴なり。雲海を従えた聖はかっこよかった。送迎バスの時間があったので、今回は笊はパス。心配だったトラバース道も思ったより危険度は少なかった。
赤石、悪沢も朝は雪景色だったが、昼前には溶けてた。1800m以下にはまだ紅葉が残っており、充分満喫できた。

11/3~4  大峰山脈 七面山 中ノ川  田中

11/3 6:35不動橋手前 7:20中ノ川出合 16:30 1050m地点
11/4 6:25発 9:20稜線 14:50釈迦ケ岳 18:55不動橋手前

大峰奥駈道と呼ばれ信仰の山として知られる。渓相は岩壁が真っ白で、神社仏閣を彷彿させる落ち着いた美しさがある。
所々地味に想える部分が存在するが私はこの独特な雰囲気も中々好みである。名の知れた渓谷で見応えのある滝が幾つも現れる。名称無き滝も見事なものがあり中々感動された。
ただ森林業の残骸が至る所に散在し残念な限りだが、地域性を考えると致し方ないのか?
水涸手前に薪が大量にあり今年最後の沢登りであろう今山行を、大いな焚火で締め括れた事が嬉しかった。

【山行計画】

11/7   鎌ヶ岳 掛川、他多数
11/8   御在所岳 掛川、他多数
11/11~13 大根沢山~光~茶臼 小田
11/14か15 白沢左俣 田中、他1
11/17~18 五竜岳 小田

【緑の道パトロール】

11/7
愛郷の道  小田、赤石、小野田、田中
谷沢コース 清水、田嶋、村松

定例会ニュース No.13(2015/10/15)

定例会出席者

田嶋、佐野、小田、清水、赤石、村松、小野田、吉田、掛川、立浪、安陪、根本(12名)、見学者2名

9/17  北海道 利尻岳  小野田、他2

登山口5:00----8:15 8合目長官山----9:50 利尻岳頂上11:00-----12:55 7合目第2見晴らし台----15:00 登山口
鴛泊の北麓野営場登山口から入った。道はしっかり整備されている。
9合目からはいかにも火山らしく赤茶けた土と石がゴロゴロしていて非常に滑り易く歩き難い。
頂上近くではかなり崩れて抉り取られている所もあった。快晴で頂上からは360度の展望、真っ青な海の先にサハリンまで見渡せた。
風も吹き心地よく素晴らしい日だった。こんなに良い天気の日はなかなか無いそうだ。
秋の花も少しだが咲いており、山の斜面も少し紅葉になり始めていて綺麗だった。利尻島は熊と蛇がいないので安心してのんびり歩けた。
携帯トイレ必携で3ヶ所にしっかりしたトイレブースが備えてある。
翌日からお天気は下り坂。予定を変え利尻に先に行って良かった。

9/21  北海道 塩谷丸山  小野田、他2

余市にある里山。ゆっくり登って1時間半で頂上に着いた。
初めは綺麗な林、上に行くとススキや秋の花々の中を進み、頂上は開けて見晴らしが良い所。少し先の展望台は大きな岩場。
簡単に登れて景色が良い。私達の後から何組もの登山者がきた。

10/3  城山RCT  根田、田中

ひさしぶりの城山、田中君に依頼していってきました。
西南カンテのマルチピッチを田中君リードで登らせてもらいました。すっかりフリー化されていました。
最後に南壁の昔練習ルートの小ハングでアブミの練習をして終了。(根田)

10/3~4  アサヨ峰(2799m) 栗沢山(2714m)  赤石、他2

10月3日 奈良田の駐車場からバスを乗り継いで北沢峠の長衛小屋前のキャンプ場にテント
4日 栗石山に登りアサヨ峰を往復してから仙水峠に下り長衛小屋に戻った。
栗石山は三方に登山道が分岐している。快晴の日でアサヨ峰の山頂からは甲斐駒、仙丈ケ岳、鳳凰、北岳、塩見、悪沢から聖、赤石まで、八ヶ岳連峰、金峰山、遠方に富士山など山々の展望を楽しんだ。7時間弱の行程だった。
登山道は急な上り下りだった。1時半のバスに乗ることが出来て帰宅。

10/3~4  小川山  根本、他

立浪さんが参加している市岳連のクライミングスクールのウェルカムキャンプにお邪魔した。
半月板の手術直後だったのでキャンプとお酒目的で参加したが、実際に着いてみるとやりたくなってしまい、慌てて山行計画を提出。
初日はトップロープで2本だけ登り、2日目は簡単なマルチピッチを登らせてもらった。クライミングよりも取り付きまでの登山道がきつかった。

10/7  妙高山  小田、他1

新赤倉スキー場スカイケーブル駅~妙高山~スカイケーブル駅
無雪季の妙高は初めてである。台風が東側を通過。そのせいで冬型めいた気圧配置になり、強い西風が吹く。但し快晴。
今年の紅葉は余りぱっとしないようであった。

10/10~11 前穂高東壁  小田、根田

10/10天気晴れ 沢渡--上高地 1500m6:15--新村橋8:16--8:50中畠新道分岐--12:00奥又白13:00--14:00C沢出合いまで偵察--15:00幕
10/11天気雨 7:15幕発--11:30上高地--12:00沢渡
小田さんの計画に乗って行って来ました。当日10/11は東壁は雨で中止、同日下山をしましたが、紅葉は中富新道の登り口付近まで降りてきており、奥又白の池からの東壁を飽きるほど眺め、いい目の保養をしてきました。
わたしは、まだ登攀具を背負っての山行ができたことの小さな喜びをかみしめ次回の山行につなげたいと思います。(根田)
久しぶりに東壁を目指す。昼前に池について、BCを設営、C沢入り口まで偵察に出かける。
嘗てははっきりしていた踏み跡がほとんどわからなくなっていた。池の周囲には、他にテント6張り。但し、岩を目指すのは、北尾根へ行くという1パーティだけのようだった。
翌日、夜半から雨。どうにもならず敗退となる。しかし、また来ようと思う。山が静かになって却っていい感じである。(小田)

【山行計画】

10/20    甘利山  田嶋、他4
10/21    北横岳  田嶋、他1
10/22~25  東俣源流 小田、赤石、田村、小野田、吉田
10/31    笹山   掛川、他1
10/31~11/1 鳥甲山  佐野、根田
11/2~3   笊ヶ岳~生木割山 掛川、他1
未定     錫杖岳 前衛壁  赤石、小田
未定     大根沢山東尾根~光~茶臼(3日間) 小田 ※参加者募集中
未定     北アルプス(2日間) 小田 ※参加者募集中

【緑の道パトロール】
11/7   愛郷の道  小田、赤石、小野田、吉田
     谷沢コース 清水、田嶋、村松

【月例】
10/17~18 十二ヶ岳 担当:根田
17日朝発  :根田、赤石、小田、鈴木、田中、掛川、根本、田村
17日14:00発:田嶋
17日17:00発:佐野、鈴木、安陪

定例会ニュース No.12(2015/10/01)

定例会ニュース No.12(2015/10/06)

定例会出席者

赤石、田嶋、根田、佐野、村松、小田、立浪、鈴木、掛川、苫米地、田中(11名)

9/19~21 雪投沢~塩見~蝙蝠尾根下降 根田、鈴木、小田

9/19(土) 岡部(小田宅集合)5:00~井川・畑薙~二軒小屋9:00~西又・東又分岐9:15~広河原の中16:17 幕
9/20(日) 広河原の中7:00~7:40雪投沢出合~12:20稜線~13:20蝙蝠岳~蝙蝠岳15:53~同岳下16:11幕
9/21(月) 幕場6:15~7:51徳右衛門岳~11:40二軒小屋~帰静

9/19天候はれ。
昨年夏以来の南アルプスです。今回同行してくれる鈴木ヨさんと小田さん宅で合流、畑薙の沼平には7:00前に着きゲートが開くころ車で二軒小屋まで、途中私は赤石ダムからみる赤石岳を始めて見るため、小田さんより説明をうける。
あの有名なニエ棚もなくなっとか残念でした。二軒小屋の先に車を止め、東又に入渓。私の今回の山行は読図もテーマとしており、地図、タブレットGPSで確認するが、小田さんの方は、地図と山並みより現在地を割り出しており恐れ入りました。
なんとなくはずかしい思いでした。水量も先週からの雨で多く、渡渉もしんどいと思いましたが扇沢出合いから左岸をへつるため渓流シューズ、私は地下足袋にはきかえました。いくつかの壊れ橋をわたり、左岸の壊れた林道つたいに足をすすめると、やっと東海ホレスト会所跡地(荒廃)、時間も時間だけに広河原にテントを張って幕、小田さんが岩魚を一匹つてもらい。
その夜は贅沢な食事と焚き火を楽しみました。
9/20天候はのちくもり。
ゆっくりとした朝食をとり広河原の中を歩き、右岸側を歩くと、木に2本の赤デープが巻いており、雪投沢の出合と判断、この沢は下山時にも使いっている記録もあり、簡単な沢だど思っていましたが、右岸側の苔むした岩をへつる時、足元がぐずれ、右足だけが木にひっかかり、仰向けで倒れてしまい。右足の脛をひねっただけてけがはありませんでした。私の気の緩みがあったと思い。わらじを着装。
高度をあげるにつれて背後の白根南嶺の山並みが美しく見渡すこでき気分も上々。途中本流をつめるのではなく、二俣でテント跡地を見て右俣のタテカンバ中をつめて、北荒川岳の稜線上へ、ナナカマドは色ずいておりもう秋です。蝙蝠岳の分岐で一本を立て、時間の関係で塩見岳へはあきらめ、途中ブロッケン現象をみて、夕焼けの白根南嶺をみながら、蝙蝠岳下の平坦なガラ場で幕。
9/21天候は晴れのち曇り。
私の右足の調子が今一なので、私のペースで徳右衛門岳をこし、水場を調査して、シラビソと苔むした倒木、木漏れ日を楽しみながら、二軒小屋まで下山。
ひょんなことから小田さんの車が二軒小屋まで入れる。鈴木ヨさんも参加できるということで、沢、稜線の南アルプスの山旅を楽しむことができました。私のちょっとした判断ミスが事故につながると反省をしております。また、わたしの羅針盤は左に90度すれておりどうしたものか思案中。
とにかくおいしい山行でした。(根田)

昔は二軒から池の沢までは4Hくらいで行けた。
道は崩壊はしてるがなんとなく道になってる、渡渉はなし。池ノ沢から上は渡渉はしたが、悪場はなし。(小田)

雪投沢という名前が素敵だと思った。
川を詰め、最後の方にテンバがあるのは魅力的。シラビソがたくさんあり、苔もあり気持ちが落ち着いた。良い山行だった。(鈴木)

9/19~22 中央アルプス縦走 根本

9/19 10:33大原上登山口-12:37五合目-13:45七合目避難小屋
9/20 5:23七合目避難小屋-6:10八合目-7:40駒ヶ岳-8:35宝剣岳-9:05三ノ沢岳往復11:05-11:25千畳敷13:06-14:10濁沢大峰-15:10檜尾避難小屋
9/21 5:30檜尾避難小屋-6:45熊沢岳-7:45東川岳-9:15空木岳9:27-10:50   摺鉢窪避難小屋11:00-11:40南駒ヶ岳-12:20仙涯嶺-13:05越百山-13:30越百小屋13:50-15:20仙涯嶺15:30-17:10摺鉢窪避難小屋
9/22 5:30摺鉢窪避難小屋-7:05空木岳7:20-7:40駒石8:05-10:15池山小屋11:15-12:00登山口

1日目、行動時間が短いため明日からのことを考えてゆっくり登る。
避難小屋は新しくとてもキレイで、トイレも水洗だった。昼過ぎに到着したため、バスで一緒だった女性とビールを飲みながら山の話で盛り上がる。
2日目、宝剣岳への登りでは8時前でもやや渋滞した。
三ノ沢岳はコースタイムが往復5時間と長いため行く予定はなかったが、昨日小屋で一緒だった女性のやや古い地図では往復3時間強だったため、ザックを置いて小走りで往復することに。
人も少なく、千畳敷よりもきれいな紅葉が見れたので行って正解だった。有名な千畳敷にも一度は行ってみようと思い下ったが、あまりにも人が多く少々うんざりする。
ソースカツ丼は美味しい。宿泊地の檜尾避難小屋には15時過ぎに着いたため、小屋の周りには入れない人が大勢テントを張っている。1人なら入れるとのことで潜り込む。
こぢんまりした小屋で、夜はみんなでおつまみを出し合い宴会。
3日目、空木岳周辺はコースタイムが辛いと聞いていたが、実際ぎりぎりだった。
摺鉢窪避難小屋にザックを置いて場所を確保し、越百山へ。連日10時頃までは快晴で展望も良いが、昼近くになるとガスが出始め夕方に晴れてくるという天気だったが、この日も同様。
行きにはガスって見えなかった景色も帰りには見えた。
ビールのために越百小屋に下ったがこの往復1時間が余計で、避難小屋に着いたのが17時を過ぎてしまった。檜尾で一緒だった人とまた宴会。
4日目、昨日長く行動したためか、朝から膝が痛い。
空木岳を登り返し、下る途中の駒石の上に、今日一緒に帰る知り合いを発見。これから南駒ヶ岳まで走って往復するとのことなので、池山小屋でのんびりしながら下山。

9/23  三ツ峠  立浪、根本、他2

3回目の三ツ峠。縦走で酷使したため膝がまだ痛い。
大根おろしは予想外にきつく、一気に手足の力を使い果たした。(根本)
市岳連の講習会に参加できなかった三ツ峠のルートを、同じ講習生から復習してもらった。
どうもセカンドで登る気だった仲間は、取り付きに着いて3級ルートのリードをするまでに1時間もの心の準備が必要だった。
講習会のルートを確認でき、有意義だった。1年の講習会を終えたが、スムーズなリード、こんがらないようなザイルさばき、セルフビレーの取り方、下降のザイルがロックしないような懸垂下降の仕方など、練習しなくてはならないことがいっぱいあると感じた。
最後に下部でトップロープで練習したが、自分自身の来年への課題を感じ、終わった。(立浪)

9/19~23 茶臼小屋手伝い 田村

20日(日)テントを張るところが無いほど混み、泊り客も多く夕食は4回入替だった。
22日最終日、日本二百名山ひと筆書きの田中陽希さんとNHKスタッフ5人が泊まりその方達と夕食を楽しむ。
NHKスタッフ5人の中に平出和也さんが居てビックリ!!
ヤラピークに御一緒した白鳥さん他メンバーの知り合いで、三浦雄一郎がエベレストに80歳で登頂した時のクライマーで最強山岳カメラマン。
会えて嬉しかった。

9/19~20 茶臼岳 村松

ダンプが何台もいて土砂を運び出してた。臨時駐車場はは一杯だったので沼平まで行きなんとか駐車できた。
3年ぶりくらいの泊り山行だったため、登りで7時間以上かかった。小屋で一泊して帰ってきた。
その日はそれほど混んでなかったが、下山時に60名くらいの登山者とすれ違った。千枚方面にに数百名の団体ありで、茶臼に回ってきた人達も多かった。久々の山でスッキリした。

9/21~23 毛勝山、濁谷山 赤石、他1

21日 東海北陸自動車道経由で魚津インターから片貝山荘奥の林道のゲート前に泊まった。
22日 まだうす暗い5時に歩き出した。
登山口から山頂までの標高差は約1700mある。登山道は2001年頃にボランティアで切り開いたという。
樹林帯の中の急登からはじまり、やがて灌木に覆われた狭い尾根の上に続いている。悪路、難路、急登という感じの登山道だった。2000mぐらいから湿原地帯になり展望が開けた。
山頂への最後の登りは崩れた花崗岩のごろごろした急な直登の道で息が切れた。山頂からは後立山連峰が大観出来た。
目の前の釜谷山、猫又山、その向こうの剱岳は雲に隠れていたが時折雲の切れ間に黒く鋭い姿を現した。
山頂で展望を楽しんでから同じ道を下った。駐車場には5時に着いた。登り7時間、下りが5時間、歩いたのは10時間程だった。この日の登山者は6人だった。

9/28   太刀岡山 赤石、小田、立浪

駐車場9:20~9:45取り付き10:00~16:00鋏の広場16:20~16:45駐車場
★30年以上前に登ったルートである。ほとんど覚えていないが、ときどき記憶の中の一画面が目の前に現れる。
昔は何の苦労をした覚えもないが、結構厳しく感じるのはやはり年のせいだろう。それでも、こうした長いルートを辿るのは楽しい。計8ピッチで鋏岩の下に着く。(小田)

取り付き点を探して登り始めたのが10時頃だった。スラブ、レイバック、チムニー、カンテなど次々にクリアして8ピッチ登って2時にハサミ岩の基部の終了点に登りついた。
立浪がすべてリードした。フォロワーも一人ずつ登ったので自分のクライミングが出来て楽しかった。今年は滝谷、小川山、今回とマルチピッチのクライミングが出来た。(赤石)

1ピッチ目、左の細いクラックから、上部のハンドクラック。ハンドクラックは幅が広く、合うカムは1つしか無かった。
なるべく上部にセットしないとと登り、途中からレイバックにしたら、プロテクションが取れない姿勢に気いてクライムダウン。
テラスまで1.5か2 メートルというところまで降りたら、レイバックの足がスリップしてテラスに墜ちてしまった。
高校生から約10年間クライミングをしていて何百というルートを登ったが、エイドクライミングでアブミに乗って3回墜ちたことはあったが、フリーのリードで墜ちたのは人生初めての出来事。
太ももの裏を強打して痛かったが、打撲だと思う程度。仕方なく右の人口ルートを登り、上のバンドでビレー。
しばらくして、左足の甲のあたりがバンバンに腫れてきた。ぶつけた記憶が無いので、太ももを打った影響かなと思いながらも、そのままリード。
ここはカムのサイズが大きいものが必要なことが多いルート。
実は、カムを使うのは初めての経験。30年前、こんな高級な道具でクラックを登ることはしていなかった。
持っていった一番おおきなサイズでも合わなかったりと、苦労した。終了点もカムというところもあり、クラックは別物で練習が必要だと感じた。
最後のピッチは時間の関係でやめて全7ピッチをリードさせてもらった。途中から、足の痛みがひどくなり、クラックに足をねじって入れるのは困難になっていき、苦しい登りもあった。
痛みで遅れながら登山道を下山。翌日、レントゲンを撮ったら、小指の甲の骨を骨折していた。ある場所に行ってから7年連続でギプスをするケガが続いている。何度もお祓いしているが、早く悪霊には出て行ってもらいたい。(立浪)

9/12 奥秩父 豆焼沢 滝川 田中

7:40出会いの丘 14:20登山道 19:40出会いの丘
★雁坂トンネルの無料開放で埼玉県の沢に出掛けた。
この水系で一番綺麗だった水晶谷は換気トンネルの影響で水減、渇死した。隣の豆焼沢の方がトンネルの真上に位置する。
今回は環境破壊を1つテーマに考えるつもりが、水減は元々無いのか、大雨の後の大水が暴れ躍るイメージになってしまった。
山向こうの東沢と比較し、充実した支流こそ無いが悪場と滝が多く玄人受けする。両門の滝は形状スケール素晴らしいが滝壺無し。
久し振りに見知らぬ遠い暗闇の登山道を1人トボトボ歩くと色々な事を思い起こした。

9/21~24 荒川岳~茶臼岳 田中

9/21 3:45沼平 13:00二軒小屋 17:30マンノー沢頭手前
9/22 5:30発 17:30赤石避難小屋
9/23 5:30発 18:10聖平小屋
9/24 5:30発 16:40沼平
久し振りに縦走やりたくなった、もとい会社を辞めて現実逃避したくなった。
数日前、仕事に苛立ち、箱を蹴破ったら足裏に切り傷が出来、痛み不安だったが馬鹿だから耐えられると判断した。
自分をベテランだと思ってたが、前日新しい登山靴購入、合わなかったのか1日目、見た事ない大きな靴擦れが出来大変不安になったが馬鹿だから大丈夫と思った。
翌日荒川小屋の管理人、元静大山岳部部長、BIG ROCK管理人だった長岡さんに「そんな長い林道歩くからですよ」と笑われた。
荒川、赤石、聖は特に素晴らしく紅葉も良かった。登攀具を持たない縦走にsimple is the bestを感じた。縦走を下に見ていたが途中で出会う男女関わらず私より体力があり、自分の体力の無さを感じた。

9/27 鷲頭山 田中 他3

最も近郊の岩場ながら何年振りか解らない。記憶にあるルートから記憶にないルート迄幾つか登らせて貰いました。

9/15(火) 富士山 加藤

5:45田子の浦海岸発・14:50水ヶ塚駐車場発・19:30富士宮口六合目発
9/16(水)3:00山頂発・6:10富士宮口六合目発・8:25水ヶ塚駐車場発・14:45田子の浦
海岸着、33時間で往復できました

【山行計画】

10/3~4  アサヨ峰 赤石、他2
10/22~25 東俣源流 小田、赤石、田村、小野田、吉田
10/10~12 前穂東壁 小田?
10/31   鳥甲山  佐野、根田
10/10~12 谷川岳 一ノ倉 金子、他3

【月例】
10/17~18 十二ヶ岳 担当:根田
17日朝発  :根田、赤石、小田、鈴木、田中、掛川、根本
17日14:30発:田嶋、田村
17日17:00発:佐野

定例会ニュース No.11(2015/09/17)

定例会出席者

田村、小田、赤石、村松、掛川、立浪、根本(7名)

8/28~9/2  北海道の山~カムイエクウチカウシ山(1980m)、夕張岳(1668m)、オプタテシケ山(2013m)~  赤石、他1

8月28日
道の駅「なかさつない」から登山口のダム湖のゲートまで車で入る。ここから林道歩きで七の沢出会いまで。札内川に入り徒渉を数回繰り返して八ノ沢出会いのテント場についた。
29日 カムイエクウチカウシ山外出。約12時間。テント泊。この日は10数名が登った。
30日 テントを撤収して下り駐車場へ。カムエクは長年の念願の山だった。登るための条件の難しい山だ。登山前の大雨では札内川の遡行が出来ない。登山中の悪天候では八ノ沢の遡行が難しい。登山路は踏み跡のようで道間違いを起こしやすいとのことだ。ケルンと赤布が頼りの道だった。さらに途中でヒグマに出会うと退却した方が良いとのこと。今回の登山はいろいろな条件が幸いして初回で達成できた。
8月31日 夕張岳 昨年北海道の山々に行った時に計画した山だが、その時は途中の林道が崩壊していたので諦めた。今年は復旧したので登ることが出来た。林道終点のゲートから冷水コースを登り馬の背コースを下山した。天気は良くなかったが山の中腹は高層湿原で気持ちよい木道歩きだった。平日のためか登山者には3人会っただけだった。
9月2日 オプタテシケ山に登った。この山は大雪山からトムラウシを通って十勝岳への縦走路の途中にある。白金温泉近くの林道からの登山路がある。前夜林道終点の駐車場に泊まって備えた。美瑛岳避難小屋まで登りそこから縦走路をたどって山頂まで歩き同じ道を引き返した。午前から天気が悪く南東からの強い風が吹いた。下山にかかった昼頃から稜線では横殴りの風雨にさらされた。避難小屋で落ち着きそこからも雨だったが風には当たらなかった。約11時間の行程だった。朝の内縦走の若者3人に会っただけだった。
北海道の山は遠い。往復を含めて11日間かかった。

9/5  中央アルプス三ノ沢岳  田嶋、他2

前夜、菅の台駐車場テント泊、5日始発バス停は長蛇の列、臨時バスに乗って千畳敷へ。
快晴の中、三ノ沢岳10時30分着。360度展望、山頂近くは、まだ花が咲いていた。快適な山行だった。

9/5~6  十二ヶ岳(10月月例下見兼岩トレ)  根田、小田、田中(5日のみ)

(報告 根田)
9/5 車が入れるところとキャンプ場を下見、現地で田中君と合流、十二ヶ岳の岩場へ、3人だけの専用ゲレンデとなり中央スラブ、5~6本のルートを試登する。
私はトレーニング不足でトップロープで登らしてもらいました。その後、西湖・湖畔キャンプ場で幕(1000円/人)、お月見はバンガローを借りようと思います。
9/6 右側の鷹巣岩のマルチピッチルート(3ピッチ)を登る、先行の家族ずれおり登りきるのをまって、2ピッチ目は小田さんトップ(V級程度)で登る。
1ピッチ目は次回講習会で使えたらいいと思いました。懸垂で降りたころには、2-30人ほど人で混雑をしているのを見て昼すぎには下山しました。

(報告 小田)
★9/5 キャンプ場調査の後、午後から岩場へ。正面の壁を右から左へと6本登る。岩場は本日無人のため、はかどる。
9/6 右手のアルパインルートと呼ばれている壁を3Pで上まで登る。下りてくると、本日正面の壁は人が鈴なりでとても入り込む余地はなかった。

9/5~6  小川山  立浪、他20

市岳連のクライミングスクール。
小川山のガマスラブをセカンドで登り、翌日は5.8のルートをリード練習。スクール最後の講習会で、来年はリードで講習生を連れて登ることになる。
キャンプも楽しく、人口壁と違い自然の岩を楽しんだ。

9/12  茶臼小屋  根本

毎月のリハビリ登山で茶臼の急登はすっかり慣れた。
毎回タイムが速くなるのが嬉しい。今回は台風の影響で食材が余ったとのことで、もらいに行ってきた。
欲張ってたくさん持ち帰ったので下りは疲れた。真っ暗な林道をバイクで帰るのはもっと疲れた。

9/13  甲斐駒 黒戸尾根  掛川、他6

朝5時に竹宇神社出発10時半山頂到着。
10数年ぶりの黒戸尾根は急登、梯子、鎖場のオンパレードで、なかなか面白かった。予想外に6名が登頂できた。
下の方はガスってたが、山頂では晴れで360度の展望を楽しむことができた。下りは3時間45分。なかなかハードなトレーニングだった。

9/13  立岩  根田

お昼過ぎから岩登りトレーニング(基本練習)をしてきました。

9/13  立岩  根本、他2

1か月以上振りの立岩。前回できたルート3ができるか不安だったが、1本目で登れて一安心。
午後は5.10a/bレベルのルートを練習。前回は1手目から進めなかったが、今回は少し前進。

9/13~14  小川山  赤石、小田

(報告 小田)
9/13 昼近くに廻り目平へ入る。
ガマスラブへ行く予定が取り付きを間違い、スラブ状岩壁へ来てしまう。ここの左上から、名称、グレード不明のルートを2P登ると、ピークに出た。
ガマの頭のすぐ隣である。ちょうど裏側から登ってきた感じであった。
9/14 ガマスラブから頭まで6Pを登る。平日なので人もいず快適な登攀である。昨日間違ったおかげで、全体の地形概念がよく把握できた。

(報告 赤石)
13日 スラブ状岸壁の上部にある岩峰頂上へ2ピッチを登り下降した。ガマスラブのマルチピッチルートを登るつもりだったが、赤石の案内が勘違いしてスラブ状岸壁に行ってしまった。
登ったあとから間違いに気が付いた。
14日 ガマルートを頂上まで5ピッチ登り懸垂下降で降りた。花崗岩のスラブで気持ちよいクライミングだった。

【山行計画】

9/19~21 雪投沢~塩見~蝙蝠尾根下降 根田、鈴木、小田
9/19~22 中央アルプス縦走 根本
9/19~23 茶臼小屋手伝い 田村、村松
9/20~21 小川山or瑞牆山orその他 熊谷 ※参加者募集中
9/21~23 毛勝山、濁谷山 赤石、他1
9/23   三ツ峠 立浪、根本、他2
9/28   太刀岡山 赤石、小田、(立浪)
<月例>
10/17~18 十二ヶ岳
<秋の準合宿企画> ※参加者募集中
10/10頃  前穂高東面(岩登り 1~2泊)
10/22~25 東俣源流域 小田、赤石、田村、(立浪)

定例会ニュース No.10(2015/09/03)

定例会出席者

田嶋、佐野、田村、小田、清水、村松、田中、掛川、立浪、根本(10名)

8/11~12  黒蔵谷 南紀伊半島 野竹法師  田中

8/11 6:00大塔川林道通行止メ 7:00黒蔵谷出合い 16:40上ノ廊下手前
8/12 6:00発 11:00大杉谷林道 16:40車駐車場所
ウォータークライミング発祥の地と呼ばれ20回以上泳いだ。南紀一の険谷、美しさと知られる。
泳ぎ中背負ったザックに頭を押さえられる感じで手足をバタバタさせてしまい疲労してしまったがいい加減慣れてきた。
ウェットスーツとライフジャケットを着ければ難しく感じる所は無く、ロープ未使用。
是迄で一番水と戯れた気分を味わった。
格別美しい場所は無かったが、随所に美しさがあり、暗いゴルジュの中素晴らしい支流の滝が降り注ぐ処では、僕の暗い性格に響き渡った。
黒蔵滝は那智の滝に形状が似たミニチュア版てな感じで面白い。
45年前、中庄谷さんが発遡行、その日の新聞に京都大学学術調査班が200M幻の黒蔵滝を発見と記載。
その後の計測34M。現在でも地形図の黒蔵滝の場所が間違ったまま…。
近年も動植物の黒蔵谷特別保存地域として調査が行われたらしい。
翌日平流となった谷を、偶に焚火臭くなった自分を感じながら2年振りに沢屋に戻った感傷に浸った。

8/21~22  富士山  立浪、他1

仕事の富士山企画。九合目の万年雪山荘に泊まり、最高でした。
2年前、頂上富士館に泊まって仕事しようとしたら、夜に小屋から出たら入れないとか、早朝の撮影に出たら、小屋での朝食はもう取れないとか、集団生活の規律を守れと宿泊客に言っていて最悪でしたが、万年雪山荘はおもてなしの心を感じる小屋でした。
お勧めです。
天候に恵まれ、仕事は順調でした。

8/21~30  聖平小屋手伝い 漆畑

28日下山予定だったが、29日にヘリの荷下しとツアー予約客100人強のために30日の下山に変更した。
しかし、29日は雨のためヘリの荷下しが中止になったが、小屋はお客さんで溢れかえり活気があった。
昨年と同様この時期は台風の影響もあって雨が多くあまり散策できないのが残念だったが、山小屋ライフを満喫した。

8/22  富士山  清水、他1

安全誘導案内の時に使うための水を持って上がった。

8/30~9/2  富士山安全誘導案内  清水

初日は上の方が暴風雨で大変だった。
そんな天気でもほとんどの山小屋が宿泊者しか中に入れておらず、山小屋としての役割に疑問を感じた。

8/23(前夜発)奥多摩 水根沢谷
田嶋、小田、赤石、田村、小野田、鈴木(祥)、掛川、安陪

この参考報告は月例に乗っています。
そちらをご覧ください。

8/22~23  北岳バットレス4尾根主稜  田中

8/22 9:00広河原 18:10小垂壁
8/23 6:00発 9:30北岳 14:30広河原
月例と重なってしまいましたが、最近2連休が無いという理由で暴走してしまいました。すいません。
私の静岡の知り合いは今年バットレスを6時間で登っただとか…僕は登山道を標準時間超、体力が無い、クライミング下手糞、やる気がない、その他…
bガリー大滝登攀中、狭いバンドに蟻の巣がありたかられて咬まれた。私にとって北岳とは神様的な存在なのか負の面である食料が少ない、水が少ない、寒いとかいった全ての事が楽しく感じられた。
但し岩が濡れていて滑って落ちるかも知れないという一点だけはいただけなかった。
枯れ木テラス付近が5年前に大崩落。私はここ3年連続バットレスに来ている。
2年前は問題なく、去年は崩落境目から続いて下へ数十Mクラックが拡がってしまっている。
今年はさほど変化なし。北岳という巨大な岩の芸術作品とも言えるその中には、大いなる脆さもはらんでいる。

8/31  茶臼小屋  掛川

旦那を白樺荘まで送り届けるついでに茶臼小屋までトレーニングに行ってきた。
もう一人トレーニングに来てたのは、かの有名なM氏だった。
雨なら止めるつもりだったが、井川では晴れ間も見え、小屋周辺でも晴れたり曇ったりで一度も降られなかった。
7時5分沼田平より走り始め、12時50分駐車場帰還。
小屋で1時間休憩させて頂きM氏とも談笑できて良かった。白樺荘で一風呂浴びて帰ってきた。
久々のランで足がつりまくりだったが、有意義なトレーニングとだった。

【山行計画】

9/5   三の沢岳 田嶋、他2
9/5   富士山周辺 掛川、他
9/5~6 十二ヶ岳 根田、小田、(田中)
9/5~6 小川山 立浪、他
9/13  甲斐駒 掛川、他4
<月例>
10/17~18 十二ヶ岳
<秋の準合宿企画> ※参加者募集中
9/19~21 二軒小屋~池の沢出会~雪投沢~塩見岳~蝙蝠尾根~二軒小屋
     根田、佐野、小田
10月下旬 大井川源流地帯(沢歩き、縦走、リニア関連地域視察 3泊)
10月?  前穂高東面(岩登り 1~2泊)

定例会ニュース No.9(2015/08/20)

定例会出席者

桑畑、田嶋、佐野、清水、赤石、村松、掛川、立浪、安陪、根本(10名)

8/8  三ツ峠  立浪、根本、他2

(報告 立浪)
最初に巨人に行こうとしたが、下部が濡れていて中央カンテに変更。立浪リードで中央カンテ、次に鶴ルートは1ピッチ目根本リード、2ピッチ目は市岳連クライミング講習の仲間がリード、3ピッチ目は立浪のリードで。
自然の岩は楽しかった。
(報告 根本)
初めてリードをしたが、落ちられない緊張感でアドレナリンが出て、必要以上に心拍数が上がった。
上からロープが垂れているありがたみを改めて感じた。

8/8~11  黒部夏山準合宿  小田、安陪、鈴木、田村、掛川、小野田

山行報告へ移動しました。

8/9~12  北アルプス 折立-北ノ俣岳-三俣蓮華岳-雲ノ平  根田

★1日目(8/9)折立(9:45)~真川(10:32)~シンノ谷(13:30)~1930m付近幕(16:30)
北陸自動車道を途中仮眠をとりながら立山IC経由、折立の臨時駐車場へ小田パーテイーの車を確認後、ゲートを超え真川の林道を歩く。
林道が消えたところから入渓。ヘルメットとわらじを着装、ゴーロ帯沿いに歩き、ヤクシ谷の出合い12:10通過後シンノ谷に入る。
沢自体は最高難易度5とすると1から2程度で、大量のガレと倒木で埋め尽くされており荒れ沢でした。
核心部は10m滝は右岸をまき、次の8mの滝は落ちることができないので真ん中をシャワークライムをして登り、抜けた1930m付近で幕営、水と薪はくさるほどあるので明日の昼のおにぎり分も炊き込み。
満点の星を見ながら床につきました。
2日目(8/10)シンノ谷(4:50)~太郎山ー北ノ又岳稜線(7:34)~北ノ又岳(9:06 13:13)~黒部五郎岳分岐(17:00)~黒部五郎小屋(18:30)幕
3:00に起床し、明るくなってから出発、伏流となり水の流れがなくなるまでつめ、這松帯を強引に抜け、太郎山と北ノ又岳の縦走路にでました。
登山靴に履き替えて今日は三俣山荘までは楽勝だと思っていましたが、バテているせいと、午後特有のガスがでてきて黒部五郎岳への登りがないのにへんだと思ったところ、北ノ又岳に戻ってしまっていました。
4時間の空白時間が生じてしまい、再度登り返し、黒部五郎小屋にたどりつくのがやっとでした。
あれぼど縦走している登山者に挨拶をかわしたのに。。。。。。
3日目(8/11)黒部五郎小屋(5:15)~三俣蓮華岳(8:10)~三俣山荘(7:40)~黒部源流頭往復(9:45)~鷲羽岳(11:56)~水晶小屋(14:00)~水晶岳往復(15:05)~祖父岳(17:45)~雲の平(18:30)幕
もう小田パーテイと合流するのは無理なのでピークハントに切り替えました。三俣山荘は45年ぶり(私が高校1,2年生ころ、今は廃道になっている。
湯又からの伊藤新道を経由して登った)で、雪渓のあるキャンプサイトは今も変わっていませんでした。
鷲羽岳、水晶岳をタッチし岩茸乗越、祖父岳経由で今日も夕闇せまる雲の平キャンプ場へ入りました。
4日目(8/12)雲の平(5:42)~薬師沢小屋(7:41)~太郎平小屋(10:45)~折立(13:20)
このルートはゴールデンルートのようで、ここ数日天気がよいからか人人で一杯でした。
花を観賞するのではなくで、人を鑑賞するのがおもしろかったです。
ジャージ姿は私だけでした。最後に一人合宿となってしまいましたが、私の頭の羅針盤は錆付いており今後とも修練していきたいと思います。

8/13~18 茶臼小屋お手伝い  田村)

13日、静鉄ジャストラインで畑薙第一ダムまで、横窪小屋泊。
14日~18日まで茶臼小屋。
予定では17日までだったが雨だったので日程1日延ばし18日下山。

8/14~16  飛越新道~赤木沢  小野田、他5

赤木沢は20年程前に非常に美しく易しい沢だと聞いて以来ずっと行きたいと思っていた。
2日前から雲の平に入っていた3人と薬師沢小屋で合流。
2日共雨が降ったそうだが沢は増水してなくて良かった。
薬師沢小屋近くの沢で2人が大小14匹の岩魚を釣った。
私が6人分のお米を持参したので夕食を予約した人達もキャンセルし、新鮮な岩魚の塩焼きをおかずに全員一緒にテラスで夕食を楽しんだ。
近くに居た人達にもお裾分けした。
赤木沢は本当に綺麗な沢で、おまけに水流の中を易しく登れる小滝もいくつかありとても楽しかった。
赤木岳にはよらず出来るだけ帰り路に近くなるよう最後の大滝を過ぎてすぐ右手の枝沢に入った。
沢を抜けてからガスが出てきて北の俣岳では何も見えなくなったが、下り途中でまた晴れ、広い美しい草原を見渡せた。
飛越新道は大きな段差は無く歩き易かった。
ただ登りの時は前日の雨の為ぬかるんでいる所が多かった。帰りは只管長く感じた。2日で行くのはちょっときつかった。

8/15~16 横窪沢小屋~茶臼小屋 根本

去年の8月、初めて畑薙から茶臼小屋まで登った。
畑薙に行く途中、バイクで転んだけど痛くなかったのでそのまま登ったが、夜テントの中で膝を見てみるとパックリ割れていた。
翌日下山の途中、横窪沢小屋で手当てをしてもらったのがご縁で、先月小屋に行ったときも覚えていてくれた。
そしてお盆に知り合いが集まって飲み会があるよと言われたので、片道5時間かけて飲みに行ったのが今回の山行(?)。
いろんな人と出会えて、いろいろな話ができて楽しかった。
また、テント泊装備を背負っていてもトレランシューズで十分登れるし、快適だということに気づいた山行(?)だった。

8/15~18  東沢谷  掛川、他3

先週に続いて黒部源流の沢旅となった。
初日は黒部湖畔の歩きだけだが、名ば かり水平動のアップダウンと梯子の連続に参った。奥黒部ヒュッテにて幕営。2 日目は晴天に恵まれ、水流が激しい川の渡渉が続いたが、気持ちよかった。3日 目は終日雨。増水した川歩きは時間がたつにつれ濁りも加わり、歩きにくかった が、水流はそれほどでもなかったので、ロープを使うまではなかった。東沢乗越 に突き上げ、そこからの稜線歩きは濡れた体に暴風雨が当たり、寒くて低体温症 になるかと思った。野口五郎小屋に駆け込み、快適な晩を過ごした。素泊まり、 6000円也。最終日は雨も上がり、三ツ岳、烏帽子岳小屋を経由してブナ立尾根を 高瀬ダムへ下山した。2週連続の3泊4日の旅はさすがに疲れた。

8/19  富士山  立浪 他1

仕事で八合目の衛生センターの医師のインタビューに行ってきました。
山バリバリの女性医師で、マナスル、マッキンリーなどに登っている方でした。

8/19~20  八方尾根花ハイキング  田村、他3名

19日、スキーでお世話になる山木山荘泊。
20日、リフト2本乗りつぎ八方池山荘から歩く。
今回は田村、他3名と山木さんも御一緒に歩く。八方尾根は通常の山岳で見られる高山植物よりはるかに多い植物が自生しているとの事。
花の名前の上にハッポウと名がつく固有種がある。
ハッポウワレモコウ、マツムシソウ、クガイソウ、キンコウカ、エゾシオガマ、カライトソウ、ユキワリソウ、タカネウツボグサ、イブキジャコウソウなど等。
白馬三山、五竜の山々が冬の景色とは違った優しい雰囲気をだしていた。

【山行計画】

8/21~22  富士山
8/21~28  聖平小屋手伝い 漆畑
8/26~9/5 北海道 赤石、他1
8/27~30  千枚~悪沢~赤石 安陪、他2
8/31    茶臼 掛川
9/5    富士山周辺 掛川、他1
<月例>
8/23(前夜発)水根沢谷(奥多摩)赤石、小野田、掛川、安陪、田村、小田、田嶋

定例会ニュース No.8(2015/08/06)

定例会出席者

桑畑、田嶋、田村、小田、赤石、村松、小野田、鈴木、吉田、掛川、立浪、安陪、根本(13名)

7/18~20  (立山)五色ケ原、ヌクイ谷  小野田、他5

初めて平乃小屋に泊まった。近くのヌクイ谷に入って男性3人は早速釣りを始めた。
天気はあまり良くない。時々小雨が降った。
この沢は易しいと言われたが、先週の東沢に比べ水量も多く流れの勢いも強いので女性だけで中に入るのは心配でかなり浅い所以外殆ど河原を歩いた。
のんびり歩きそんなに遠くまで行かず、休憩。男性達が釣った岩魚はお刺身にして食べた。
新鮮で美味しかった。ブドウとアザミの葉も天ぷらにして初めて食べた。
翌日、男性達はまた釣りに、私達女性は五色ケ原に行った。天気は良くなり景色もきれいに見えた。
途中には山桜、アザミ、イワカガミなど色々な花が咲いていて楽しめた。五色ケ原入り口には花が群生していたが奥にはまだ雪が残っていて花は咲いてなかった。
ダムまでの水平道はうんざりする程長くて大変だった。

7/19  三ツ峠  小田、田嶋、根本

★夏の穂高合宿に向けて岩トレを行った。(小田)
★体力が落ちた。(田嶋)
★ザックを背負って登る大変さを痛感した。(根本)

7/19~20 白根南陵 掛川、他1

奈良田に入り、一番手前の駐車場から見える吊り橋を渡り、すぐに渡渉があるが、台風の影響で増水していて渡れない。
出鼻をくじかれた。途方に暮れ、通行禁止のダム湖にある橋付近をウロついてたら管理人が出てきてくれ、ゲートを開けてくれた。助かった。
笹山までは1900mを一気に登る急登。さすがにバテた。
笹山南方先で幕営。一晩中強風が吹いていた。翌朝、2時起床予定だったが、強風のため先へ進むことを断念し、4時起床。
笹山北方まで行き、360度の展望を楽しんで往路を下山とした。
登りは必至で気づかなかったが、2000m以下はかえで、もみじ、ななかまど等の広葉樹林がずっと続いており、秋にぜひ紅葉狩りに訪れたいと思った。
ただし、身軽の日帰りで。

7/19~21  焼山(2400m)、青田南葉山(949m) 赤石、他2

19日
糸魚川市の笹倉温泉奥から林道を第二ゲートまで車で行けた。
休日は第二ゲートまで開放している。第二ゲートから登山口までは舗装した林道を約1時間半歩いた。
焼山は火山で昭和49年7月の水蒸気噴火から平成18年12月年まで登山が禁止されていた。
登山口にはコンクリートのシェルターがある。
夕立が来そうなのでシェルターの中にテントを張った。
20日
暗い内にヘッドランプを付けて歩き始めた。緩い登りはじめからやがて急登になる。
途中沢を横切るのだが固定ロープをつかんで火山灰の混じった斜面を降りて雪渓を渡り対岸の斜面をやはり固定ロープをつかんで登る。
大谷、地獄谷という大きな沢と三っつ程の雪渓の沢を越えた。
やがて火山礫や火山灰が滞積した急登のあと稜線出て稜線歩きして山頂に着いた。小さな山名板だけの寂しい山頂だった。
三角点は少し放れていた。東に火打岳、西に金山、北に昼闇山、鉾ガ岳などが望めたが曇天と霧のため視界はよくなかった。
下山してテント撤収、第二ゲートの駐車場までこの日は約11時間半かかった。
この山には小田さんが今年の冬にスキーで登山した。
21日
前夜、道の駅「うみてらす名立」に泊まり、上越市の青田南葉山に登った。
キャンプ場からぐるっと一回りするコースを登った。背の低い広葉樹の樹林帯で所々にブナ林がある。
1000mに満たない低い円い感じの山だがなかなかの急登だった。展望は木々に阻まれてなかった。風も通り抜けなくて猛烈な暑さだった。5時間弱。

7/20・26・8/2  立岩  根本、他1

3週連続で立岩で練習。
西壁の上部の3番ルートを中心に登り、時々気分転換に東壁や正面壁も登る。
体力のある午前中に3番ルートを練習するが、直射日光で暑さがものすごい。
毎回汗だくになりながら、8/2にやっと3番ルートが登れるようになり、いつもの師匠に報告できた

7/21  常念岳下見 三股~蝶が岳~常念岳~三股  小田

翌週実施の県岳連主催登山教室のコースを下見した。

7/25~26  県岳連夏山教室  小田、他指導員2名、受講生14名

7/25 三股~蝶が岳(小屋泊)
7/26 蝶が岳~常念岳~三股
★天候に恵まれて予定通り実施できた。

7/25 山伏トレーニング   漆畑、 田村

(報告 田村)
西日影沢からのピストン。いつもより水量が多く感じ、結構がれていた。
漆ちゃんはボッカ訓練だといい水を沢山背負って歩いた。山頂ではヤナギランが柵の中でチラホラ咲き始めていた。
暑く汗が玉のように流れたが良いトレーニングになり気分爽快。登り3時間、下り2時間。

7/25~27 聖岳~茶臼岳 掛川、他1

三日間共に素晴らしい天候に恵まれ、気持ちの良い山行ができた。
聖平小屋は大盛況で、二人でビールの売り子をした。
聖~茶臼への稜線を晴天の下歩いたのは初めてで、皆が素晴らしい、という意味がわかった。
下山で相棒の足が動かなくなったが、親切なオジサマ方に出合えて駐車場まで送ってもらえて助かった。

7/26  青笹山  小野田 他

葵高原から最短距離のルートをゆっくり往復した。
街中より少し気温が低く、日影の無いカンカン照りの頂上で偶然会った知人と30分以上休憩していたが我慢できない程の暑さでは無かった。
頂上は私達3人だけで、下るときに2人に会っただけだった。下山後は知人も一緒に有東木のうつろぎでお蕎麦を食べた。

7/26~27  加賀白山(2702m) 前夜発 田嶋、他2

25日、静岡17時発、東海北陸自動車道荘川ICより平瀬登山口に向かうが、県道白山公園線が法面崩壊の為通行止め。
荘川ICに戻り、白鳥ICより福井県回りで石川県市ノ瀬に23:15着く。
キャンプ場にテント泊。
26日、バスにて登山口の別当出合へ。
6:30発、砂防新道コースを花を見、写真を撮りながらのんびり登る。
室堂着11:20。13:00からの宿泊受付を済ませ、13:30頂上に向かう。
最高峰の御前峰(ごぜんヶみね2702m)14:30着。
天気快晴、360度の展望。
こまつドーム、小松空港から日本海までよく見えた。
27日、室堂発6:30。
下りはお花畑が続くエコーラインコースを行く。
花が咲き競っている。別当出合からバスで市ノ瀬に戻る。帰路、九頭竜温泉平成の湯に入り、静岡に帰る17時。
咲いてた花―ハクサンフウロ、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲ、センジュガンピ、
チングルマ、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ、クロユリ、ハクサンコザクラ、シモツケ
ソウ、マイズルソウ、イワイチョウ、他。

7/28~31  富士山安全誘導案内、レポート 清水

静岡県富士山世界遺産課からの依頼による「富士山安全誘導案内」業務に行って来ました。
今まで山に関する事で依頼された事と言えば、某テレビ局主催のスキー指導員やみどりの道パトロール等がありましたが、指導員は無資格だったのでアゴアシのみ、パトロールはもちろん山岳会に寄付したので山に関する事で「仕事・業務」として協力す るのは始めてでした。
報酬を戴くということはある意味プロとしての自覚を持って行動しなくてはいけないので緊張しました。
(特に山では命に関わる事もあるので)32時間に及ぶ事前講習を受け、7月28日、任務を開始しました。

7月28日(火曜日)、晴れ-霧-曇り
朝6時、今回のパートナーDさんと富士宮口5号目を出発、宿泊の頂上銀明館は完全自炊のため、
4日分の 水と食料と防寒具を背負っての登りはゆっくりとした歩みとなり、途中3回も有料トイレのお世話になりましたが霧と薄日の中5時間近く掛かって頂上へ到着しました。
頂上で前任者と引き継ぎをし、ALSOKのOさんと頂上小屋や頂上トイレの管理人や山頂郵便局の方々に状況等を聞きました。
調子の悪かったDさんも2時間遅れで到着し、食事をし、翌深夜2時の業務開始まで待機(その間に睡眠等をとる)

7月29日(水曜日)、霧-雨-曇り
夜中1時に起き、食事と身支度をして2時からの業務に向かう。
頂上全体が霧に包まれるなか懐中電灯とヘッドライトで富士宮口山頂を巡回する。
日中の各種頂上勤務の方々に深夜巡回で昨年と比べ平穏になったと感謝される。
夜中の3時頃から少しずつ登頂者があり、そのなかに相方に文句を言いながら登ってくる若い女性がいましたが、頂上に着くなり低体温症のせいか頂上小屋の軒先で動けなくなってしまいました。
自分達が勤務につく1週間ほど前に頂上から10分位下で動けなくなった登山者がいて、県警が頂上にいる私たちの仲間に協力を頼もうと県の担当者にお願いするも断られ、相当の激論になったとの話を聞いていたし、また、私たちから県警等に救助要請をしてはいけないとの契約になっていたので、とりあえずその同行者に救助要請の連絡をしてもらい、厳密には契約違反なのかも知れないが、救助隊のくる間に温かいお汁粉を作り飲ませる事にした。
しかし症状が重く飲むことが出来ないのでせめて口をつけるだけでも と励まし、だんだん少しずつようやく飲めるようになりました。そのうちに9号目に常駐していた県警の山岳救助隊のS隊長とS副隊長が到着し、声掛けしアルミシートで身体を包み保温し、頂上小屋が開くと中に入れるように交渉し小屋のなかで休み、朝10時頃には元気になり下山して行きました。
県警のS隊長も言っていたが、100均でも売っているアルミシートが低体温症には非常に効果的との事でした。
自分も以前、荷物を軽くしたい時にツェルト代わりに持っていたことがあったが、緊急事態の救助活動に100均で買え軽いアルミシートを持たなくてはと思いました。
その他の業務では、下山口案内は相当数あり、危険箇所への立ち入り注意、御来光最適地案内等が多い。

7月30日( 木曜日)、快晴-霧-晴れ
朝、頂上小屋から出てきた年配の方が、(Dさんによると)直立のまま後ろにバタンと倒れた。
意識がないので、イレギュラーの事として県警山岳救助隊にこちらから連絡し対応をお願いしました。
すぐに意識は戻り元気になったが自分では歩いて下山出来ないと言い張るのでブルドーザー下山しました。
その他にも高山病(疑似?)数名。この日は朝4時前だと思いますが国際宇宙ステーションがはっきりと凄いスピードで頭上を通過して行きました。

7月31日(金曜日)、快晴
深夜2時から登頂者十数名、御来光前の剣ヶ峰をはもちろん頂上高台各所には千人を越える人、人、人。
明るくなってから、同行者3名が動けないので歩かないで下山する方法がないかと相談があったので、富士山山頂にはヘリコプターは来れないのでブルドーザー下山を頼むことは出来ますが、1名数万円掛かりますと説明。
すると、1時間後、何事も無かったかのように歩いて下山していきました。
4日間通じて剣ヶ峰はどこ?、○○下山口はどこ?、御来光の良く見える場所はどこ?
等は予め想像通り多かったが、「プリンスルートはどこ?」と言う質問も多かった。
※2008年8月、皇太子殿下の登下山コース
業務の引き渡しを終え、Oさんの希望で質問の多かったプリンスルートを逆に使い、御殿場口下山口-御殿場口6号目-宝永火口-富士宮口6号目-富士宮口5号目まで約1時間40分でした。
このルートは有名で道標はあるのですが判りにくいので、頂上で案内していた時、一般の登山者に「間違いやすいので注意してください」と、言っていたのが間違いではなかったと思いました。
5号目で富士宮ルートで下山してくるDさんと合流し3名で天母の湯で4日分の汗を流して帰途につきました。

7/31~8/1 大朝日岳 安陪、他2

7/31 古寺鉱泉⇒古寺山⇒小朝日岳⇒銀玉水⇒大朝日岳避難小屋⇔大朝日岳金玉水⇔内岳⇔西朝日岳手前鞍部
8/1 大朝日岳避難小屋⇒小朝日岳⇒鳥原山⇒古寺鉱泉

天気予報は悪くなかったが、朝日連峰の主脈はガスに包まれており、眺望を楽しむことはできなかった。
しかし、主脈に近づくにつれ、マツムシソウやエーデルワイスなどの大群落があり、花好きな同行者は歓声をあげていた。
お昼前に着いたので、大朝日岳をピストンし、西朝日岳にも向かった。
しかし、一層ガスが濃くなり、西朝日岳鞍部手前で引き返し、途中の金玉水の水場でのんびりして、小屋へ戻った。銀玉水のほうが美味かった。
大鳥池から縦走してきた人もガスの中をずうっと歩いてきたとのことで、リベンジすると言っていた。
翌日もガスのなかを出発。しかし小朝日岳に着くころから大朝日岳のガスが切れ始め、やっと朝日連峰の山並みをみることができた。
鳥原山で大休止をとり、景色を堪能し、古寺鉱泉に下山した。この日は山形市内泊。今週から始まる花笠踊りの幟が立ち、準備しているようだった。

8/1~4  夏山準合宿穂高岳  小田、赤石、立浪

詳細は月例に記載してあります。
そちらでご覧ください。

【山行計画】

8/8   三ツ峠 立浪、根本、他2
8/8~11  黒部源流 安陪、鈴木、田村、掛川、小野田、小田
8/9~12  折立-北ノ俣岳-三俣蓮華岳-雲ノ平 根田
8/13~14 前穂高北尾根 金子、他4
8/13~17 茶臼小屋手伝い 田村
8/14~16 赤木沢 小野田、他5
8/15~16 横窪沢小屋 根本
8/15~18 黒部東沢谷 掛川、他4
8/19~20 唐松岳 田村、他3
8/25~9/5 北海道の山 赤石、他1
<月例>
8/23(前夜発)水根沢谷(奥多摩)
赤石、小野田、掛川、安陪、田村、小田、田嶋、吉田 ※参加者募集中

定例会ニュース No.7(2015/07/16)

定例会出席者

桑畑、田嶋、田村、小田、村松、掛川、立浪、安陪、根本(9名)

7/11~12  日光 庚申山 ハイキング  佐野、根田

7/11静岡(6;00)==伊勢崎IC=銀山平830m 11:45ー12:45一の鳥居13:05ー15:45庚 申山荘
7/12庚申山荘4:13ー5:43庚申山1892mー8:00鋸山8:30ー9:55皇海山2144mー11:55鋸山 1998mー12:35六林班峠1806m-15:54庚申山荘ー16:54一の鳥居ー18:00銀山平==帰静
(報告 根田)
今回も佐野さんからお誘いがあり行ってきました。
なんせ遠方のゆえ、鋸山、皇海山からは尾瀬・至仏山が眺望でき前回の至仏山行同様豊橋に朝帰りになってしまいました。
いい天気なので現地で六林班峠経由で行動の提案し熊笹とコメツガの樹林の中を歩く14時間の行動でした。
私の足はカクガクでいいトレーニング山行となりました。

7/12  三ツ峠山 コウモリ沢~屏風岩  田中

5月の伊豆を除けば2年振りの沢登り。
何回も通っている屏風岩南東の沢に関心を抱いた。表登山道は初めて。
三ツ峠山は関東で富士山に次ぐ霊峰。奈良時代より知られる歴史の道。3つの峰からなり、下から眺めると各々に3つの岩壁が見える。
湧き水や水量が多く、古来より山による水害が繰り返されてきた為、水峠が訛ったとも言われる。
以上の事を全く知らなかった私は、知った被りのひねくれ野郎な気がした。
山行の発案はアイスクライミング全国版。屏風岩で著者のヒロケンと同会員が「現在改訂版を執筆中、11月絶賛発売予定!是非購入して下さい�院彑訶舛気譴拭B凜�ぅ匹忘�� ってない為期待薄だったが中々美しい。
そしてナメてたがちょっと危なかった。後は運動不足の為か足つりそうになりながら中央カンテ登攀

7/12  山伏岳  小田、他16名

県岳連登山教室の第1回実習登山である。西日影沢から往復、途中、読図の実習も併せて行った。

7/12  乾徳山  安陪、他2

5/31に引き続き、秋の山行のための偵察で、乾徳山に行く。
今回は大平高原から。乾徳山は、ちょっとした岩場あり、軽井沢の様な高原避暑地のような雰囲気あり、鹿にも会える楽しめる山である。多くの人が登ってきていた。

7/12  立岩  根本、他1

いつもの西壁が湿っていたので、西壁の上にあるルートで練習。
短い距離だけどなかなか難しく、人工壁では簡単に登れるグレードでも登れない。
前回同様、師匠にお手本を見せてもらうと1手は前に進めたが、レベルが違い過ぎてその後は全くできず。

7/13  三ツ峠  小田、赤石、小野田

(報告 小田)
夏の穂高合宿に向けて岩トレを行った。

【山行計画】

7/19   三ツ峠 小田、田嶋、根本
7/21   常念岳(下見) 小田
7/23~25 茶臼岳 根本
7/25~26 常念岳 小田、他16
7/25~27 聖岳~茶臼岳 掛川、他1
7/26~27 白山 田嶋、他2
7/27   城山 立浪、根本
7/30~8/1 大朝日岳 安陪、他2
8/23   <月例>水根沢谷(奥多摩)
<夏山準合宿> ※参加者募集中
8/1~4  穂高合宿 田嶋、赤石、小野田、小田
8/8~11  黒部合宿 鈴木、田村、小野田、小田、安陪、掛川

定例会ニュース No.6(2015/06/18)

定例会出席者

桑畑、田嶋、佐野、田村、小田、赤石、村松、小野田、立浪、安陪、根本(11名)

6/6~7 追悼山行
小田、赤石、田嶋、桑畑、鈴木、田村、小野田、掛川、佐野、根田、熊谷、安陪、立浪(6日のみ)、竹内さん二男智人氏、悠々山歩きクラブ員3名

6/6 上高地~横尾
6/7 横尾7:00~7:20横尾の岩小屋跡(追悼行事)9:30~9:50横尾10:00~13:20上高地
★横尾山荘へ宿泊、翌朝、岩小屋跡で追悼行事を行う。
幸い、天候に恵まれ、気持ちのいい空気の中で故人を追悼することができた。多くの方々の協力に感謝したい。
しかし喪失感は、こうして時間が経つにつれて却って大きくなってくるものである。(小田)
★ご迷惑をおかけしました(安倍)
★区切りがついたと思う(赤石)
★ご子息が喜んでくれてよかった(田村)
★こじんまりと、まとまってできたのでよかった(田嶋)
★大変良かった(佐野)
★帰りは車に乗れた。いい追悼になったと思う(立浪)
★天気が良くてよかった。ちょっとキツかった(桑畑)

6/7 三ツ峠  田中、他1

土曜の仕事終わり、急な思い付きでソロクライミングへ。
アプローチ道路で話した人は私と同じく単独登攀者。
2人目的の中央カンテ、10人程の混み具合。スーパーノロいソロは分が悪い。即席パーティーの結成だ。
二子山中央稜ソロやったという熟達者を見せる彼は、ビレイをした事もされた事も殆どないというど素人っぷりを覗かせる。
手首が痛いと言い訳して私が登れないハングを越えてみせたりする彼は面白い

6/8 荒島岳(1523m) 中出(なかんで)コース(標高差1120m)  田嶋、小野田

駐車場AM5:10~登山口5:48~小荒島岳7:58~シャクナゲ平8:23~荒島岳9:38-10:00~シャクナゲ平10:45~登山口12:41~駐車場13:08

(報告 田嶋)
★7日、竹内さんの慰霊祭の後、沢渡駐車場で皆と別れ小野田さんと荒島岳に向かう。
158号線を走り東海北陸道飛騨清見ICに入り、白鳥ICより再び158号線経由で駐車場にテント泊。
8日、駐車場から林道を歩き、登山口に。緩やかで歩きやすい道が続く。
穂高と比べると山の花は少ない。それでもウツギのピンクとガクアジサイの白、ミヤマキンホウゲの黄色が咲き競い綺麗だった。
花の咲き終わったショウジョウバカマの跡が沢山あった。梯子やロープが付けられた急坂の「もちが壁」を登ると山頂は近い。
思ったよりも時間はかかった。山頂は風が強かった。
この中出道はメインコースではないので、会ったパーティは1組だった。九頭竜温泉平成の湯に入って帰静する。
(報告 小野田)
★意外に大変な急坂があり、下りの時にはすっかり疲れてしまった。
下の方は白いガクアジサイとピンクのウツギが沢山咲いていた。他にも山の花々が咲いていて楽しませて貰った。
小荒島岳と荒島岳頂上は360度の展望。だが猛烈な風で長くは居られなかった。
下の平野は非常に広い水田。こんなに広い水田を見たのは久しぶりだ。

6/13 十二ケ岳  立浪、根本、他1名

(報告 立浪)
市岳連のクライミング講習生と、もっと練習したいねって話していて、十二ケ岳に練習に行くことになり、三ツ峠のマルチを控え、懸垂下降程度の経験しかない根本さんも誘ってクライミング練習。
中央スラブにロープをセット。右、左端、最後に中央を登った。
トップロープで立浪が登り、友人がセカンドで登り根本さんを上げる。
テラスに3人そろったら、懸垂下降のロープをセットして下降。ロープ回収のための1本を引くと、またトップロープセットの状態に。
これを3回ほど繰り返し、登りとロープセットと懸垂下降を練習。
昼食後は左と中央をトップロープで練習。
ルート図では右のハング直登が5.10aで、中央は5.7、左が5.8となっていたが、左ルートは細かくて難しかった。
(報告 根本)
★年末のザイルワーク訓練以来の懸垂下降は少し緊張したが、確保してもらいながら降りたので安心して行えた。
ボルダリングジムには時々通っているが、次に掴むホールドが明確なジムとは違い、どこを持つか探りながらの自然の岩はとても難しかった。
特に今回の十二ヶ岳はスラブで、探しても探しても持てそうな所がない。
隣のグループの人が仲間に「とりあえず足で上がれば持つとこあるから!」と言っていたが、足も引っかけるのがやっとの場所で、とりあえず上がれれば苦労しないよ・・・と思いながら登っていた。

6/13~14 今野川支流竜渡沢 掛川、他4

今年初の沢は沢登りというより、沢遊びとなった。
竜渡沢は月山と羽黒山の丁度中間付近の羽黒町にある沢。
初めに林道で山菜採りをして、山ウド、たらの芽、フキノトウをゲット。
車で移動して竜渡沢に降りた。
下降時にミズの大群生があり、山菜は大量に確保。
20分ほどで沢に着き、早速上流へお魚釣りへ。昔は多かったらしいが、時間が早かったのか、釣果はいまいちだった。
それでも、五人分のてんぷらとイワナ汁ができるだけは確保でき、山菜のてんぷらと共に豪華な晩餐となった。
釣りをしない私は川虫を捕ったり、入会したばかりの新人さんとお喋りしたりと、緑豊かなブナの森でのどかなひと時を楽しんだ。
ガツガツした沢登りも良いが、たまにはこんなのどかな沢遊びも良いものだと思った。

6/14 白馬大雪渓 氷雪技術訓練  小田、根本、立浪、小野田

(報告 小田)
★馬尻小屋の裏にいい斜面を見つけ、約5時間の訓練を行った。
滑落停止、氷雪上での各種支点作りと衝撃実験、スタンディングアックスビレイの練習が主なものである。
昨年秋の事故後に始めた新入会員対象の義務研修は、これで一通り完了したが、研修の機会は絶えず作って行きたいと考える。
(報告 立浪)
★滑落事故を振り返って、確認したい左トラバースの停止をどうするかの最終確認。
持ち替えは無理で、滑落停止の状態でピッケルを持っていないとピックに近い部分を握ってしまうことも分かった。
改めて過去の歩き方、ピッケルの持ち方で歩くことが安全だと思った。
(報告 小野田)
★滑落停止の練習をして毎回思うのは、私には止められないということ。滑落しないように気をつける。
(報告 根本)
★滑落停止訓練や、支点を作っての確保練習など大変勉強になった。ただ滑落停止はいざというとき、とっさに体が動かなければ意味がないので、繰り返しの練習が必要だと感じた。

【山行計画】

6/19~22  白峰三山  小田、田村、小野田
6/20    立岩  立浪、根本、他1
6/20    山伏  安陪
6/21    三ツ峠  田中、赤石、立浪、根本

定例会ニュース No.5(2015/06/04)

定例会出席者

桑畑、田嶋、佐野、田村、小田、赤石、苫米地、小野田、田中、掛川、安陪、根本(12名)

5/10 西伊豆町 こんどこ沢  田中、他3

伊豆の穴場的沢登りを案内して貰った。メンバーの3人も個性的で楽しかった。

5/23~24 <月例>玉川 夏山前夜祭・装備点検・パトロール

(報告 田村)
★今年も愛郷の道パトロールに参加、若い田中さんは力があり鋸であっという間に木をきり(拍手)。
装備点検・夏山前夜祭も天気に恵まれよかったです。

(報告 佐野)
★今年は下りだけだったので早かったが、去年は上り下りで大変だったと思う。

(報告 田中)
★迷いやすそうな場所があった。

(報告 根本)
★案外道が整っていて歩きやすかった。

5/25~6/4 九州の山々  赤石、他1

5月25日
早朝静岡を出て高速道を乗り継いで鹿児島県桜島道の駅「桜島」へ
26日
桜島登山 火山が活動中なので、現在登山が可能な「湯の平展望所」(373m)まで海岸から観光道路を歩いた。
約4時間。道の駅「たるみず」へ移動。
27日
大隅半島の高隈山、大箆柄(おおのがら)岳(1237m)登山。登山者3人と会っただけだった。霧島道の駅へ移動。
28日
霧島山の一座、韓国岳(からくにだけ)(1700m)登山、新燃岳は火山活動中で登れない。
韓国岳山頂から新燃岳火口を遠望した。登山者多数。霧島温泉へ移動。
29日
宮崎在住の友人とともに高千穂峰(1574m)登山。赤茶色の火山礫の中に点々とミヤマキリシマツツジが咲き誇っていた
登山者多数 道の駅「つの」へ移動。
30日
尾鈴山(1405m)登山。林道終点から登り矢筈岳への尾根を一回りした。
登山者ひとりと出会っただけ。市房高原キャンプ場へ移動。
31日
小雨のため、椎葉村を見学した。
平家の落ち武者が住み始めたという山深い村落。現在はダムがあり観光に力を入れているようだが山奥の集落には違いない。
あまり観光客はいなかった。市房高原キャンプ場へ
6月1日
 市房山(1721m)登山。市房神社から往復した。登りごたえのある急登の登山路だった。
周回のコースは道が壊れているとのことで登山禁止となっていた。登山者数名と会った。国見岳登山口の林道終点へ。
2日
国見岳(1739m)登山。周回するつもりだったが雨が降り出したので往復とした。
登山者3名と会う。昨日の市房山、この日の国見岳は九州中央部の山深い位置にある。
このため登山口へ林道からのアプローチが長く,たどり着くのに苦労する。山々を無事登って帰途につく。
3日
この日から九州は梅雨入りしたという。雨の中、九州道からひたすら走り本州に入ったったら雨は止んできた。深夜帰宅した。

5/27 氷雪技術訓練 針ノ木雪渓  小田、江戸、立浪

扇沢~針ノ木雪渓下部(訓練)~扇沢

(報告 小田)
1時間ほど歩いたところでいい斜面を見つけ訓練する。滑落停止、スタンディングアックスビレイ、それに雪を利用した様々な確保支点構築技術の訓練が主なものである。

(報告 立浪)
仕事の都合がついたので、雪上訓練に参加しました。昨年、滑落事故を起こしたので事故を起こさない技術確認で参加しました。
結果から報告すると、左トラバースでピッケルを左に持っていたときの滑落を、左の停止ができるかというと無理でした。
長年、つちかった癖は抜けません。ピッケルを持ち替えて右手による停止でした。安全のための滑落停止訓練は、続けていきたいと思います。

5/30 愛知県民の森 ハイキング 田村、小野田、掛川、他3

(報告 掛川)
シャクナゲコースを周回するも、シャクナゲは完全に終わっていた。標高300m程度の尾根は灼熱地獄だった。

(報告 田村)
恒例の掛川さんのBD山行、30日は暑い1日でした。31日は葦毛湿原をやめて茶臼山に変更 標高が少し高いせいかチョッピリ涼しかった。

5/31 茶臼山高原 ハイキング 田村、小野田、漆畑、掛川、他3

昨日の教訓を得て、高いところへ避難する。
1000mを超えるとさすがに風も心地よく、気持ちが良かった。今年も恒例のBD山行は天気とメンバーに恵まれ、思い出に残る山行となった。

5/31 乾徳山 安陪、他4

前日まで、天気は悪い予報であったが、前線が海上の移動したため、夏のような登山日和となった。
今回の山行は、十数名でいく秋の登山の偵察である。
メンバーの中には、登山の後の温泉と一杯が主たる目的の人、我々の山行が一年に一回だけの山行の人もいるため、今回行った徳和からの往復よりももっと楽な大平からのコースが良いのではとの意見があり、また偵察に行くことになった。
乾徳山頂上から見た久しぶりの奥秩父の山々、やはり落ち着く。

6/3 親海湿原、居谷里湿原  小田、田村、小野田

(報告 小田)
白馬大雪渓で山スキーのはずだったが悪天で転進。
湿原の散策となってしまった。どちらも初めてではないが、湿原の常で、季節が違うと表情も変わる。カキツバタが美しかった。

(報告 田村)
総会の時からの計画が延び延びになり、2日夕方立ちで白馬へ。
3日登山口で雨、諦めて親海(およみ)湿原と居谷里湿原を散策して帰宅。

【山行計画】

6/6~7   竹内さん追悼山行 上高地~横尾の岩小屋
      桑畑、田嶋、根田、佐野、田村、小田、赤石、小野田、鈴木、掛川、熊谷
      江戸、安陪、立浪(1日目のみ)、竹内さん二男、他3
6/8    荒島岳  田嶋、小野田 ※参加者募集中
6/13~14  出羽三山の沢  掛川、他4
6/14    氷雪技術訓練  小田、小野田、根本 ※参加者募集中
6/21    三ツ峠  田中、赤石、根本 ※参加者募集中
6月下旬  白峰三山  小田、田村、小野田

定例会ニュース No.4(2015/05/21)

定例会出席者

田嶋、佐野、田村、小田、赤石、小野田、鈴木、掛川、立浪、安陪、根本(11名)

5/7~9(6日午後立ち) 東北の山スキー  田村、他2名

6日、午後2時、田村自宅発 小布施サービスエリアにテント泊。
7日、日本海東北道を走り鳥海山登山口の鉾立駐車場にテント泊の予定で行ったが、雪少なく月山に移動することになり山形自動車道の櫛引PAにテント泊。
8日、月山リフトに乗り、シールをつけて牛首~姥ヶ岳までトラバース姥ヶ岳から滑ってきた。下の方は洗濯板のようだった。
翌日は西吾妻山スキーに変更したので国道121号線道の駅「田沢なごみの郷」テント泊。
9日、西吾妻山登山口に行ったが雪が途切れているようなのでスキー諦めて帰静する。
山スキーは消化不良だったが新緑のドライブを楽しんできた。

5/13 山伏岳  立浪

大日古道での南アルプスの取材の合間に富士山を撮ろうと、百疊からカメラ片手にGパンで尾根までと歩いていたら、30分ほどで山頂に着いてしまった。
こんなに簡単に山頂まで行けることにびっくり。

5/17 山伏岳  立浪

前回は夕方で誰も人がいなかったので、日曜に百疊から。たまたま出会ったグループに撮影のお願いをして山頂で待つ。
撮影後に話していたらケルン山岳会の人たちで、緑の道パトロールで梅ヶ丘から上がってきたそうだ。
前回同様、30分で登り、15分で下山だった。安倍奥の山がこんなに近いのかと思った。

5/16~17 立山御山谷、白馬大雪渓スキー登山  小田、他3名

5/16 室堂~一ノ越~雄山谷滑降~黒部湖~黒四ダム
5/17 猿倉~白馬岳往復

★昨年のオートルートメンバーである。雨の中、一の越へ登る。
途中から目論見通りに晴れてきた。御山谷滑降は5回目、融雪の速さを心配していたが、前回よりずっと下まで雪がつながっていた。
連休頃に悪くなっていた雪質も、却って持ち直してきたようである。
湖岸歩道の橋は相変わらず壊れたまま。そこはスノーブリッジをうまく使って越したが、ダムへ下る途中で、結局2回徒渉させられた。
翌日は、こちらも通い慣れた大雪渓へ。快晴ですごい人出であった。

5/16~17 北アルプス:白馬鑓温泉スキー山行  根田、小野田、他1(会OB:中野)

5/15 池田21:20=(中野車で)===
5/16 ===2:10 猿倉山荘下駐車場 テント泊 雨 駐車場 11:10 ---13:00白馬尻近く---15:00 杓子尾根のコル15:45--ski--16:30 猿倉駐車場
5/17 駐車場5:40---7:00猿倉の台地7:30---8:33 小日向のコル8:58---ski---
   9:13シール装着9:26---10:45 白馬鑓温泉 12:25 ---ski---12:45シール装着 13:05--14:05 小日向のコル14:30--ski---15:20 林道--15:30 駐車場16:00===そば屋===21:30 池田

(報告 根田)
4月の初めに山スキーの道具を買ったので、準備山行としてスキー歩きができるのかの確認と下りはちゃんと滑れるかの確認に白馬鑓温泉にいってきました。
今回も小田さんのアドバイスを受けての山行になりました。
5/16 天気予報では9:00ころまで雨、朝方から10時ころまで雨が止ます、私のテントの入り口と天窓から落ちてくる雨で閉口、小野田さんの一言「根田さんたちは会の軽量テントを借用するのがそんなにきらいなのですか?」私・・・・・・・。
計画を猿倉の駐車場をベースに1日で行ける範囲に変更。白馬尻から杓子尾根のコルまでシールをつけての歩行、中野さんのシールが張り付かす。
途中テープで補修、白馬の稜線は見えないもの天気回復、杓子尾根のコルから長走沢めがけてのスキー、最初は急でしたが沢に入ったところで緩やかな傾斜となり猿倉台地経由で林道まで楽に滑ることができました。
5/17 天候:晴れ、出発の準備をしていると、立山から移動してきた小田さんを小野田さんが見つけて挨拶。
一日で帰ってこられるか不安で一杯(私は小日向のコルまでの登り下りは毎回、佐野さんとあごをだしでの苦しい登行しか記憶にない)の中での出発。
猿倉台地経由小日向コルまでは新緑を楽しみならシール登行、中野さんのシールと靴の具合が悪いため、猿倉台地で別れました。
コルから湯の入り沢の出合いまで、雪面の筋上のこぶが気になり2,3回こけながらすべり、白馬鑓温泉までシール登行、先行者は稜線までいっていて温泉には人はあまりおらず、お湯加減も雪でさますことなく景色を眺めながらの1時間の入浴、帰りは烏帽子岩の尾根側の急な雪面を滑り降りました。
コルでは、見飽きるほど白馬鑓の沢筋についているスキーの跡を堪能し、猿倉まで休むことなく滑りました。
駐車場では小田さんたちが帰静の準備をしておりお互いの無事を確認、その後私たちも帰静しました。

(報告 小野田)
初日は雨が止むのを待ち、遅く出発。猿倉から林道にも残雪が多かった。男性達はフキノトウを摘みながら進んだ。
杓子尾根のコルから下り、広い猿倉台地を通って林の中の低木を避けながら小回りを繰り返して林道に下った。
2日目は前日帰りに通った猿倉台地経由で。真っ青な空に白雪の台地と新緑の木々、そよ風と、正に爽やかな5月の素晴らしい日だった。
小日向のコルへの登り斜面上部はかなり急で方向転換するのが怖くて手間取った。
早朝なのでまだ表面は少し固かった。鑓温泉は3度目だが今回初めて日帰り。
荷物が軽いため転ばずにスキーもできた。温泉は丁度空いていて、美しい春の雪山を眺めながら、ゆっくり浸かっていられた。
本当に心地良く最高の気分だった。
お風呂から出る頃には、上から滑り降りて来た人達がだんだん増えてきた。
スキー下降になると、やはり姿勢が悪い為なのか膝と腿がすぐ猛烈に疲れてしまい続けて滑れず何度も休みながらになってしまった。
こんなに良い条件の日に鑓温泉に行けて大満足だった。

5/17 箱根外輪山一周  掛川、他1

道の駅箱根峠を6時発、
屏風山~湯本~明星ヶ岳~明神ヶ岳~金時山~乙女峠~長尾峠~芦ノ湖展望公園~湖尻水門~湖畔林道~道の駅箱根峠20時半着。
天気に恵まれ気持ちの良いトレイルだった。うぐいす茶谷で頂いた氷水で生き返った。
湖畔林道に降りた頃からヘッドランプ使用。
疲れた体に10キロの林道歩きは長かった。

5/21 転付峠  立浪

明治時代に駿河の海産物を長野に運ぶために作られた道だか、2年ほどで荒れてしまった道。
転付峠は、南アルプスの登山道で残った。高校山岳部の夏山合宿で登ったので、30年ぶり。
峠の笹原が美しかったのを記憶していたが、林道が走りがっかり。今後、この付近の下をリニアが走っていく。
1時間半で登り、同じくらいの時間撮影して、45分で下った。カメラと三脚が重かった。

山行計画

5/23~24  <月例>玉川 夏山前夜祭・装備点検・パトロール
5/25~6/5 九州の山 赤石、他1
5/27    針ノ木雪渓 雪上訓練 小田、江戸
5/30~31  愛知県民の森 葦毛湿原 田村、小野田、掛川、漆畑、他3
5/31    乾徳山 安陪、他4
6/3    マヤクボ沢 小田、田村、小野田
6/6~7   竹内さん追悼山行 上高地~横尾の岩小屋
      桑畑、田嶋、根田、佐野、田村、小田、赤石、小野田、鈴木、掛川、熊谷
      江戸、安陪、立浪(1日目のみ)、竹内さん二男、他3
6/8    荒島岳  田嶋、小野田 ※参加者募集中

定例会ニュース No.3(2015/05/08)

定例会出席者

桑畑、田嶋、佐野、小田、赤石、漆畑、小野田、掛川、安陪、根本(10名)、見学者1名

4/4  賤機山   小野田、他

浅間神社からお花見をしながら鯨が池に下った。初めてアケビの花を見た。
眼下の何か所にも桜が見られた。心地良い春の日だった。

4/14  熊野古道 小辺路果無峠   小野田、他

前日、開山1500年の高野山に行き、十津川温泉宿泊。
雨だったが折角なので予定通り古道を歩いた。
ほぼずっと林の中の道で、たまに展望があるはずの所もガスで何も見えなかった。道は人家の庭先や畑を通る部分もあった。
道が広くそれ程足元が悪くないので傘をさして歩き、ずぶ濡れにはならず良かった。
本宮まで行かず道の駅までとし、そこからバスでとても雰囲気の良い湯の峰温泉に移動して民宿に。
この温泉町には外国人が多くて驚いた。何と、翌日は晴れ。残念。

4/18  明神ケ岳、明星ケ岳   小野田、他2

金時山登山口から入った。
まだ桜が街中にも山にも咲いていた。ミツバツツジも所々で咲いていた。
頂上には人が沢山いた。風が強く寒い。背の高い笹の陰に入り食事をしてから明星に移動。
明星頂上は木の中で展望なし。強羅に下りロープウェイで芦ノ湖に行き船に乗って移動。残念ながら曇っていたので灰色の景色だった。

4/18~19  富士山(雪上技術訓練)  佐野、根田、他1(会OB:増田)

4/18
高針IC(旧料金所)7:00-8:20周遊道分岐-9:30須山口登山歩道合流(1915m)-12:53宝永山登山道分岐(2234m)-14:35新5合目泊(2373m)

4/19
5:30起床7:30出発-8:15 6合目付近で技術訓練 9:50訓練終了 10:30幕場撤収 下山 14:33高針IC(旧料金所)

(報告 根田)
一週間前に加藤健一さんから、富士山の積雪情報で宝永山と上面の沢筋にはまだ雪が残っているとのこと、5月連休の準備山行として富士宮の旧料金所からガラン沢経由で新5合目駐車場で泊、翌日6合目付近の雪面で技術訓練をしてきました。

4/18
お天気は午前中はよかったが、午後から雪まじりの小雨になって、宝永山登山道分岐から駐車場まではトレースがなく、
唐松とタテカンバの中をかすかな標記(赤テープ)をみつけながらトレースをつけて歩いたので時間をくってしまい、
あげくのはては、視界が悪いため、駐車場の上面を登りすぎてしまい大きな駐車場を見落とすところでした。
休憩所の軒下にテントを張りお茶を沸かして一服し、下方みると視界がひらけて、樹林帯には霧氷がつき美しい光景が展開していました。
計画では宝永山往復でしたが中止、ぼっか訓練と雪面歩行訓練(キックステップ等)の確認をして終了

4/19
技術訓練といっても、事前に2人には、訓練内容のメモと資料をわたしていたので、昔の記憶をたどり、かってにどんどんと進めてしまい。
なんと雪遊びになってしまったかなと下山後反省をしております。
メニューはアイゼンワーク、サイル操作(確保術)、コンテ(ヒマラヤン・コンテ・パート2)、通常の滑落停止、古川式滑落停止、各種アンカーの制動確認をしました。
私にとっては、初心にもどって考えな直すいい機会となりました。
又今回の富士山は溶岩混じりの山道ばかりとのイメージでしたか、南アルプス深南部と同様、懐深い、静かな山だなと改めで思いました。
時期がよかったかも。

(報告 佐野)
1日目に宝永火口を往復しようとしたが体力がなかった。
火口から駐車場は樹林帯のトラバースで、トレースがなくGPSを使いながらで大変だった。
滑落停止では左手で止める「古川(?)式」を練習したが、慣れてないのでやりにくかった。

4/22~24 剱岳一周三の窓越えスキー登山  小田、立浪

詳細は山行報告に記載してありますので、そちらをご覧ください。

4/23  舟伏山   田村、他3名

自宅5:20分に出発、豊田JCから東海環状線に乗り、関広見ICから 418号線、谷合から神崎登山口へ。
東コース通行止、西コースを登る。
快晴無風、久々の天気で気分良し片栗、菫、一人静、叡山スミレ、ネコノメソウが咲いていた。
今回の目的のイワザクラに会え感激!この花を初めて見た。
ハクサンコザクラに似ている花弁が違い花弁がハート型、教えてくれたEさんに感謝!キツネノカミソリの葉も芽を出し群生していた。

4/25  棚山   村松、小野田、田村、他1名

(報告 田村)
元会員の大先輩、佐藤さんと2年ぶりのハイキング山行。
いつも若々しく姿勢も良く変わらない、見習わなければと思う。
ほったらかし温泉の先、登山道入り口に駐車する。
天気もよく風もなく穏かなハイキング日和でした。
ヒトリシズカ(一人静)、ニリンソウ(二輪草)が沢山あった。

(報告 小野田)
2時間弱で登れる里山。
新緑がとても美しい明るい林の中の道で、ヒトリシズカ、ニリンソウなど草花も咲いていて頂上は展望良く、とても素敵な山だった。
村松さん、田村さんが美味しいおかずを沢山持って来て下さり、非常に豊かな昼食になった。
心地良い風が吹き、のんびり過ごせて楽しかった。
下山後は眺めの良い露天のほったらかし温泉にゆったり浸かった。

4/25  霧訪山   掛川、他2

先週行った山に再度カタクリを見に行った。
見事に満開となっており、期待どうりのお花畑が楽しめた。
カタクリ、ヤマエンゴサク、ニリンソウの共演だった。

4/26  奥多摩 御前山(1405m) 大ブナ尾根  田嶋、他2名

登山口AM6:50~サス沢山8:20~惣岳山9:50~御前山10:15~サス沢山12:30~駐車場13:20

25日PM6:00静岡発。
朝霧高原あたりから降り出した雨も大月ICを出る頃には止み、9:00頃、多摩湖バス停前の駐車場に着き、天幕を張る。
26日快晴。
御前山まで標高差約900m、足元の良くない急斜面をゆっくり登る。
サス沢山を越えると、カタクリの花がぽつぽつと出てくる。惣岳山辺りは、群落まではいかないが結構咲いている。
7年目で花を付けたが、鹿の被害が大きいらしい。
頂上は樹林に囲まれ展望なし。
各ルートより登ってきた人が大勢休んでいる。
下りは、花の写真を撮りながら、のんびり行く。
簡単なハイキングコースと思っていたが、アップダウンで急登の続く、そこそこハードな山だった。「小菅の湯」620円に入って帰った。

4/28  十枚山   漆畑、小野田

(報告 小野田)
十枚峠経由の道の方が変化があって良かった。下りは別ルートで。
梅が島に行く途中の店屋に丁度見頃のだるま藤が見事に咲いていた。帰りに立ち寄りゆっくり見せて頂いた。

(報告 漆畑)
トレーニングになった。

4/28~29  京都の山   赤石、他1

詳細は山行報告に記載してありますので、そちらをご覧ください。

4/29~5/3  奥秩父縦走   根本

4/29 
7:02静岡駅-12:20瑞牆山荘-13:00富士見平小屋13:25-14:28瑞牆山-15:49富士見平小屋
4/30
5:12富士見平小屋-8:52金峰山-11:42大弛小屋12:07-13:32国師ヶ岳-17:00東梓手前で幕営
5/1
5:09幕営地-5:36東梓-9:15甲武信小屋9:30-12:41破風山-15:10雁坂嶺- 16:00雁坂小屋
5/2
5:07雁坂小屋-7:15雁峠-10:37将監峠-13:28飛龍権現-14:15前飛龍-15:08戻る-16:00前飛龍-16:51飛龍権現-18:40三条の湯
5/3
6:05三条の湯-9:15雲取山-12:35鷹ノ巣山避難小屋-16:45奥多摩駅

夏の南アルプス縦走に向けて、重いザックを背負って長時間歩く練習を目的として奥秩父に行ってきた。
計画では5日目に大菩薩嶺に登る予定だったが、残雪が多く思うように進まなかったため石尾根を下って下山した。

4/29
初日は移動時間の方が長かった。
富士見平小屋に到着して驚いたのが、知り合いが小屋をやっていたこと。
10年以上振りの再会であり、テン泊にも関わらずいろいろとご馳走になる。

4/30
残雪が多いと聞き、2日目は予定よりも早く出発。
金峰山に行く途中からチェーンスパイクを装着した。
金峰山を超えると残雪が一気に増え、大弛小屋周辺では1~2m、午後になり気温が上がったことで踏み抜くことが多くなかなか進まない。
結局途中の樹林帯で幕営。この時点で5日目の大菩薩嶺は諦める。

5/1
残雪が多い道だったが、午前中は雪が締まって歩きやすかった。
甲武信岳を超えてアップダウンが少なくなると思っていたら、ノーマークだった破風山が意外と急登で疲れた。
この日あたりから午後になるとどっと疲労が押し寄せるようになる。
気温が高く、甘いものやパサついた行動食があまり喉を通らない。ビールは心地よく喉を通る。

5/2
雪もなく勾配もなだらかなため、三条の湯には15時頃に到着しゆっくりと温泉に入る予定だった。
が、道を間違えるという大失態により3時間半のタイムロス。
心の中で、時には声に出して自分を罵りながら、何とか暗くなる寸前に目的地に到着。
連休初日でありテン場はほぼ満員。13時間の行動で足の裏の皮膚には限界が来た。
温泉がある幕営地で本当に良かった。

5/3
最終日、雲取山は家族連れからトレイルランナーまでかなり多くの人であふれていた。
鴨沢に下りたい誘惑に駆られながら、気持ちを奮い立たせて石尾根へ。
途中まで景色はまずまずだが、展望がなくなるとひたすら単調な道を歩く。
夕方になりやっとのことで奥多摩駅に到着。
達成感はかなりあったが、身体は限界だった。三条の湯のスタッフに聞いた駅前の餃子屋で飲んだ生ビールは最高だった。
今回の反省点として、毎日10時間以上歩くことは奥秩父のような勾配の緩いところでも厳しく、ましてやアップダウンの激しい南アルプスでは無理だと思われる。
また行動食はカロリーを計算して持って行ったが、最終的に1.5㎏以上余っており、計画通りに食べれるものではないことを痛感した。
夏に向けて食糧計画、行程ともに見直しが必要であることがわかり、有意義な山行だった。

4/30~5/2  黒部源流スキー登山  小田

4/30 新穂高~蒲田川左俣事故現場上の樹林帯
5/1 ~左俣経由樅沢岳南のコル2580m~双六小屋~三俣山荘~黒部源流2185m
5/2 ~祖父平~幕地へ戻る~三俣山荘~双六小屋~大ノマ乗越~新穂高

これも、黒部源流周遊シリーズの2回目である。
蒲田川左俣を登る。いいルートだが、今年は下部の水面が開いていて厄介だった。
赤木平をベースにして、源流地帯を周遊する予定だったが、ここも残雪少なく、祖父平から下はずっと水流である。
不快なので中止する。天気もいいので残念である。
条件のいいときに再訪しようと思う。

5/2~4  北アルプス・毛勝山   佐野、根田、小野田

5/1
静岡18:30===19:20浜名湖SA根田さん合流19:45===高山票ケ岳 休憩 22:10====魚津IC===5/2 1:00片貝山の守キャンプ場近く林道柵前

5/2
片貝山ノ守駐車場(6:10)(荷物は台車で)~片貝第4発電所(台車デポ。ザック背負う)(7:00ー20)~片貝山荘 (8:20ー45)~取水口(11:00ー15)~三階棚滝(13:00)~作之丞谷出合~平杭乗越BC(17:00)
5/3
平杭乗越BC(6:00)~西谷の頭(6:33~6:53)~急坂~2028m広い棚(9:18~9:45)~毛勝山北峰(10:00~10)~毛勝山南峰(10:40-50)~毛勝山北峰(11:15-40)
~岩の横で休憩(14:45~15:00)~西谷の頭(15:48-16:03)~平杭乗越BC(16:23)
5/4
平杭乗越BC(6:05)~二又~三階棚滝下部(7:50-8:30)~取水口(8:45)~山菜摘み~毛勝山北西尾根取付(10:35~11:00)~片貝山荘(11:15~25)~片貝第4発電所(12:25~12:45)~片貝山ノ守駐車場(13:25)

(報告 根田)
4/18富士山雪上訓練の結果をふまえて、計画を東又谷からのピークハントに切り替えました。
小田さんからのメールで剣岳周辺の残雪情報をもらい通年より谷筋は多く、逆に尾根筋は地面がでているとのこと、心配していた、三階棚滝の巻きも無事に巻くことができました。
アプローチである第四発電所までの林道歩きも佐野さんが手押しの台車を準備してもらい、楽に歩くことができました。
天候にもめぐまれて、平杭乗越BCから毛勝山への雪稜、雪壁(天国への階段)も登り下ることができました。

(記録)
5/1 佐野車で浜名湖SA(19:30)ピックしてもらい、北陸自動車道、魚津ICでおり、片貝山ノ守駐車場で車中泊
5/2 天候晴れ5:00に目覚めると、数台の車が駐車しており、スキーをつけ自転車で出発する登山者をみながら、共同装備の点検後佐野さんが準備した台車に3人分の荷を括りつけて、舗装された林道をガラガラをいわせながら3人で押してあるき第四発電所でデボ、
片貝山荘は、サルの軍団に歓迎を受け、計画書をテボし、東又谷の林道を歩く、
沢筋からのデブリや土砂雪崩の後をキックステップで歩き、雪面には山桜の花びらが散らばっており春山特有の目にしみる新緑を楽しみました。
小野田さんは、ピンクの花をみてあれはカタクリの花だよといっていました。
なんだかんだで取水口を通過し、三階棚滝の付近になるが高巻きのトラロープが見あたらなく、右岸のフッシュ帯を巻く。
少し10mほど上を高まいたので、1階棚の上部の雪渓に降りつくのに時間がかかってしました。
その上の滝は、雪で埋めつくされており無事通過、メンバーの体調も考えて、今日は二股までかなと思いましたが、平杭乗越が左方も見えており、時間がかかってしまいましが登りきることができました。
平杭乗越から今回も中止をした目の前のウドの頭、その奥の滝倉山、駒ヶ岳、僧ヶ岳までの稜線がはっきり見えました。
5/3 天候は晴れ、今日は毛勝山また往復8時間の行程なので少し早めに出発、アイゼンとビッケルを使用した世界でした。
西の谷の頭までは、稜線上はあるき、2028mから毛勝山北峰までは柔らかいく急な雪面をキックステップで登りきりました。
天気はよいので、毛勝山三山である釜谷山、猫又山が近くに見えて、往復できるのではと思いましたが、佐野さんを残して南峰を小野田さんと往復してきました。
北峰に戻ると佐野さんがお茶を作って待っていてくれました。
又地元の2人パーテイーが食事をしていたので、2人は今朝、東又谷をつめ食事後片貝山ノ守駐車場にもどるとのこと、なんと早い。
近辺の山の情報を聞いていると持参している、わらびやグレープフルーツ、チーズ、イカピーをいただいたのでお礼をして、下山にかかりました。
天国の階段を、ザイルをだして根田が小野田(バックのスタカット)を確保、根田ー佐野(コンテ)順で高度感のある雪面を途中休憩するところがないため、2028mまで約2時間、繰り返し下降しました。
その後コンテで天幕のある平杭乗越に戻りました。
5/4 天候曇り一時雨、今日は下山だけなので、東又谷に降りている、沢筋、尾根を地図で確認しながらのんびりくだる、三階棚滝の巻きルートは15mほどザイルを出し下降、片貝山荘手前の東又谷出会で北西尾根の調査をしたが登り口の標記を見つからず、断念。
片貝山荘から第4発電所までは山菜狩りを楽しみながら、同発電所からはテボした台車に荷を括り付け、佐野さんに台車を運転してもらいカラガラいわせなが ら空荷で山菜狩して駐車場へ
(後談)
下山報告後、5/4予備日を使い5/3の夜、片貝山ノ守キャンプ場でテントを張って採取した山菜をてんぷらに揚げようとしたところで大雨、ずぶ濡れになり途中で中止し、車中泊、翌朝雨も上がり、再度テンプラに挑戦しおいしくいただきました。その後富 山で観光をして無事帰静しました。
いいことは続かないものです。

(報告 佐野)
★台車は仕事でも使えるので買った。連休の山を楽しめた。

(報告 小野田)
林道が長いので佐野さんが台車を買って、舗装してある第4発電所までの往復はそれで皆のザックを運んだ。
本当に助かった。自転車やバイクで入った人達も居た。
急斜面が多い山だった。
特に「天国への階段(坂道)」と呼ばれる頂上下の雪壁は45度位あり、途中に棚もなく所々クレバスが口を開けていて、下を見ると遥か下の谷まで急な雪面が続いている。
全く気を抜く事ができず、ずっと緊張したまま2時間以上休み無く登り続けた。
喉も唇もからからだった。帰りもそこを下った。下りは更に怖かった。
私はザイルで根田さんに確保して貰い、後ろ向きで下った。その為登りより時間がかかった。
良い経験をしたが、この雪壁はもう2度と登りたくない。
だがそれ以外は、お天気にも恵まれ、展望が素晴らしく、下の方では文字通り目に浸みる新緑と山桜も見られ春山の美しさを堪能した。
登山者も3パーティーの6人に会っただけの静かな山だった。
東又谷は両側の沢やルンゼからの雪崩と土砂崩れの跡ばかりで折れた木々や石が散乱し凄い光景だった。
林道に下ってからは山菜摘みをしながら歩いた。カタクリの群生、キクザキイチゲも咲いていた。

5/2~4  屋久島 屋久杉ランド~白谷雲水峡   掛川、他2

2年前に辿ったコースの逆回りで行った。
2年前も同じGWに行ったが、今回の方がはるかに人が多く入っていた。
2日目の稜線漫歩の日に降られたのが残念。強風のため、雲の動きは早くて周囲の山々は眺めることができた。
最終日の縄文杉は混雑のない空いた時間帯に通過できたので、4回目にして初めて静けさの中、迫力のある大木を観賞できた。

5/2~5/5 西穂高~槍ヶ岳 田中

5/2 9:00西穂高口 14:40西穂高岳 17:00間天のコル
5/3 5:40発 11:40奥穂高岳 17:50北穂高岳
5/4 6:40発 11:40南岳小屋
5/5 5:00発 9:30槍ヶ岳 17:00新穂高温泉

1日目、今年は雪が極端に少ないらしくほぼ夏道っぽい。思い返すと1年テント泊してない、夕暮れ周囲の景観に感銘。
2日目、ジャンダルム越えてアイゼン着ける羽目に、それ迄は1ヵ所数mだけ。
奥穂を目の前にして硬雪(より氷)アイゼン、ピックが先端しか入らん登下降。
日本最高所にある日本最難ルート、ベタベタなフレーズに引き寄せられそれを味わう。
後ろパーティーは岩峰を懸垂下降。その後は飛騨尾根を登攀パーティー、凄いロケーション。
3日目、冷たい風雨に打たれキレット越え。
ハシゴ2つ登ればすぐ南岳に着く位のつもりがそんな訳無く、永遠に辿り着かない。マジばてた。
唯一雷鳥のつがいが3組程現れたがもうどうでもいい。
4日目、-5度。近付く槍ヶ岳が美しい。4日間だが最終地点の山に寂しさを感じた。

5/3~6 北関東の山  赤石、他1

詳細は山行報告に記載してありますので、そちらをご覧ください。

5/5  蛾ヶ岳 四尾連湖から往復   小田、他1名

家族サービスである。新緑がきれいだった。
山頂に着くと、白根三山から荒川岳に掛けての展望が素晴らしい。

【山行計画】

5/16~17 立山他 スキー登山  小田、他3
5/17   箱根(?)      掛川、他
5/23~24
<月例>玉川 夏山前夜祭・装備点検・パトロール
※参加される方は漆畑さんに連絡をお願いします。

6/6~7  竹内さん追悼山行 上高地~横尾の岩小屋(現在参加者16名)

定例会ニュース No.2(2015/04/16)

定例会出席者

佐野、田村、小田、赤石、村松、田中、掛川、風岡、市川、内藤、立浪、安陪、根本(13名)、見学者1名

4/4~5 霊仙山 掛川 他9

関ヶ原IC.から30分ほど走って榑ヶ畑集落より入山。
グルメ山行とのお誘いを受け二つ返事で参加させてもらった。
目的だった福寿草は残念ながら、群生地についたのが夕暮れだったため、蕾が閉じてしまっていた。天気も崩れたため、避難小屋は貸切りで良かった。
山ではあり得ない食材の出てくること。
あんなに豪華な食宅は下界でもあるものではない。恐れいった。
4日は3時頃までは晴れ間も覗き天気も良かったが、段々と崩れ、夜から暴風雨となり、5日は雨こそ小降りとなったが、風にあおられながらの下山となった。
あれほど思い荷物を担ぐのは最初で最後だろう。

4/11~12 湯沢 かぐら峰 山スキー 内藤、風岡他1

11日 濃霧で敗退

12日 菜種梅雨に挟まれた唯一日の快晴にかぐらスキー場は超満員スキー場トップで登山届けを出しビーコンチェックを受け出発。
かぐら峰頂上からは360度の大展望。稜線からのオープンバーンを3度登り返して滑りを楽しむ。
その後スキー場トップからスライドしてルンゼをこなす。大満足の1日だった。

4/11~12 北の俣岳スキー登山 小田

4/11 
打保6:53~神岡新道経由~13:10寺地山手前1940m地点
4/12 
BC5:20~9:03北の俣岳9:35~10:50 BC 11:40~14:50打保

20年前の2月に途中敗退したコースである。
その雪辱をと思っていたが、4月になってしまった。山の村の残雪1m。
今は使われなくなってしまった神岡新道の谷へ入る。
途中、真新しい熊の足跡に脅かされ、大声でコールをかけながら通過した。
谷は水流が現れ、通過にやや難渋した。
やはり、少し遅すぎたようだ。
翌日は快晴。山頂からの滑降は素晴らしく広い大斜面である。
但し、アイスバーンが解消せず、気を遣った。
寺地山まで戻ってくると、高いエンジン音が聞こえる。
まさかと思ったが、予想通りで3台のスノーモービルが、飛越新道方面からここまで上がってきていた。

4/12 富士山吉田口 田中

4:40馬返し 15:20吉田口十合目 19:30 馬返し

いつもに増してやる気無く、出発してしばらくで3人の登山者に追い抜かれ、2合目では傾きの為立ち入り禁止の神社の中で横になって既に眠りこけてしまった。
しかしいつもの冬富士の暴風が無く「頂上迄行けんじゃね?」と欲が出てきた。
結局出発から10時間超えで10合目に辿り着く。
日帰りでは初の快挙!これにブリザードやラッセルのプラスαを考えれば凡人が冬富士日帰り登頂が如何に困難かなるほど納得がいく

【山行計画】

4/18 霧訪山 掛川、他1
4/19 坪山 掛川、他1
4/18~19 富士山宝永火口 根田、佐野、他1
4/18~19 八ヶ岳 田中
4/22~23 剣一周三の窓越え 小田、立浪
4/23 舟伏山 田村、他3
4/27~29 北アルプス(未定) 小田、江戸
4/29~5/3 奥秩父縦走 根本
4/30~5/6 西穂~槍 田中
5/1~6 東北山スキー 風岡、内藤、他1
5/1~7 屋久島 掛川、他1
5/2~5 毛勝山 根田、佐野、(他1)※参加者募集中
5/7~10 東北山スキー 田村、他2
5月上旬 尾瀬、景鶴山、男鹿岳 赤石、他1
5月上旬 黒部源流地帯 小田

定例会ニュース No.1(2015/03/29)

定例会出席者

桑畑、田嶋、根田、佐野、加藤、田村、小田、清水、赤石、苫米地、金子、漆畑、村松、小野田、田中、掛川、風岡、前田
熊谷、内藤、立浪、安陪、(22名)

3/10   山伏  小野田、他1

アイゼンデビューをしたいと言う知人と西日影沢ルートを登った。
所々凍っていたり、残雪が少しある所もあったが、蓬峠まではアイゼン無しで登った。
蓬峠直前の笹の斜面が崩れ落ちていて、様子が変わっていた。
登り始めは青空も出ていたが蓬峠に着く頃には雪が降ってきて、止む気配もなく降り続いていた。かなり寒かった。
峠からはアイゼンを着けて暫く登っていったが、車の運転が心配だということで途中で下山した。だが駐車場には全然雪が無くホッとした。
彼女は市内でこんな雪山に登れる事とアイゼンの効果に感激していた。

3/20   峰方スノーシューハイキング 小田、他1名

峰方スキー場跡下8:55~11:25ハイランドホテルスキー場跡上12:45~13:10白馬ハイランドホテル
ハイランドホテルスキー場は数年前に廃業、みねかたも今年から廃業となった。
二つのスキー場跡を結んで、スノーシューで歩く。これが、後ろ立山連峰の素晴らしい展望コースなのである。知る人ぞ知るコースなのだろう。
足跡は沢山ついていたが、今日は誰にも会わなかった。スキー場の廃業は案外面白いコースを作ってくれる。
危険なし。初心者の読図訓練にもちょうどいい。

3/21~22  西穂丸山  小野田、他6名

リーダーと私以外は雪山初心者。
一人の男性は雪山でテント内で初めて寝る事、女性達は小屋泊だがテント内で食事作り、食事をする事が今回の目的。
山に行く前、先ず朝食はレストランで!そしてパン屋とスーパーで買い物。
新穂高温泉からロープウェイで西穂口に。
西穂山荘までしっかり踏み跡が付き歩き易かった。お天気に恵まれ快適。
景色も良く皆感激していた。
私はテント設営後、暇なので一人で上に。
あと30分も登れば独標に着くのだが15:30なので心配させるといけないと思い渋々テントに戻った。
翌朝も晴れ。丸山まで全員で登り、下山。

3/24  岩戸山(1356m) 赤石、風岡、他1名

22,23日は八方尾根スキー場でスキー練習をした。
この山は先月小田さん達が登った。登山口の青鬼集落からシールを着けて登る。
植林地を過ぎると林になるが混み合ってやや急な登りになる。
赤石はスキーをデポするが、風岡さんはクトーを着けてグイグイ登る。
連なっている山嶺に出てそこからはツボ足でくるぶしくらいの歩きになった。
やがて円い山頂。山名板を見つけられなかった。
一休みして同じコースを下った。時期が遅いためかあまり滑りを楽しめる山ではなかった。
天気は曇りで薄日が射した。ゆっくりして7時間程だった。

3/25 安部峠~八紘嶺   小野田、漆畑

安部峠へは小川沿いの道も、残雪のある疎林の中の道もとても雰囲気が良く峠もまだ積雪がある明るく広いきれいな所で気分が良かった。
市営トイレ辺りは残雪があるが尾根には殆ど無かった。
富士見台の先に見えるピーク辺りからはまだ積雪がかなりあった。
雪を被った富士山がくっきり見えた。八紘嶺の手前のピークで一時だったので下山する事にした。
時々正しい道かどうか不安になり、戻ってみたりしたので予定より時間がかかってしまった。
良いお天気で気持ち良かった。

3/26 昼闇山スキー登山  小田

焼山温泉~山頂往復
登り5時間、下り1時間、膨大な積雪にブッシュはすっかり、埋まり、頸城の山はいいところである。
標高400mの焼山温泉から標高1600m地点の稜線まで3時間、但し、そこから上は氷化していて、少々緊張した。
短い距離に2時間かかってしまった。
往路を滑降。1時間。
意外にも、昨日までの雪が粉雪で残っていて、快適な滑りが楽しめた。

3/27  一難場山スキー登山 小田

大所集落手前5:57~9:56一難場山10:30~11:30登山口
地図で見つけた穴場である。上部に広大なオープンバーンが隠されている。
複雑な地形を地形図と照合しながら辿ると、標高1000mで、そのオープンバーンに出た。
期待に違わず素晴らしいところだった。山頂は絶景。ガイドブック等には出ていない。 隠しておきたい所である。
このバーンは恐らく伐採あとだろう。あと数年経つと、木が伸びてきて、きっとなくなってしまうと思われる。

3/27 四阿山スキー登山 田村、他4名

26日午後、ブランシュタカヤマスキー場にて足慣らし、床暖房で無料のレストハウスに泊まる。
27日朝食を済ませ朝6時に出発して四阿山に向かう。
四阿山高原駐車場からシールをつけて登る。
快晴・無風・素晴らしい景色に見惚れながら休憩いれて、登り5時間。
下りは、1時間で滑降。高原で景色を堪能しながらティタイム楽しかった。

3/28  八ヶ岳 小同心クラック   田中

久々のクライミング、単独登攀はやはり緊張する。
全てフリーソロでいけるかと思ったけど途中で怖くなって20m程ロープ登攀した。
途中で40cm程度の岩塊を落としてしまった

【山行計画】

4/3     蒲原山スキー登山    小田、小野田、田村・・・
4/4~5   霊仙山         掛川、他多数
4/5     氷雪技術訓練      小田、根本、(江戸)(根田)
4/15    スキー登山(場所未定) 小田、立浪
4/22~23 剣一周三ノ窓越え    小田、立浪
5/1~5   毛勝山~増ヶ岳方面   根田、佐野、参加者募集中

【今後の定例会日程】

平成27年  4月16日  第3木曜日  市民文化会館  第4会議室

 5月 8日  第2金曜日  市民文化会館  第4会議室 ※注意
                     (7日木曜日休館のため)
 5月21日  第3木曜日  市民文化会館  第4会議室

 6月 4日  第1木曜日  市民文化会館  第4会議室

 6月18日  第3木曜日  市民文化会館  第4会議室

 7月 2日  第1木曜日  市民文化会館  第2会議室 ※注意

 7月16日  第3木曜日  市民文化会館  第4会議室

 8月 6日  第1木曜日  市民文化会館  第4会議室