静岡山岳会
Shizuoka Alpine Club

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月例

山行

定例会

山岳会概要

定例会ニュース 2015/03/19 No.24

定例会出席者

小田、赤石、佐野、田嶋、田村、風岡、清水、小野田、掛川、田中、内藤、安陪、根本、市川(14名)

3/8  犬川右岸尾根スキー登山   小田、他2

五竜スキー場P 8:00~9:00犬川~右岸尾根~12:10 1682mピーク
12:45~同ルート滑~14:07 駐車場

昨年オートルートへ行ったメンバーで登る。
ここは昨年地図で見つけて2回通った尾根である。
今日も他人のシュプールは皆無、標識類もなし。
ブナの疎林をスキーで登り、滑り下った。
こうしたオリジナルのルートを辿れるのが、スキー登山の良さである。

3/8  竜爪山   村松、田村

(報告 田村)
月例の尾瀬至仏山スキー登山に参加するため重い荷を背負ってのトレーニングに村松さんに付き合っていただいた。

3/10~13  ニセコ・ヒラフスキー場   赤石秀之 他大勢

3月9日にこの地方では大雨が降り、主要道路が冠水して交通止めがあったという。
スキー場には3日間いたが連日暴風警報が出ていて、ゴンドラ、リフトはそれぞれ下部の一本だけ運行していた。
上部のゲレンデから山頂への登行は出来ず、期待して行ったパウダースノーの滑降も出来ず、ホワイトアウト状の中で湿雪のゲレンデだった。
次回に期待するスキー行になってしまった。

3/14~15  月例 尾瀬至仏山(雪稜・スキー登山) 

この報告は月例に記載してあります。
そちらをご覧ください。

【山行計画】

3/20    白馬村東面の尾根  小田、他1
3/21~22 西穂丸山      小野田、他5
3/22~24 八方尾根、岩戸山  赤石、風岡、他1
3/25~27 北の俣岳      小田
3/26,27,四阿山       田村、他2
28(どこか2日間)
4/4~5   霊仙山       掛川、他
4/5     氷雪技術訓練    小田、根本

定例会ニュース 2015/03/05 No.23

定例会出席者

小田、赤石、桑畑、佐野、田嶋、村松、加藤、田村、掛川、田中、内藤、立浪、安陪、市川(14名)

2/21~22  七面山   掛川、他6

昨年と同時期に同じルートを歩いてきた。
去年はドカ雪の直後で随分苦労したこともあり、今年はスノーシューでの参戦。
あっけないくらい少ない積雪で、わかんでも不要。
敬慎院から上は適度に積雪もあり、トレースもあったが、敢えて新雪を歩きスノーシューを楽しんだ。
土曜日は天気も良く、各所から北岳、間ノ岳、富士山が見えたが、日曜日は曇りがちで展望はなかったが、とにかく暖かい一日で、雪解けも急速に進むことだろうと思った。

2/24~25  鳥甲山スキー登山   小田

2/24 秋山スーパー林道入り口11:53~14:00マブセ橋BC~遠見山への尾根を途中まで偵察で登る。
2/25 BC 6:50~8:50北西尾根P2~9:15 P1下スキーデポ9:30 ~10:24鳥甲山10:40~11:07デポ11:25~12:45BC13:15~16:00P

岩壁を巡らせた冬の鳥甲山にスキーで登る。西面の尾根からである。
1日目は偵察をかねて、遠見山への尾根を辿る。
ここがいい尾根で、大勢で楽しめるところだ。
2日目、北西尾根P2から南へ伸びる尾根を辿る。
昨日、春一番の雨が降った後なので、潜りはしないが表面が凍っている。
最後はアイゼンに替えて山頂に立った。
帰路、尾根上は段々がたくさんあって、滑りが楽しめる場所ではない。
主に尾根の左を絡んで滑り、それでも最後は気持ちのいい疎林の滑降を楽しみながらテントに戻った。

2/28  長九郎山(996m)   赤石、他3

いくつかの登山口があるが宝蔵院登山口から登った。
登山口からの標高差は460メートルほどだが5キロ強あるので歩きごたえがあった。
植林の中の歩きで展望はない。
上の方には一部葉を落とした広葉樹の林がある。
山頂に高い鉄製のしっかりした展望台がある。
ここに登ると天城連峰が一望でき、遠方には南アルプスの白い連山が望めた。
富士山もきれいだった。
この山から北に諸坪峠、猿山へと連なっているのだが登山路はない。
長九郎山の次にある三方平、十郎左エ門山に行ってみようとしたが時間切れになりそうなので引き返した。
今年になってから伊豆の山に4回目だが、高さが低い割にはなかなか簡単には登れなかった。6時間半ほどだった。

2/28  高尾山~陣馬山   掛川、他

三度目の高尾山。
雪解けのこに時期に行くのは初めてだが、ドロンコロードには参った。
今 回はトレランで稲荷山コース~陣馬山の往復。
まだハイカーは少ない。さすが人気のコースはランナーも多かった。

3/1  乾徳山   佐野、根田、他1

7:15徳和駐車場 - 7:30道満尾根ルート登山口(徳和峠) - 8:40道満山 ?10:20 1715m-月見岩 - 12:20乾徳山山頂ー13:40月見岩 ・道満尾根分岐 ? 高石ヒッテ - 16:15徳和駐車場

(報告 根田)
佐野さんに誘われて冬の乾徳山にいってきました。
十数年前の春にいったきりで、頂上付近 の鎖場があったことしか記憶になく、改めて地図で確認しながら行ってきました。
当日は太平洋側の低気圧が通過するため雨がパラツキていましたが、本降になるのなら早々に下山することに決め、歩き始めました。
月見岩付近より雪模様となり(登り2時間ほどは登山道には雪がない)雪道となりスパッツとヤッケを着装、尾根筋はかすかなトレースがついており木々には霧氷がつき冬山の気分を十分楽しませてくれました。
乾徳山山頂手間の鎖場は使わず、東面の巻きルートをとり、ピッケルとアイゼンではしごを掘り起こして登ったら頂上でした。
いつもの通り、視界は悪いため頂上直下でツエルトかぶり、お茶を沸かし昼食をとり早々に下山しました。
先月会のみなさんは読図のトレーニングをしたと報告がありましたが、視界の悪いとき、広い樹林の中で高石ヒッテから下山ルートを間違いそうになり、磁石のおかげで正しいルートで下山することができました。
もっとも北と南がわかっていればまちがうことはありませんが....現実はよく間違えるのでトレーニングになりました。

3/2  岩戸山スキー登山   小田、小野田、漆畑

3/2 青鬼9:00~12:30岩戸山13:20 ~15:00青鬼  駐車場で、雪上搬送法実習

(報告 小田)
昨年、登山教室の受講生とスノーシューで登った山である。
今年は雪が多く、スキーでも可能だった。
前日の雪で先人のトレースも消え、静かな山を独占した。
下山後、ツェルト搬送とスキー橇による搬送を練習した。

3/3~5  旭岳、三段山、富良野岳   風岡

3,4,5日で1月ホワイトアウトで果たせなかった旭岳、三段山、富良野岳のリベンジを狙ったが、3日は晴れの予報だし天人峡の宿を出るときは太陽がでていた。
旭岳スキー場に来てみると小雪が舞っている。ゴンドラを降りるとまたもや霧である。
ハイクアップを諦めてスキー場で楽しむことにした。
しかし正規のルートを滑る人は1割もいない。
ゴンドラ内は9割が外人で日本のなかなのに我々は少数派である。
このスキー場は一般のスキー場とは異なり余分なサービスは一切なく、コースのすぐ脇は山スキーそのもので、スキーヤーは例外なくやますきーの装備で滑っている。
つまりハイクアップしなくて済む山スキーである。
天気が良ければ、視界が効けば殆どが頂上を目指すスキーヤーである。
だから滑るぶんには十分山スキーの醍醐味が味わえる。
3日はこの前と違って雪が重い。
深雪のターンで痛めていた膝を更に痛め滑るぶんにはいいが歩くのが不自由になった。
4日は富良野スキー場にいった。ここも無圧雪のバーンが多くたのしかった。
5日は天気予報が曇りなんでハイクアップを目指しますが、行ってみないとわかりません。

【山行計画】

3/8      遠見山~犬川右岸尾根(スキー登山)  小田、他3
3/10~13  ニセコ(山スキー)          赤石、他多数

~月例:山スキー、雪稜~
3/14~15  尾瀬至仏山
 小田、根本、田村、(風岡、安陪)

定例会ニュース 2015/02/19 No.22

定例会出席者

小田、赤石、桑畑、佐野、村松、田村、風岡、掛川、小野田、立浪、根本、市川(12名)

2/11 新人読図研修 天狗石山
  小田、赤石、村松、掛川、市川、江戸、根本、他1名

(報告 小田)
八草集落跡から登る。
赤石さん達、大川地区の有志が整備してくれたコースである。
稜線に出るまで、50~100mごとにピッチを切りながら、ルートを地形図に書き込むという方法で読図研修を行った。
下山後、赤石さんからGPSデータの提供を受け、自分の記入した線と照合する。
概ね一致していた。天狗石山山頂の積雪は30cmほど、樹間から大無間が望めた。
展望がよければ、きっと人気の出るコースだろう。

(報告 赤石)
地図読み(読図)の訓練のための登山。奥藁科の山である。
廃村になった八草集落から智者山へは地形図に登山道は記されていない。
最近、登山の案内板と道標が設置された。
駐車場から尾根や沢の地形と1/25000の地形図とを照合、確認しながら枯れ葉や雪で覆われた道を登った。
古くからの道だが最近は歩かれていない。
一部林道を歩いてから上部の智者山登山道に出る。
稜線の尾根には30センチ程の積雪があった。各自が自分の地形図にトレースして、下山してからGPSの軌跡と照合した。
地図読みの訓練は、折に触れて行いたい。

(報告 掛川)
新しく開拓されたルートでまだ地図に載っていないため、読図講習には最適の山だった。
講師小田さんの下、普段なかなか学習できない実地訓練をさせていただき、貴重な体験ができた。
また天狗石山からは、普段なかなか姿を見ることができない光岳を見ることができたのは良かった。
帰りに赤石邸で美味しいお茶をご馳走になり、有意義な一日だった。

(報告 根本)
本格的に地図を読むのが初めてだったので、最初は全然わからなかった。
皆さんにいろいろと教えて頂きながら登っていくと、平面だった地形図が次第に立体的に見えてきて、後半はなんとなくではあるが自分がいる場所がわかるようになった。
今後の山行に生かしていきたいと思う。

(報告 市川)
とても勉強になる山行でした。

2/14,15 鳳凰山  小田、安陪、江戸、根本

2/14  御座石鉱泉7:25~13:10燕頭山~17:05鳳凰小屋へ抜けるコルの少し手前 BC
2/15  BC6:40~7:06鳳凰小屋~8:35賽の河原、オベリスク往復9:30~10:30 BC 11:15~12:55燕頭山~15:45 BC

(報告 小田)
登山者は時折あるようで、消え消えのトレースをラッセルを交えて辿る。
途中で追いついてきた6人パーティと相前後して登る。
彼らはスノーシューである。
緩やかなところは彼らが前に出るが、急斜面になるとこちらが先行するようになる。
ワカンとの長所短所が一目瞭然であった。
翌日、強風の中、オベリスク最上部の岩基部まで登る。
北岳方面は冬型の濃いガスに覆われていた。下山に掛かると、風ますます強まり、滅多に経験しないような烈風となった。

(報告 安陪)
胃腸の調子が悪く、食べられなかった。翌日は地蔵へは行かず、BCでテントキーパーをした。
小田さんをはじめ若いお二人のおかげで無事登山口に戻った時はホットした。
ありがとうございました。

(報告 根本)
1日目、前日に登山者がいたとのことだが、風でトレースがほとんど消えてなんとなくわかる程度。
途中からはラッセルになり汗だくになって進む。
快晴だったため八ヶ岳や富士山が美しく、ラッセルの疲れを癒してくれる・・・と言いたいところだが疲労は消えない。
途中スノーシューを履いたパーティーが追いつき、入れ替わりながらラッセルを進めていく。
17時になってしまったため、鳳凰小屋の手前で幕営。夜は時々強風が吹いていた。
2日目、朝から曇り空で風が強く、雪も舞っている。
体調不良の安陪さんはテントに残り、3人で地蔵岳へ。
スノーシューの一団が先行していたためラッセルをすることなく快調に進む。
頂上近くなるとますます風が強くなり、オベリスクの基部ではかなりの強風。
今回は基部までだったが、いつかオベリスクのてっぺんまで登ってみたい。
下りは雪で滑るのと踏み抜くのとで疲労が蓄積し、一番後ろを歩いていたことをいいことに、時々お尻で滑ってさぼってしまった。
体力の足りなさを痛感。

2/7  三峰山(山スキー)   田村、他2名

6日の午後はブランシュたかやまスキー場で練習、床暖房で無料のレストハウスに テントシート、マット、シュラフ、夕食を持ち込み快眠。
7日、車で移動、和田峠(餅屋)前に駐車してシールを張り歩く。
三峰山(1887m)
山頂付近は前回の西穂独標みたいな強い風がふいたが360度の眺望で素晴らしかった。
風が少し弱い所までシールをつけたまま歩き(滑り)シールを剥がし滑っておりてきた。
登り3時間、下り1時間(昼食休憩込み)。

2/7  四阿山 山スキー   風岡

あずまや温泉駐車場9,00-頂上13,00 -駐車場14,30
駐車場が満杯、仕方なく路肩駐車したが帰ったら「迷惑です。マナーを守って下さい。」の張り紙が。
快晴無風で全身汗だくになり足が重くて、気持ち悪かった。
忍耐の一事でゆっくりしたペースでスキーを前に出して登る。
景色は申し分ないのだが、きぶんがのらない。
ミニモンスターの林を抜けると風が強まる。
頂上稜線は遠くから眺めるとジャンプ台のように見える。
大学の山岳部らしき女性ばかり10人位のパーティーが旗棹標記を沢山持っていた。
この明瞭な登山道でちょっと違和感が。
この傾斜でクトーはなんの役にも立たない。
今度は直下付けのアイゼンにしようと思った。下りはまずまずの滑りで、最後の牧場は気持ちよかった。
全体的に、柔らかい雪とクラストした雪が交互にあるので、ともするとつんのめりそうになりがちで、ひざを曲げて、クッションを吸収する必要があった。

2/8  根子岳 山スキー   風岡

奥ダボストリプルリフト終点8,30-頂上11,00-駐車場12,00昨日と打って変わって小雪混じりの強風で、おまけにホワイトアウトである。
夕べ車中でぐっすり眠り、体調はいい。
聞いてはいたが頂上直下まで雪上車の跡があり、興ざめだが、こんなときは迷うことなく頂上に着けた。
頂上直下に一ヶ所だけ雪壁があり、あとはガスのため、ゲレンデを滑るようなものだ。
山頂付近のモンスターがきれいだった。この前の例会で話題になったABSを背負った方と知り合いになった。
この方のはABSにザックが別着けになり便利だが15万円するそうだ。私にはとても手が出ない。

定例会ニュース 2015/02/05 No.21

定例会出席者

小田、赤石、加藤、田嶋、村松、田村、風岡、小野田、立浪、安陪、江戸、根本、市川(13名)

1/23~25  白馬八方尾根ゲレンデスキー 
田嶋、小田、赤石、風岡、内藤、漆畑、小野田、田村

(報告 田嶋)
23日先発と後発に分かれて白馬八方尾根スキー場に向かう。
24日、25日とも天候に恵まれ、快適にスキーを楽しんだ。山木コーチによる講習と自主滑走に分かれ、充実したスキーだった。
宿舎の山木山荘も快適で、田村食当の料理もおいしくて、快適度100%の準月例になった。

(報告 田村)
24日、25日両日とも快晴。
月例山スキー参加するにはゲレンデスキーが上達せねば・・・風岡師匠からキックターンを練習せよ!怖がるのをなくせ!との毎度の忠告。
今冬は怖さが少し無くなってきたかな?スキーが楽しく、もっともっと上手になりたい。

2/1  伊豆市 猿山(1000m)   赤石、他2

伊豆市にある猿山に登った。
先月、「天城の大杉」から滑川峠、小僧山経由で目指したが時間切れになって小僧山までで引き返した。
やはり先月、白川峠から諸坪峠経由で目指したが白川峠まで行った所で道が不明になり引き返した。
今回は3回目の挑戦だった。

諸坪峠までは林道を歩いた。
峠から「水涸歩道」と案内板のあるある稜線の下をまいている道を歩き、途中から猿山へ不明な道を見当をつけて登る。
大きなブナやアセビがある広い尾根になる。
円い頂上は灌木帯の中だった。三角点と手書きの山名板があるだけだった。
展望はないが木の枝越しに真っ白い富士山が見えた。
登ってきた道を涸沢歩道まで戻るが、この間が円く広い尾根なので地図と磁石を頼りに地図読みをしながら降った。
歩道まで降り歩道をさらに進むとガレで歩行が不能になった。
引き返して植林地をまっすぐに降る道を下山した。
地図が頼りの面白い山行だった。
里山といわれる低山はかつてあった作業道が廃れていて不明な箇所が多く巨大迷路を歩いているようだった。
なおこの山は静岡100山とあるがガイドブックや「山と高原地図」には記載がない。地図読みが必要なコースだ。

2/3  野麦峠から戸藏(スキー登山)   小田

川浦集落先ゲート8:40~野麦峠旧道入り口~10:30野麦峠10:50~12:56戸藏1981m~同ルート滑降~ゲート

冬の野麦峠である。
一度行ってみたく思っていた。お助け小屋は大半雪に埋もれていた。
乗鞍岳が美しい。
昔、昔の女工達もこの風景を見たのだろう。そこから尾根を北上し、戸藏という知られざるピークを往復する。
トレースなし。邪魔な標識類もなし。
ここも、ずっと以前から考えていたところである。
山頂には、素朴なプレートが一つだけ雪面に顔を出している。
東側は鉢森山方面の展望が開けていた。
地形的にはスキー登山に適当だが、南面のため雪質が悪い。雪の降る日の方がもっと楽しめただろう。

【山行計画】

2/6~7   三峰山(山スキー)   田村、他2
2/11    読図講習(天狗山)   小田、赤石、村松、掛川、江戸、根本、市川
2/14~15 鳳凰山         小田、根本、(安陪)
2/21~21 七面山         掛川、他

定例会ニュース 2015/01/22 No.20

定例会出席者

小田、赤石、田嶋、村松、田村、掛川、立浪、安陪、根本、市川(10)

1/10  伊豆市 小僧山(972m)   赤石、他2

伊豆市にある小僧山、猿山を目指した。
あまり歩かれていないようで道は荒れていて不明な箇所もあった。
古い赤布があるが僕たちも復路に備えて5枚ほど枝に結んで登り帰りに外してきた。
猿山を目指したが途中時間切れになって小僧山で引き返した。天城の大杉から登った。約6時間の行程だった。

1/10~12  北八ヶ岳、美ヶ原スノーシューハイク   掛川、他3)

10日早朝に静岡発、9時50分のピラタスロープウェイにて山頂駅へ。
多少風が強かったが、天気はまずまず。
縞枯山荘~茶臼山を経て白駒池へ。
積雪は30~50センチほどあるが、フィールドはかなり踏まれており、スノーシューがなくても歩ける感じだった。
時々踏み跡を外してスノーシューならではの感触を楽しみながら歩いた。
白駒池には3時半頃到着。青苔荘にて幕営。
トイレが昨年末に新設されており、暖かく綺麗で1回100円の価値あり!水も無料で頂けた。
気温は-8°~-10°ほどだったが、それほど寒くはなかった。
11日は白駒池を1周してスノーシューで遊び、国道を歩いて途中から五辻に上がり山頂は踏まず、トラバースぎみにロープウェイ山頂駅へ。
朝から曇りがちで風も強く、雪もパラついていた。
14時10分のロープウェイにて下山。今宵は上諏訪のビジネス温泉旅館泊。
朝食の素晴らしいお勧めの宿。一泊朝食付き4500円也。
12日朝、美ヶ原へ移動。ヴィーナスラインは通行止めのため、和田峠から行く。
道路状況が心配だったが、除雪されており所々凍っていたがチェーンは不要で山本小屋まで行く。
だだっ広い美ヶ原のハイクにはもってこいの快晴だった。時々吹く冷たい風も心地よかった。
美しの塔から茶臼山山頂へ。歩いてる人はほとんどいなかったが、雪はほどよく締まっており歩きやすかった。
茶臼山直下で2人組に会っただけだった。山
頂では富士山、南アと中央ア、フィールドからは北アの展望が抜群だった。
2時半頃山本小屋に戻り、諏訪湖畔の片倉館で汗を流し、B級グルメの味噌天丼を食し、充実した連休が過ごせた。
スノーシューハイク最高!!

1/14  赤禿山東面山スキー   小田

1/14 夏中6:45~9:58 赤禿山10:40~11:10林道11:50~12:00夏中
赤禿山へまたやってきた。4回目である。
今回は初めての東面、期待に違わず好ルートで、緩急自在、標高差800mの深雪を好きなように滑り下った。
ただ、残念なことに、誰も来ることのなかったはずのこの山に、シュプールがいくつも付いている。
もしやと思い、帰ってから確かめたら、案の定、ネットにいくつもの記事が紹介されていた。こういう山はそっとしておきたい。

1/12  三段山 山スキー   内藤、風岡

(報告 風岡) 10,11,12日と北海道の山スキーを計画するも2日とも濃い霧の為思うような山スキーができなかった。
10日は旭岳スキー場、11日はカムイリンクススキー場、12日になって本格的な山スキーを狙ったが、出だしからホワイトアウトで不完全燃焼だった。
旭岳スキー場は1本のゴンドラで初心者コースと上級者コースにわかれる。
ゴンドラを降りたところから完全なホワイトアウトでハイクアップは出来ず、上級者コースを先行者を目あてにドロップする。
ゲレンデとは言っても、腰迄の深雪を蹴散らしてのツリーランは山スキーそのもので、パフパフの雪でターンも苦にならない。
カムイリンクススキー場も霧の為思うようなスキーはできず早めに切り上げた。
シール登行をしないで北海道を去るのも納得いかないので、12日は白銀壮から三段山を目指すことした。しかしここでも駐車場でホワイトアウト。
連休で登るスキヤーがいるので意を決して歩き始める。
切り開きの登山道3~4米位の幅でトレースがあり、濃い霧だが迷うことはなかった。
暫く緩い傾斜で時々スキヤーが降りてくる。ほとんど1段で降りてくるようだ。
30分登って傾斜が急になった上部で終了にする。
トレースが細ければとても滑れないような濃い霧で、慎重に短く切りながら降り始めた。昨日より気温が上がり雪が少し重い。
傾斜が急な部分は深雪でも滑れるがあとはトレースに沿ってあっという間に白銀荘に到着
天気に恵まれない3日間だったけど、北海道のパウダースノーが経験できてよかった。
今年中にも一度挑戦したいところだ。

1/17~18  西穂独標   田村、内藤、安部、蓬莱、風岡

(報告 風岡)
17日は西穂小屋まで、新穂高ロープウェイを降りて1時間半明瞭なトレースだった。
18日、1晩中吹き続いた風がなかなか止まない。予定の5時出発を2時間半延ばして7時半にようやく腰を上げた。
ものすごい列風に体が持っていかれそうだ。
丸山で蓬莱さんが降りることになり内藤さんが付き添ってもらうことになり、田村、安部、風岡で独標めざして西からの強風のなか歩き始める。
兎に角風で体がよろめいてしまう。やうやく薄日がさしてきたので少しは温かくなってきた。
しかし吹き飛ばされてくる雪が顔に当たり痛い。
最後の雪壁を登って独標にたったがあまりの強風に景色を楽しむ余裕はない。
早々に下山をして暫くすると、風が弱まり北アルプスの雄大な俊峰群がダイナミックに展開し始めた。
丸山まで下るとほとんど風もやんだ。
安部さんの両頬が凍傷になってしまった。反省としてゴーグルと目出帽でしっかり顔を隠す必要があることだ。

(報告 田村)
新穂高ロープウェイに乗った事はあっても西穂独標まで歩いた事がなかったので前夜から嬉しいのと歩けるか心配で1時半、2時と目ばかりあいていて気が気じゃなかった。
雪道だから西穂山荘までは夏時間よりかかると思ったが早かった! 
翌朝(25日)強風で、風岡リーダーが出発時間を遅らせると言う。
丸山までは凄い風だったが徐々に弱まってきて西穂独標では快晴に なり景色は最高だった。和やかで楽しい山行だった。

(報告 安陪)
先月の八ヶ岳月例に引き続き、今回も強風の洗礼を受けました。

1/18  伊豆市 猿山を目指したが白川峠まで   赤石、他1

前週、北側から猿山へ登るつもりで行ったが小僧山までで時間切れになってしまった。
今回は南側から白川峠、諸坪峠を経て猿山に登る計画にした。
河津七滝温泉の奥の林道から歩き出し、沢筋から荒れた山葵田を通る。山葵田を過ぎたあたりから山道は不明になる。
杉の植林地の踏み跡のような作業道を探して登り尾根に上がった。尾根から右手樹間越しに猿山が円く望めたが、いよいよ道は不明になる。
白川峠がはっきり分からない。
猿山に続く尾根を探したが分からず、赤ペンキのマークに導かれていくつかの荒れたガレ場を横切ったら違う方角に行ってしまった。
午後1時になり引き返すことにした。登ってきた道を正しく下れるか不安だったが、植林と雑木林の境を降りて沢に出た。
登った踏み跡通りには下れなかったが、沢に降りたら見覚えがあって一安心。
降って林道に出て駐車場に戻った。出発が9時、帰ったのが3時で6時間の行程だった。

1/18  村山古道~西臼塚   立浪、他4

取材で行ってきました。溶岩樹形など珍しいものがみれてよかった。

1/19~20  西穂高西面山スキー   小田

1/19新穂高9:30~11:40穂高平小屋12:20~14:50西尾根1920m地点15:20~15:47穂高平小屋

去年の冬、江戸君と登った西尾根の下部が山スキーに良さそうだったので、早速やってきた。
いい斜面である。雪の降る中、快適な深雪滑降を楽しむ。

1/20 穂高平小屋6:50~10:40小鍋谷右岸台地1900m地点11:15~12:08穂高平小屋12:40~13:30新穂高
こちらもいいルート、途中、台地が一旦とぎれているところは少し下ってトラバースしてから這い上がる。
後は少しずつ傾斜を増しながら、西穂の頂稜へ向かって台地が立ち上がっていく。
相当上からの滑降が可能。2400m、2710m、あるいは山頂からも可能。今回は1900mまで。
それでも気持ちのいい深雪滑降だった。トラバースは帰りの方が簡単だった。
春になったら、上部から滑り込んで見たいところである。

【山行計画】

1/24 山伏  掛川、他
1/31~2/1 宝剣岳  小田、江戸、安陪
2/11 読図山行(天狗石山)  小田、掛川、根本、市川、(江戸)
2/21,22 七面山  掛川、他

~準月例~
ゲレンデスキー  担当 田嶋
日程:1/24~25

定例会ニュース 2015/01/08 No.19

定例会出席者

小田、赤石、加藤、田嶋、村松、田村、清水,掛川、立浪、安陪、根本、市川(12名) 

~月例~  八ヶ岳杣添尾根
   小田、田嶋、赤石、根田、安陪、立浪、小野田、江戸、根本

12/20 登山口P9:40~13:50 2450m地点BC
12/21 BC6:20~9:20三叉峰~10:55 BC 11:55~14:10 P

(報告 小田)
この時期にしては珍しく雪が多く、ラッセルとなる。山頂直下は強風で少々危険な状態だった。
下山時、ここにはザイルをフィックス。但し、下山の頃からは、急に風が弱まってきた。
1日目、低気圧の通過で、曇りから雪、2日目、それが抜けて快晴。但し、冬型の強まりとともに、午後からは冬型の雪が舞い始めた。教科書通りの天候パターンが学習できた。
この月例、本来は亡くなった竹内さんの担当だった。
竹内さんの好きだった八ヶ岳で、竹内さんを偲ぶ2日間となった。合掌。

(報告 立浪)
足首の骨折から半年が経ち、歩くことには支障がなくなったので、そろそろ活動するかと参加を決めた。
杣添尾根は雪が深く、左足の筋肉が衰えていたせいか息が上がってしまうことがあった。
冬山はテントに入ると、風から遮られてほっとする。この感触がいい。
翌朝、わかんを履いていても太ももまで埋まるラッセルもあり、
苦しいものの朝日を拝みながら天候には恵まれた。
わかんを外しての主稜線までは風が強く、ピッケルで3点確保しているような感じで登った。
横岳からは北アルプスも見え、気持ち良かった。
下りは体重が重いせいか、人の踏み後を太ももまで踏み抜いてしまい、苦しい下山となった。
足の骨は加重の負担でしなるようで、ボルトは追従せずに痛みに襲われた。
運動不足も重なり、付いて行くのがやっとと悲しい現状。
下山後は、左足首は骨折時のように腫れ、1週間ほど痛みが続いた。
毛布が触れただけでも夜中に痛みで起きてしまうほどで、ボルトが抜けるまでは無理はできないと痛感した山行だった。

(報告 安陪)
私にとって中身の濃い山行でした。体力不足を感じました。

(報告 根本)
初めての冬山で、テント生活やラッセルなど学ぶことが多かった。
頂上付近での強風には少し恐怖も感じたが、無事に登頂、下山できて一安心。
夜の宴会は楽しかったです!

12/27~1/2  熊野古道   掛川、他1

6日間静かな古道をのんびり歩いた。
今回は中辺路を中心に、小古辺の一部を制覇。元旦のみ雪に降られたが、それも風情があった。
この時期は歩いている人はほとんどいないので、歴史に触れながら静かな散策ができて良かった。

12/27~28  七面山、八紘嶺   根本

表参道から石段を登って敬慎院へ。25丁目を過ぎたあたりから地面に氷が現れ、29丁目からは道幅いっぱい氷となりアイゼンなしでは登れなくなる。
途中、信者の方がジャージにスニーカーという格好で登っているのを見て驚く。
夜のお勤めで南無妙法蓮華経を唱えてから9時消灯。
翌日はご来光を見てから出発。親切なことにお昼ご飯としておにぎりとみかんを頂けた。
七面山山頂~八紘嶺の展望はいまいちで、木々の間から富士山や南アルプスが見える程度。
積雪は20~30㎝だったが、前日に梅ヶ島から七面山に歩いた人がいたためしっかりとトレースがあり、迷うことなく下山できた。

12/29  立岩(基礎ザイルワーク訓練)   小田、熊谷、根本

(報告 小田)
前回同様、新人対象のザイルワーク訓練だが、経験豊富な熊谷君も参加してくれた。
基礎の徹底はどんな分野でも大切である。

(報告 根本)
ザイルワーク講習をして頂く。初めは上まで登ると高さに恐怖感があったが徐々に慣れた。
練習中、意図せずカラビナが開いてしまうことがあり焦った。
覚えることが多いので自宅で復習が必要。

1/2~3  赤岳   風岡、他1

12月27,28日の予定が葬式の為延期、5人の予定が2人に3日行者小屋に6時に着いた。
ガスガスでテンション上がらず同行者の無理はしたくないの一言で敗退を決める。

1/4~6  三の沢岳スヤマ尾根、木曽駒ヶ岳(敗退)   小田

スヤマ尾根を目指して敬神の滝小屋から滑川を詰めるが、積雪多く敗退。
戻って一般コース(上松A)に転進する。金懸小屋まではトレース有り。
しかし、少し登ると全く無くなってしまった。2510mまでラッセルを頑張るが、時間切れとなる。
年末年始の荒れはやはり酷かったのだろう。上部は誰も登っていないように思われた。
6日、降雪の中を下山。下では雨となった。

【山行計画】

1/9~13    大雪山     風岡、内藤 

~準月例~
ゲレンデスキー  担当 田嶋
日程:1/24~25