山小屋スタッフSさんの紹介で急遽酸ヶ湯の(国民温泉 酸ヶ湯)に投宿する。
有名な混浴千人風呂にも入り、英気を養って6日ゴンドラに向かう。
1番のゴンドラに乗り山頂公園駅に降り立つが、下で青空が見えたのにガスっていて寒い。
準備を整えて出発する。今日のツアーは25人くらいである。
ガイドが3人ついてまずは山頂までスキーをかついで登る。15分くらいで山頂に着く。
ここでスキーを履き滑り出す。緩い勾配をしばらく行くと、35度位の広いバーンに出る。
150メートル位の距離で、ワクワクする気持ちを抑えきれず一人ずつドロップしていく。
激パぅで雪を蹴ちらしながら、私も中周りで滑り込む。一人滑るたびになんやの歓声があがる。
この感覚は今まで経験したことのない快感が走る。
そこからしばらくシールをはらず、踵も解放しないまま斜上して前嶽の中腹にでた。
素晴らしいオープンバーンで胸が高鳴る。
ここは雪崩危険地帯で、今日は安定しているのでやはり一人ずつ飛び込んでいく。
斜度は40度近いか。下りたスキーヤーが次のスキーヤーを見守って歓声を上げる。
私もシュプールのないような所をみはらかって飛び込んだ。
この快感があるからやますきーはやめられない。ゲレンデでは決して味わえない快感だ。
あとは林の中をだらだらと銅像茶屋まで滑って終了となる。
八甲田山銅像コース山スキー軌跡