15日 毎年この時期に行っている冬山訓練の月例山行を行った。
中央アルプスの北端近くの山、将棋頭山に伊那側から登ってきた。一昨年の同じ頃に小田さんがリーダーでこの山の近くの茶臼山に木曽側から登った。今回の山行は積雪が少ないことを予想していったがキャンプ地の大樽小屋までは夏道だった。雪が無いことを予測して各自が2リットルの水を背負い上げた。
テントは10人用と3人用の二張りを持ってあがったので、各自のザックは20キロ前後から25キロほどになった。大きなザックで13人が並んで登る隊列は久しぶりで壮観だった。夕食は大勢でナベを囲んで賑やかに盛り上がった。
田村さん安陪さんが食当を担当して、スープ汁、肉、野菜や豆腐までと重さを気にしない食材だった。
16日 6時に歩き出した。まだ暗くヘッドランプが必要だった。
膝くらいの積雪だったが、先行者のトレースがあったので、アイゼンがきいてスムースに登れた。森林限界を抜けるまでは無風状態だったが、稜線に出ると西風が強く吹いていた。
冬の登山ルートを登った。岩混じりの登りはアイゼンで歩きにくかった。天気が良く南、北アルプスが遠望できた。これらの山々も雪が少ないようだった。12時近くにテントに戻り撤収後、暖かい日射しの中、葉を落とした唐松の林や広葉樹の道を下山し4時前に駐車場に戻った。
13人のメンバーが参加して山と友を楽しんだ山行で、今シーズンの雪の山の始まりになった。(赤石)
入山
大樽小屋 テント
山頂へ
八ヶ岳 遠望
山頂へ(堀)
将棋頭山 山頂(根本)
中央アルプスの連山(根本)
テントを撤収して 大樽小屋
下山