静岡山岳会
Shizuoka Alpine Club

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山岳会概要

八甲田山山スキー

2014年4月6日 内藤 田村 風岡他1

山小屋スタッフSさんの紹介で急遽酸ヶ湯の(国民温泉 酸ヶ湯)に投宿する。
有名な混浴千人風呂にも入り、英気を養って6日ゴンドラに向かう。

1番のゴンドラに乗り山頂公園駅に降り立つが、下で青空が見えたのにガスっていて寒い。
準備を整えて出発する。今日のツアーは25人くらいである。
ガイドが3人ついてまずは山頂までスキーをかついで登る。15分くらいで山頂に着く。
ここでスキーを履き滑り出す。緩い勾配をしばらく行くと、35度位の広いバーンに出る。
150メートル位の距離で、ワクワクする気持ちを抑えきれず一人ずつドロップしていく。
激パぅで雪を蹴ちらしながら、私も中周りで滑り込む。一人滑るたびになんやの歓声があがる。
この感覚は今まで経験したことのない快感が走る。
そこからしばらくシールをはらず、踵も解放しないまま斜上して前嶽の中腹にでた。
素晴らしいオープンバーンで胸が高鳴る。
ここは雪崩危険地帯で、今日は安定しているのでやはり一人ずつ飛び込んでいく。
斜度は40度近いか。下りたスキーヤーが次のスキーヤーを見守って歓声を上げる。
私もシュプールのないような所をみはらかって飛び込んだ。
この快感があるからやますきーはやめられない。ゲレンデでは決して味わえない快感だ。
あとは林の中をだらだらと銅像茶屋まで滑って終了となる。

八甲田山銅像コース山スキー軌跡


山伏 山スキー

2014年3月19日 小田 他1名

安倍奥としては未曾有の積雪に、山伏で山スキーができないかと行ってみました。


県民の森までは除雪されており、そこから林道を奥に入ります。
ここは井川峠入り口付近で、積雪60cmくらい。
実は3月9日にも来ましたが、そのときは130cmありました。

前の写真の山側で積雪を測ると240cmありました。
この先、山側は3mのゾンデが届かないところも出てきました。

山頂三角点の場所です。
大きな山頂標識があるはずですが、埋まってしまって全く見えません。


三角点の場所でゾンデを刺すと、180cm ありました。
おそらくは昭和47年以来の豪雪でしょう。
帰りは意外に雪質もよく、スノーシューの相棒を尻目に、快適な滑降ができました。
林道もスキーがよく滑り、山伏で山スキーという、思いがけない経験ができました。

天狗原山スキー

2014年3月9日 田村 内藤 鈴木 風岡他

ゴンドラ、ロープウエイを乗り継いで栂池自然園でシールを貼る。
ロープウエイが動いているとは思っていなかったので1時間の時間短縮になった。
快晴で気温がかなり低い。雪面のコンデションがよさそうだ。
急登をジグザグにアップしていくと、後から続々とスキー、ボーダーの列ができてくる。
手軽で人気のツアーコースである。
この急登にはスキーアイゼンが便利なようだ。
アイゼンを装着した4人組みは直線的にぐんぐん登っていく。
1時間30分で天狗原に到着する。準備を整えて斜面に飛び出す。
オープンバ―ンの斜面は腹の底から歓声を上げたくなる。
冷たかった西風も東斜面に滑りこむと止み、
ぽかぽか陽気になり、疎林のなかで昼食とする。
前回の小遠見山と違って快晴のスキー遠足といったところで、初心者には、
もってこいのコースだし、熟達者にもおもしろいラインがひけるところではないでしょうか。

GPSの軌跡