小田、赤石、根田、鈴木、田村、掛川、小野田、立浪
報告者
3/11 安房峠旧道ゲート8:05~8:45中の湯9:20~14:55 2000m台地(BC)
3/12 BC6:05~スキーデポ~8:40焼岳北峰肩9:00~9:15スキーデポ9:40~10:15 BC 11:15~13:40 1750m付近(小田、立浪先行) 13:50~中ノ湯~14:40安房峠旧道ゲート(本隊着16:45)
いい天気となった。前日までの新雪が50cmくらい。登山者は多いが、皆ワカンである。スキーでラッセルして予定の幕場に着く。焼岳と穂高の眺めが素晴らしい。
翌日、快晴の下、途中、2250m付近をスキーデポとして北峰肩まで登る。満足の山頂ではあったが、下山に移ると、雪質がスキーには最悪のモナカ雪であった。転倒が多く、時間がどんどん過ぎていく。
最後はタクシーの制限時間の関係で、2名のみ先行して下山。沢渡の車を回収してゲートに戻り、本隊の到着を待った。(小田)
11日 沢渡に駐車して、タクシーで安房峠旧道のゲートから歩き出した。中ノ湯からシール登行が始まり上の登山道入り口から夏道沿いに登る。ツボ足でのトレースがあったがその中を歩いたりスキーで新しいトレースをつけたりして登った。トップでのラッセルはすべて小田さんがやった。膝下ほどのラッセルだった。深雪のシール登行はラッセルの後からついていくのもなかなかだった。
2030mを超えた台地状のほとんど立木の無いところにテントを張った。10人用のテントは壮観だった。眼前に双耳峰の焼岳が圧倒的な大きさで聳えていた。豪勢な夕食と宴会を楽しんだ。満月の夜で、快晴無風、月明かりで中穂高連峰もきれ
いに見えた。
12日 6時過ぎにシールをつけて歩き出した。風は無く晴天のもと、キックターンをしながら広い真っ白な斜面を登る。2300m付近から斜面がやや急になってきたのでスキーをデポしてアイゼン登高にきりかえた。山頂下の台地までとして、ここで大展望を楽しんだ後9時半頃引き返した。デポ地点からスキーに履き替えて滑り出したが雪がブレーカブルクラストの「もなか雪」になっていてターンに苦労した。小田さん、立浪さんは上手にこなした。テントを撤収して下山。
降りの始まりは緩い樹林帯の中でスキーを使ったが下部は斜面が急になりスキーを背負ってツボ足で下った。スキーをザックにつけると急に重くなり苦労した。途中タクシーを呼ぶ都合で小田さん立浪さんが先行して下った。降りも思った以
上に時間がかかって全員が旧道入り口に着いたのは4時半近くになった。(赤石記)
(感想:赤石)大勢のメンバーでのスキー登山で愉快だった。今年はゲレンデで何日か練習していったのでもう少しうまく滑れると思っていたが、山の雪ではひとたまりも無かった。荷物と雪質に登りも下りも苦労した。2日間とも晴天で風も無く展望は素晴らしく満月の夜だったので夜中まで展望が楽しめた。田村さん、掛川さんが担当してくれた夕食、朝食は美味しくて感動するほどだった。まだまだスキーの経験をしなければと感じた。(赤石)
3/11 沢渡6:30-7:00旧安房峠トンネル入り口7:50-安房峠旧道入口ゲー8:50ー中の湯温泉8:50-17:10 2030mテント設営(りんどう平)
3/12 天場7:00-2250m(スキーデポ)-焼岳北峰付近2400m-2030mテント場-16:30旧安房峠トンネル入り口
お酒を飲まない私にとって久々の冬山スキー登山の厳しさの雰囲気に酔いました。スキーは持っていたの滑ればラッキーという気持ちでいったものみなさんと転んだりもがいたりいい経験をさせてもらいました。
実際は小田さん、立浪さんの行動力と判断に新鮮さを覚え、まだまだやらなければと痛感した山行でした。時間の関係で新調したビーコン訓練はできなかったもの、下界で訓練すればよいというアドバイスを受け次回やってみようと思っています。参加したみなさん、これに懲りず又同行させてくださいな。(根田)
冬の霞沢岳、焼岳は本当に綺麗! 山は綺麗で感激でしたが、重いザックを背負ってのスキー登山は大変でした。「もなか雪」とかで上手く曲がれず転び、もう少し上手く滑れると思っていたのに散々でした。日帰りスキー登山で経験を積みたいと思います(田村)
★3年ぶり?のスキーに人から借りた板をぶっつけ本番に使用して滑れるほど甘くはなかった。天候と景色が良かったのには救われたが、キックターン、どんな雪質でも冬装備を背負って転ばずに滑れる力、ルートファインディング等々、山スキーの総合力を試される山行だった。リーダーの小田さんを初め、力のあるメンバーにおんぶにだっこで申し訳なく感じた。(掛川)
★とてもすばらしいテント場だった。穂高の夕日が美しかった。焼岳からのスキーは、表面が沈み込んでしまうクラスト、中はさらさらとモナカの皮のようで思うように曲がれない。楽しくない雪質だった。テント場から下は、雪質は良くなっても、荷物が重いのと、転んだ時のサポートで、好きなラインを取れなかったので、楽しむことはできなかった。スキーに関しては不完全燃焼で終わってしまった。(立浪)
1/21~22
佐野、加藤、山本、小田、清水、赤石、漆畑、村松、小野田、鈴木、風岡、立浪、安陪、高本、田村、他1名(16名参加)
1/21 熊の湯にて粉雪舞い散る圧雪されていないスキー場で楽しむ。
1/22 横手山スキー場にて快晴のなか楽しむ。
中日新聞志賀高原山荘に中日新聞カメラマンの立浪さん配慮で宿泊。
綺麗な山荘で床暖房、料理も評判どおり美味しく、目の前はスキー場。
夜も暖かく楽しく過ごせました。写真は中日新聞山荘まえにて。
今シーズン初めてのスキーで思うようにいかなかった。2日目は天気が良く楽しめた。(佐野)
21日:熊の湯スキー場で圧雪されてない新雪を楽しむ。
宿は中日新聞カメラマンの立浪さんが勤務する会社所有の志賀高原山荘に宿泊。床暖房で暖かく、食事も美味しく最高でした。
22日:山荘前の横手山スキー場にて快晴の中それぞれに楽しむ。両日とも昼食はレストハウスに集合。
ゲレンデスキー担当でしたが、立浪さんの御配慮で志賀高原山荘に宿泊できて助かりました。有難うございました。(田村)
2日目の吹雪の中の練習は新雪が積もって予想外に楽しかった。最終日は好天になってこの日も練習ができた。(赤石)
4年ぶりくらいのスキー。現地に行くまでが大変だった。
土曜は吹雪いていたが、日曜は天気がよく圧雪もしてあり気持ちよく滑れた。(村松)
楽しかった。正月にも同じところを滑ったが、正月の方が良かった。(風岡)
準月例:志賀高原ゲレンデスキー
12/10~11 小田、根田、鈴木、安陪、高本、田村、小野田、赤石
12/10 出発06:50→07:20正沢川08:20→14:00(2412m)幕営地
12/11 BC06:38→08:10茶臼山08:40→09:20BC10:10→12:40正沢川13:30→13:50登山口
10日
前夜は日義木曽駒高原道の駅に宿泊。廃業した木曽駒スキー場から登山開始。
茶臼山から北西に延びている尾根を登るルートだ。
正沢川の徒渉は長靴に履き替えて渡った。水量は膝下ほどだった。唐松の植林地の急な道を登る。やがて栂などの自然林になり、急になったり緩くなったりの道を登り続ける。
2300mほどから緩やかになるが10人用のテント場を探すのに苦労した。2400mほどのところでようやく場所を見つけて整地した。積雪がやや少なく立木や倒木が邪魔になった。テントを張れるのはここしかないというような場所だった。
11日
6時半に出発。
前日、小田、鈴木、高本でラッセルしておいたのでツボ足で歩き、その先からワカンで登った。山頂には8時過ぎ着いた。
眼前の木曽駒ヶ岳はよく見えたが、高曇りの空で御岳山、乗鞍岳、南アルプスの山頂付近は雲に覆われていた。
下山、テントの撤収、急な降り、長靴での徒渉などして駐車場に2時半頃着いた。冬の始まりの山行で寒波の襲来もあり寒さを感じての満足した山行だった。
10/22~23 根田、小田、赤石、小野田、鈴木、安陪、根本
今年も2日間、三重の御在所の岩場で月例岩登講習。お月見は尾高高原キャンプ場でしました。
10/22(土)7名2台の車に分乗して東名、東名阪自動車道経由で行きました。
今回も定例会で座学「確保(コンテ)」についての確認を2グループに分けて藤内沢でデモンストレーションを実施。リーダーになってもらった小田さん、赤石さんには講習内容詳細を配布。
10/22午前中ステップ1から3までを藤内沢とテスト岩で午後は一の壁で実施。
下山後、尾高高原キャンプ場へ車移動、今回、さんまは準備できす、焼肉、焼き鳥で山のよもやま話で盛り上がり楽しみました。
10/23はステップ4の岩登実践を一の壁(冷たい風が強くて1時間ほど)、前尾根へ移動しP7の1ピッチ目でステップ5の岩登り実践をおこないました。
(根田感想)
確保「コンテ」については再度雪山の技術訓練で実施したいと思います。
小田さんが時間をみはからって、テスト岩での肩がらみによる懸垂下降の実施、ブーリン結びによる体への結び方。懸垂下降時のビニール袋によるザイル処理方法の実施、勉強になりました。
私の方は、半マストとバックアップより懸垂下降でうまくいかず(ザイルの下がカラビナの環に当たってしまう状態)になり今一でした。又、まとめてみます。
諸事情より参加できなかった(間接的に協力してくださった方)に感謝して次回の月例も楽しみにしています。(根田)
ここは十数年ぶり。以前のようには登れず苦労したが何とか抜けられた。
すぐ諦めてしまわない事が大切だと岩登りをする度に再認識する。見晴らしの良いキャンプ場でのバーベキューは美味しく楽しかった。(小野田)
クライミングもお月見も楽しかった。(赤石)
最後、ルートを登らせてもらってありがとうございます。根田さんに感謝です。(安倍)
風が強くて寒かった。(根本)
テスト岩での定番肩がらみ懸垂下降講習
及び確保訓練
登山靴による3点確保講習
テスト岩でのコンテよる制動講習
一の壁0ルート:ザイル操作と半マスト講習
尾高高原キャンプ場でのお月見(三日月でした)
同キャンプ場から菰野町の夜景と10人幕
一の壁1ルートでの岩登実践
岩登り実践を前尾根P7の1ピッチ目下部
P7からの一の壁
岩登り実践を前尾根P7の1ピッチ目上部
10/08~11 (L)小田、田村、鈴木、小野田、根本
10/8 七倉~湯俣
10/9 湯俣~竹村新道~東沢乗越付近
10/10 東沢乗越付近~水晶岳~赤牛岳~東沢出合
10/11 東沢出合~平の渡し~黒四ダム
本来は、水俣川を遡行して千天出合から千丈沢へ入り、古の宮田新道跡を辿って西鎌尾根へ出る予定だったが、雨で一般コースに変更となった。
1日目 湯俣に着く
雨続きでどうにもならなかった9月が終わり、やっと安定したかと思ったが、また雨。この大増水ではとても沢どころではなく、尾根コースに転進とする。
湯俣では、河原に湧いている温泉に入るつもりだったが、それも駄目。仕方なく、噴湯丘の見物に行く。しかし、これも川岸を流れが洗っていて、遠望するだけで我慢した。
夜は雨が強まり、更に増水。濁流の水位が上がり、テントが心配になった。
2日目
強い雨の中を暗い気持ちで出発。
しかし、雨は3ピッチ目くらいでやみ、急速に天候回復。快晴となった。北鎌尾根が素晴らしい。北鎌尾根の右下が、今回の目標だった千丈沢。
3日目
東沢乗越を越えて、水晶小屋へ。小屋は既に閉鎖され、あたりは草紅葉も終わって冬枯れの風景である。遠くに黒部湖と白馬連峰。
水晶岳に着く。黒部五郎岳が立派だ。ここには意外なほど沢山の登山者がいた。しかし、皆軽装の往復組であった。
赤牛岳へ来たのは我々のみ。北アルプス最奥の大展望を楽しんだ。
4日目
黒部川を下る。平らな道とはいえ、あちこちにハシゴがあって、歩きにくい。9月が雨続きだったせいで、紅葉は不作である。それでも黒部ダムに近づいたあたりは、少しだけ目を楽しませてくれた。
ダムからは、水晶岳から読売新道にかけての稜線がすっかり見渡せた。
雨の中、不安定なつり橋
湯俣で集合写真
北鎌尾根を望む
遠くに黒部湖と白馬連峰
水晶岳
赤牛岳
黒部川を下る
水晶岳から読売新道にかけての稜線