静岡山岳会
Shizuoka Alpine Club

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山行

定例会

山岳会概要

読図山行 智者山(1291m)、天狗石山(1356m)

平成27年2月11日
メンバー 小田、村松、市川、江戸、掛川、根本、赤石、他1名

地図読み(読図)の訓練のための登山。奥藁科の山である。
廃村になった八草集落から智者山へは地形図に登山道は記されていない。
最近、登山の案内板と道標が設置された。
駐車場から尾根や沢の地形と1/25000の地形図とを照合、確認しながら枯れ葉や雪で覆われた道を登った。
古くからの道だが最近は歩かれていない。
一部林道を歩いてから上部の智者山登山道に出る。
稜線の尾根には30センチ程の積雪があった。
各自が自分の地形図にトレースして、下山してからGPSの軌跡と照合した。地図読みの訓練は、折に触れて行いたい。

八草登山口の案内板

山頂からの展望は南の方角だけだった

伊豆市 猿山(1000m)

平成27年2月1日 メンバー赤石 他2名

伊豆市にある猿山に登った。
先月、「天城の大杉」から滑川峠、小僧山経由で目指したが時間切れになって小僧山までで引き返した。
やはり先月、白川峠から諸坪峠経由で目指したが白川峠まで行った所で道が不明になり引き返した。
今回は3回目の挑戦だった。

諸坪峠までは林道を歩いた。
峠から「水涸歩道」と案内板のあるある稜線の下をまいている道を歩き、途中から猿山へ不明な道を見当をつけて登る。
大きなブナやアセビがある広い尾根になる。円い頂上は灌木帯の中だった。三角点と手書きの山名板があるだけだった。
展望はないが木の枝越しに真っ白い富士山が見えた。
登ってきた道を涸沢歩道まで戻るが、この間が円く広い尾根なので地図と磁石を頼りに地図読みをしながら降った。
歩道まで降り歩道をさらに進むとガレで歩行が不能になった。引き返して植林地をまっすぐに降る道を下山した。地図が頼りの面白い山行だった。
里山といわれる低山はかつてあった作業道が廃れていて不明な箇所が多く巨大迷路を歩いているようだった。
なおこの山は静岡100山とあるがガイドブックや「山と高原地図」には記載がない。地図読みが必要なコースだ。

諸坪峠から水涸歩道を歩く

三等三角点
以前の地図は999.8mだったが最新の地図は1000m

伊豆市 小僧山(972m)

平成27年1月10日 メンバー赤石他2名

伊豆市にある小僧山、猿山を目指した。
あまり歩かれていないようで道は荒れていて不明な箇所もあった。
古い赤布があるが僕たちも復路に備えて5枚ほど枝に結んで登り帰りに外してきた。
猿山を目指したが途中時間切れになって小僧山で引き返した。
天城の大杉から登った。約6時間の行程だった。

熊野古道

平成26年12月9日~11日 メンバー 赤石 他2名

● 妙法山 (750m)和歌山県
● 大雲取越 和歌山県
● 小雲取越 和歌山県

9日 熊野速玉大社 今回の山旅はここから始まりました

9日 那智山の一座 妙法山山頂の阿弥陀寺奥院

10日 青岸渡寺 那智大社と並んでいます

10日 途中、地蔵茶屋跡 お堂には33体の地蔵尊があります

10日 所々に地蔵尊があります

11日 雨の小雲取越になりました

11日 古道を感じさせます

北海道の山旅

平成26年2月~16日   メンバー  赤石 他1名

山行記は定例会ニュースに記載してあります。
そちらを御覧ください。

幌尻岳 ポロシリ(2053m) 9月9日

戸蔦別岳山頂  9月9日

羊蹄山の噴火口  9月12日

芦別岳  9月14日

麓からの芦別岳

樽前山 山頂  9月15日

風不死岳 フップシダケ (1103m) 9月15日

北アルプス 薬師岳(2926m)

平成26年8月2日~4日   メンバー  赤石 他1名

2日 静岡から新東名、52号線、中央道、長野道を走り松本から上高地方面、安房トンネルを通り双六谷から山吹峠、山の村から飛越トンネル、有峰湖に出て薬師岳登山口の折立に着いた。ここで宿泊。

3日 太郎平小屋から薬師峠テント場に登りここに宿泊。天気は曇り。登る途中に鍬先山が見えたがそのほかの山は雲の中だった。登山者は多く絶えず行き交う。北アルプスを代表する山の一つだ。高山の花が盛りだった。テント場には11時頃に着いたが翌日の好天を期待してこの日はここまでとし、ゆっくりとした。

4日   予想と天気予報に反して夜中から雨が降り始めた。雨具を着けて山頂を目指して外出した。薬師小屋を過ぎた頃から雨と強風、濃霧になった。山頂では写真を撮って早々に下山した。帰りに薬師小屋で抹茶をいただいて温まった。テントを撤収して下山。太郎平を降ったあたりから雨は止んだ。薬師岳山頂付近が雲の間にが少しの間見えた。


薬師岳  山頂は風雨と濃霧だった

東北の山々

杁差岳 えぶりさしだけ(1636m) 新潟県胎内市
二王子岳 にのうじだけ(1420m)新潟県新発田市

平成26年7月19日~22日     メンバー 赤石 他2名

19日 東名、圏央道、関越道、北陸道を走り聖籠新発田インターで下り、杁差岳登山口の「奥胎内ヒュッテ」に泊まる。

20日 登山口まで乗り合いタクシーで15分程、夜半からの雨は止んだ。
足の松尾根はかなりの急登で狭い尾根にはキタゴヨウの大木の根が張っている。濡れているので滑りやすく慎重に登った。途中一時降られた。
避難小屋の杁差小屋に泊まった。小屋には13人程泊まった。夜は霧が晴れて満点の星空だった。この日は約7時間半の登りだった。

21日 小屋から5分ほど登ると杁差岳の山頂だ。山頂で展望を楽しんで下山にかかる。途中の大石山から頼母木山の方へと分岐しているお花畑の道を散策した。大石山に戻り本格的な下山路に入る。
登りが急だったが狭い尾根の下りはさらに急に見え気が抜けない。灌木帯からキタゴヨウの大木の尾根を下りやがてブナ林に下りると登山口に着いた。下りが5時間程の行程だった。翌日の二王子岳の登山口に近い道の駅「加治川」に泊まった。

杁差岳  水場は山頂直下にある小屋の下の雪田

杁差岳山頂から西方の二王子岳を遠望する
22日 二王子神社の駐車場から登山路は始まる。予想に反して天気が悪く霧の中の登山になった。急登や平坦の登りを繰り返して山頂へ。
人気の山のようで登山道はしっかり整備されている。この日は大勢が登った。山頂は霧の中で寒いくらいだった。
天気が良ければ飯豊連峰の全容が西側から望めるはずだった。避難小屋で食事をとって早々に下山した。7時間半程の行程。

二王子岳への登山道 途中のアブラコボシ

東北の山々

岩手県、五葉山(1341m)、焼石岳(1548m)
宮城県、船形山(1500m)、泉ケ岳(1175m)
宮城県、蔵王、刈田岳(1758m)、熊野岳(1841m)
福島県、大滝根山(1193m)

2014年6月22日 ~ 28日  赤石 他1名

6月22日 東北道から岩手県の大船渡市と釜石市の間にある五葉山の登山口、赤坂峠の駐車場へ。

6月23日 五葉山 赤坂峠からよく手入れされた登山道を登る。山頂からは鳥海山など雪の被った山が遠望できた。東には大船渡港が望めた。山頂から尾根をたどり東へ日の出岩、南西へ黒岩へと往復した。まあるいゆったりした山だった。7時間半弱の行程だった。
下山後、次の山への登山口へ狭い尿前林道を走り広い駐車場へ着いた。

6月24日 焼石岳 岩手県奥州市にある山。秋田県との県境に近い。
昨日下山してきた人の話で途中雪が残っているとのことなのでピッケルをザックに着けた。
2時間程登ったところの銀名水小屋に泊まることにして、ここに宿泊用の荷物を残す。
残雪があったが日が射すと雪はゆるんできてキックステップで楽に登れた。木々は次第に背が低くなり姥石平からは焼石岳、東焼石岳の山々の全貌が見えてきた。雪解け後で高山の花が咲き誇っていた。山頂から雪の被った鳥海、飯豊、朝日などの山々が遠く雲の上に望めた。いったん降ってから東焼石岳に登った。こちらも花が多く地元の人が毎年花を見に来ると言っていた。登山者と何人かに会う。小屋に降る途中で30人程の団体の登山者に会った。小屋ではひと組のパーティと泊まった。人気の山だ。この日は8時間半程の行程。

6月25日 焼石岳、銀名水小屋から駐車場に下山。2時間弱。
次の山、船形山の登山口、宮城県仙台市の大滝露営場に向かった。旗坂露営場までは舗装した県道だが、そこから一段上の大滝露営場まではやや狭い林道を7キロ以上走る。登山口の駐車場に泊まる。
年配のふたり連れの登山者が下りてきた。途中雪田が残っていると話してくれた。

6月26日 船形山の山頂までは2時間程。立派な避難小屋が建っている。山頂から左回りに蛇ケ岳、三光の宮と回って小屋に戻る。途中雪田が残っていた。登ってきた20人程のパーティに2組あった。6時間程の行程。
下山後翌日の泉ケ岳登山口の大駐車場に移動した。ここには仙台市が力を入れている少年の宿泊施設やスキー場がある。

6月27日 泉ケ岳。前日まではずっと晴れたが、天気が悪くなり始めた。
北泉ケ岳に登りここから南下して泉ケ岳を登って下りてきた。この山は登りやすい山でこの日は多くの登山者に会った。6時間弱の行程。
蔵王に近い道の駅、「村田」に移動してここに泊まった。

6月28日 天気が悪くなってきた。遠刈田温泉を通って蔵王エコーラインの刈田岳下の駐車場から歩いた。刈田岳からお釜の尾根を歩いて熊野岳を往復した。霧が濃く強風が吹いていた。お釜が少しの間見えただけだった。2時間半ほど歩いただけで早々に蔵王から下山した。天気は下り坂だったが最後の山、福島県の大滝根山に向かった。
福島県の浜通り田村市にあり阿武隈山系の一番高い山だ。小雨が降っていて登山口から雨具を着けて歩いた。かつては山岳信仰の山で、途中から沢沿いの急な道になった。山頂の神社の先には自衛隊の基地があり一等三角点はフェンスの内側で近寄れなかった。3時間程の行程。下山後帰途についた。

岩手県、五葉山 一等三角点の山

五葉山の西南にある黒岩

焼石岳へ

焼石岳 一等三角点

東焼石岳

船形山

船形山 山頂避難小屋

船形山 雪田が残っていた

舟形神社 旗坂露営場近くから登る。
標高差100mほどの急登。

宮城県仙台市 泉ケ岳山頂

蔵王 お釜
数分間見えたが霧に隠れてしまった

福島県田村市 大滝根山
山頂の一等三角点は自衛隊基地のフェンスの中だった

乗鞍岳 山スキー

2014年6月19日~20日  田村、他2名

20日 三本滝駐車場7:45分の春山バスに乗り大雪渓・肩の小屋口終点で下車。
シールをつけ肩の小屋まで行くがホワイトアウトなので山頂には行かずシールをつけ登ったり滑ったりを何度も繰り返し練習した。

南アルプス深南部/熊伏山(1653m) 伊那山地/鬼面山(1889m)

2014年6月14日~15日  田村、他2名

6月中旬だというのに山は5月の雰囲気。青空の下、清々したブナ林の中を歩いてきた。春蝉が少し賑やかだったが、風が気持よかった。

鬼面山に行く途中 ブナ林を歩く

山伏 牛首バイパスルート

2014.5.11

メンバー:小田、小野田、他

西日影沢 牛首登山口~バイパスルート経由1785m地点~山伏~新窪乗越~大谷崩から下山

危険な牛首コースのトラバース道を使わずに安全な尾根を歩く新しいコース。
より分かり易く整備して、県スポーツ祭のコースとして小田さんが申請しようと努力している。

1日中快適な気候だった。 暑すぎもせず、寒くもない。微風有り。

1785mピーク辺りからは雰囲気の良いなだらかな道が続く

新窪乗越から扇の要への下り 

剣岳北方稜線 僧ヶ岳、駒ケ岳

2014.5.2夜~4日

メンバー:根田 登、佐野静男、竹内 諭、小野田和世


宇奈月温泉スキー場の上 観音像がある所に駐車
2日6時30分出発

16時13分ー15時烏帽子尾根とのJPより少し上りテント場とする
佐野さんの3人テント 竹内さんツエルト

サンナビキ山 目的地はこの山だったが時間的に無理で断念

夜までホワイトアウト続き帰幕を諦めビバークする事に。
ツエルト内で夕食 餅入り味噌汁 サラミ 味付コンブ

9時5分3人駒ケ岳着 9時20分 駒ケ岳直下の竹内さん

登りでも通った4m位の雪壁。下部が空洞 まだ繋がっていて良かった
最後の根田さん、足元崩れ、竹ペグの支点が抜け左のシュルンド枝の上に落下。無傷

九州北部の山

宝満山(ほうまんさん)(669m)、英彦山(ひこさん)(1200m)、涌蓋山(わいたさん)(1600m)、久住山(くじゅうさん)(1787m)、大船山(たいせんざん)(1786m)、由布岳(ゆふだけ)(1583m)、鶴見岳(つるみだけ)(1375m)、御許山(おもとやま)(647m)

5月3日  宝満山

前日静岡を発って高速道を経て福岡の太宰府市、宝満山の登山口に着いた。
昼過ぎだったが登りはじめた。この山は九州で登山者の一番多い人気の山だという。
信仰の山で古くから修験道の山である。麓の竈門「かまど」神社から花崗岩の石段が続きどんどん登る。
登山には遅い時間だったが老若男女が登っている。山頂には神社がある。
太宰府天満宮近くの民家の駐車場でなんじゃもんじゃの白いきれいな花を見た。

宝満山の登山口、太宰府天満宮近くの駐車場にあった
「なんじゃもんじゃの木」

宝満山の山頂

5月4日  英彦山

英彦山は信仰の山である。この山も古くから修験道の山だった。
石段登りが印象に残る。銅の鳥居「かねのとりい」から登り山頂へ。
神社がある中岳から南岳を廻り鬼杉に降って一回りした。南岳に一等三角点があった。

英彦山中岳山頂の神社

英彦山南岳山頂は一等三角点でした

5月5日  涌蓋山

午前中は小雨が降ったので八丁原「はっちょうばる」の地熱発電所を見学した。
日本最大の地熱発電で11万kwの出力だそうだ。
これは約3万8千戸の家庭をまかなえる発電量だという。
午後雨が上がったのを待って登る。牧場から登りはじめる。
緩やかの登りで周りの山々は野焼きをした後の牧場のようだった。
山頂から午前に見学した発電所の水蒸気が昇っているのがよく見えた。
この一帯が火山活動で成り立っていることが良く分かる地形だった。
疥癬湯「ひせんゆ」からの登山口を探すのに苦労した。

涌蓋山遠望

5月6日  久住山

長者原「ちょうじゃばる」の登山口に駐車して諏峨森越「すがもりごし」を通るメインのコースから登る。
途中から望む硫黄山は噴煙を上げて活動中だった。
久住山群は人気の山で登山路は、はっきり、しっかりしている。
久住山の本峰に登り中岳に登った。南に阿蘇の山々が望めた。
久住山は一等三角点の山だ。坊がツルへ下りて、法華院温泉山荘に泊まる。

硫黄山は活動中だ

久住山山頂の一等三角点

法華院温泉山荘

5月7日  大船山

大船山は久住山と向かい合っている。坊がツルの湿地帯を歩き大船山を目指す。
坊がツルはラムサール条約に登録している湿地帯だそうだがこの時期水はなかった。
この山はこれまでの山と違って深い緑の山だった。山頂は火口の一角だが円い広い山頂だ。
ミヤマ霧島ツツジは満開が6月中旬とのことでまだつぼみもなく芽吹きはじめた頃だった。
北大船山に寄って坊がツルに降りてから、三俣山をまくようについている九州自然歩道を長者原に下山した。

大船山 山頂

北大船山

坊がツルの案内

5月8日  由布岳

由布岳は湯布院の町から望むときれいな双耳峰である。豊後富士とも呼ばれている。
広い草原から登りはじめるとやがて急になるがジグザグの道を登って行くと火口の一角にでる。
お鉢巡りは一等三角点のある西峰から東峰へと時計の反対回りに歩く。岩稜歩きのコースで気をつけて歩く。
ハードなハイキングコースだった。
湯布院、由布院の区別はややこしい。
由布市湯布院町の由布院温泉、九大本線の駅名は由布院駅、大分自動車道のインターチェンジは湯布院インターチェンジ。
これは昭和30年に由布院町が隣の湯平町と合併したためだという。 

正面登山口からの由布岳

由布岳西峰の一等三角点

5月9日  鶴見岳

由布岳と向かい合うようにその東側にあるのが鶴見岳だ。この山も神社―御嶽権現社―から登り山頂を目指す。「一気登山道」という威勢のいい看板がある。山頂には祠があり別府の町が望める。別府からのロープウェイがあり観光客も登ってくる。登山道は木々に覆われた気持ちよく歩ける道だった。

元気の出る登山道

志高湖のボートからの由布岳、鶴見岳

5月9日  御許山

御許山は大元山とも呼ばれ麓の宇佐市にある宇佐神宮の奥社大元神社がある。
信仰の山だ。正覚寺集落から登る。山から降る途中、道が分かれて雲ガ岳(653.9m)にも登った。
雲ガ岳には一等三角点があった。
下山後、一路走り途中仮眠しながら翌日帰宅した。


御許山近くの雲ガ岳、一等三角点があった

宇佐神宮、鳥居から本殿まで600mもある
今回の九州北部の山旅では法華院温泉山荘に一泊、湯布院町で民宿一泊、他は道の駅のテント泊だった。三人の年齢を合わせると221歳だった。

放山、大鼠山

放山「はなれやま」(1190m)(新潟県糸魚川市)
大鼠山「おおねずみやま」(1585m)(岐阜県高山市山の村)

2014年4月26日、27日 赤石、他1名

4月26日 放山は糸魚川市の能生川「のうがわ」の奥にある山です。3年程前にこの山の北にある鉾ケ岳、権現山に登った折、妙高連山との間にこの放山があるのを見て雪のシーズンに登ってみたいと思いました。この山には夏道はありません。円い山なのでスキーで登れるだろうと思って行きました。4月の上旬までには登りたいと思っていましたが少し遅れて下旬になってしまいました。この日、昼前に登山口に着きました。シャルマンスキー場の上部からスキーにシールをつけて登りました。少し時期が過ぎていたので雪解けが進んでいて20mほどの間、藪の中を歩きました。その後はずっと緩い雪の斜面を登っていくと山頂に着きました。ボーダーの若者、スノーシューの中高年の人たち何人かに会いました。思いの外短時間で往復できて2時間程の行程でした。天気は晴れ、微風でした。

27日 前夜、上高地への途中の島々まで移動して「道の駅」で仮眠し、山吹峠から山の村、森茂「もりも」の集落に着き、牧場の林道から登りました。積雪を期待して行ったのですが林道には雪がありません。スキー登行をあきらめて登りはじめました。30分程歩いたあたりから積雪がありました。くるぶし程の雪を踏んで長い林道を5キロ程歩き、はっきりしない分岐点から左へ大鼠山を目指しました。緩い尾根を登り切ると円い広い山頂になります。一番高いところが目的の場所だと思いそこから引き返しました。帰ってから地図を見直したら三角点と山名板はもう200m程先の一段低いところのようでした。残念で惜しかったと思っています。途中案内などは何もない長い林道歩きが印象に残った山です。誰にも会わず6時間強の行程でした。

放山(1190m)山頂で

放山の北側 権現山、鉾ケ岳方面

大鼠山の三角点、山名板はこの先の一段低い所のようだった

針の木雪渓 御山谷 山スキー 

2014年4月18、19日 内藤 風岡他3人

18日 朝雨のため午後から針の木雪渓に 大沢小屋まで目指すが一時間登ったところで
藪に阻まれたため、滑降開始。まずまずの雪質で15分位でゲート着。

19日 一番のトロリーバスで9時に室堂に着く。
一の越まで滴る汗をぬぐいながらシール登高する。
快晴の青空の立山は雄大な峻峰群のオンパレードである。
支度を整えて滑降開始する。
これで4回目だがいつものとうり宙を舞うような快感に歓声を上げたくなる。
休憩にちょうどいい平らな岩の上で昼食とする。そこからしばらく行った斜面から雪が腐って重かった。
渡渉点までスキーを外さずに来れたので時間がかせげた。
黒部湖畔の登山道は沢の渡渉部分で3~4ヶ所危ういところがあり、ここが核心であった。
胸のすくような気持ちの高揚するスキーの一日でした。





富士山

2014年4月19日~20日 田中 江戸

18日の深夜に馬返し駐車場に到着、仮眠して19日早朝に出発しました。
5合目を過ぎるくらいまでは少し霧が出ていましたが、高度を稼いで行くと晴れてきて、澄んだ青空の下楽な気分で歩いていくことができました。
この日は8合目付近で幕営しました。
20日の朝、視界が良好で風も弱かったので予定通り頂上を目指し、3時間弱で吉田口の山頂に到着しました。
天気と時間に余裕があったのでお鉢巡りまでしてから下山しました。

19日早朝馬返し駐車場

霧が晴れてくる

頂上付近の鳥居

剣ヶ峰から見た火口

愛知県設楽町の山 段戸山(1152m)岩岳(1050m)

2014年4月16日   メンバー 赤石 他1名

マイナーな山へ行ってきました。いずれの山も里山と言われるような山でした。
山者は少ないようで道は整備されてはいません。
標高が低い里山の道は木々や笹に覆われていて展望はなく、歩いている現在地が分かりにくく、
道迷いを起こしそうなところが多くあります。
しかもあちこちの方角からの道があります。
二つの山は近いのですが登山口は500mほど離れていてそれぞれ林道からです。
段戸山は登り1時間、降りが40分程、岩岳は登り1時間15分、下りが50分程でした。
誰にも会わない静かな山でした。

段戸山 山頂

段戸山山頂からの展望はありません

岩岳山頂からのわずかな展望でした